Windows Server の Remote Desktop のバグ対応:KB5010196 更新パッケージがリリース

Emergency Windows Server update fixes Remote Desktop issues

2022/01/04 BleepingComputer — Microsoft は、Remote Desktop の接続およびパフォーマンスの問題につながる Windows Server のバグに対処するため、緊急の更新プログラムをリリースした。同社は、「Microsoft は 2022年1月4日に緊急更新プログラムをリリースし、Windows Server における黒画面表示や、サインインでの遅延、全体的な速度低下の問題を解決した」と説明している。

Microsoft は、「Remote Desktop を用いたサーバーへのアクセスが不能なケースもある。場合によっては、サーバーが応答しなくなることもある。影響を受けるプラットフォームは、Windows Server 2022/Windows Server 2019/Windows Server 2016/Windows Server 2012 R2 となる」と説明している。

この問題に対処する更新プログラムは、Windows Update から入手できず、また、影響を受けるシステムに自動的にはインストールされない。Windows Server 2019 用のスタンドアロン KB5010196 更新パッケージは、このナレッジベース記事に記載されている手順で入手できる。

また、Microsoft Update カタログから、更新プログラムをダウンロードすることも可能だ。企業における管理者たちは、Microsoft Update Catalog に掲載されている手順を用いて、この更新プログラムを Windows Server Update Services (WSUS) に手動でインポートできる。

KB5010196 は累積的な更新プログラムであるため、この更新プログラムをインストールする前に、以前の Windows Server 更新プログラムをデプロイ必要はない。

影響を受ける Windows バージョンには修正プログラムが未提供のものもある

Microsoft は、Windows Server 2022/Windows Server 2016/Windows Server 2012 R2 の更新プログラムについては、現時点ではリリースしていないが、修正プログラムに取り組んでおり、近日中にソリューションを提供する予定だ。

2021年11月に Microsoft は、Domain Controllers (DC) の実行がサポートされている Windows Server に影響を与える、Kerberos デリゲーション・シナリオに関連する認証の問題を修正するための、更新プログラムをリリースした。

Microsoft の説明によると、この問題が発生したシステムでは、オンプレミスの Active Directory や、ハイブリッド Azure Active Directory 環境で、Single Sign-On (SSO) を介してサービスやアプリケーションに、サインインできないエンドユーザーがいたとのことだ。

その1週間前にも、Microsoft のデジタル証明書の有効期限切れにより生じる、Windows 11 にビルトインされたアプリや機能の問題に対処するために、別の緊急更新プログラムがリリースされている。

また、Microsoft は 2021年に、WiFi クラッシュや、PDF の問題、Windows PrintNightmare ゼロデイなどのプリンタ問題を修正するために、一連の更新プログラムを提供している。

KB5010196 を参照してみても、CVE も CVSS もないので、この記事に書かれている以上の詳細情報もありません。最近の Windows 関連の記事としては、2021年12月の「Active Directory の脆弱性:Windows ドメイン・コントローラ乗っ取りの PoC が公開」や、「DarkWatchman マルウェアに注意:高スティルス性で Windows Registry に潜む」、「TellYouThePass ランサムウェアが復活:Log4Shell で Linux/Windows への攻撃を準備」などがあります。よろしければ、ご参照ください。

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