NVIDIA Isaac Lab の脆弱性 CVE-2025-33210 が FIXした:CVSS スコア 9.0 の RCE

NVIDIA Isaac Lab Flaw Enables Remote Code Execution

2025/12/17 gbhackers — NVIDIA が公表したのは、NVIDIA Isaac Sim フレームワークのコンポーネント Isaac Lab に存在する、深刻なセキュリティ脆弱性に関する情報である。この脆弱性を悪用する攻撃者は、リモートからの任意のコード実行の可能性を得る。この脆弱性 CVE-2025-33210 (ベンダページでは CVE-2025-32210 と誤った表記がされているので注意)は、デシリアライゼーションに起因するものであり、2025年12月にセキュリティ・パッチをリリースしたと、同社は述べている。

深刻なデシリアライゼーションの脆弱性

この脆弱性は、NVIDIA Isaac Lab における不適切なデシリアライゼーションに起因する。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、影響を受けるシステム上でコードを実行できる。

NVIDIA のシミュレーション・フレームワークを使用する組織に、この脆弱性は深刻なリスクをもたらす。それにより、この脆弱性 CVE-2025-33210 の CVSS スコアは 9.0 と評価され、深刻度は Critical に分類されている。

CVE IDDescriptionCVSS ScoreSeverityCWE
CVE-2025-33210Deserialization vulnerability in NVIDIA Isaac Lab9.0CriticalCWE-502

この脆弱性を悪用する攻撃者が必要とするのは、権限の低いネットワーク・アクセスである。ユーザー・インタラクションが必要となるが、悪用の複雑さは低い。さらに、攻撃の範囲は変更されるため、悪用が脆弱なコンポーネント以外のリソースにも影響し、機密性/整合性/可用性が高レベルで損なわれる可能性がある。

この脆弱性 CVE-2025-33210 の影響を及ぼす範囲は、すべてのプラットフォームにおける、Isaac Lab のバージョン 2.3.0 未満である。

NVIDIA が強く推奨するのは、Isaac Sim バージョン 2.3.0 への速やかなアップデートであり、それにより、このデシリアライゼーション脆弱性を修正すべきだとしている。

このリモート・コード実行の脆弱性を悪用する攻撃者は、広範なシステムを制御し得るため、以前のバージョンを実行する組織はパッチ適用を優先する必要がある。この脆弱性が悪用されると、データ窃取/システム操作/悪意のペイロード展開が可能になる恐れがある。

NVIDIA の PSIRT は、2025年12月2日にセキュリティ情報を公開し、詳細な脆弱性情報と修復ガイダンスを提示した。この脆弱性を発見した、NVIDIA AI Red Team の Daniel Teixeira が、責任を持って情報を開示した。

ユーザーにとって必要なことは、すべての Isaac Lab インストールが、v2.3.0 以降に更新されていることの確認である。公式 GitHub リポジトリから、最新の Isaac Lab バージョンをダウンロードできる。

NVIDIA が推奨するのは、今後の脆弱性およびパッチに関する最新情報を取得するために、製品セキュリティ・ページからセキュリティ情報通知をサブスクライブすることである。