KELA のダークウェブ調査:2022 Q3 の IAB 市場規模は $4M で対象は 576社

Hackers selling access to 576 corporate networks for $4 million

2022/10/31 BleepingComputer — 世界の 576社の企業ネットワークへのアクセス権を販売する、ハッカーたちのビジネスの累計額が $4,000,000 に達しており、企業への攻撃に拍車が掛かることが、新たなレポートで明らかになった。この調査は、イスラエルのサイバー・インテリジェンス企業である KELA が、Q3 2022 Ransomware Report としてを発表したものであり、イニシャル・アクセス販売の分野の活動は一定であるが、提供額の高騰が判明しているとのことだ。

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ConnectWise の深刻な脆弱性が FIX:サプライチェーン攻撃の PoC も発表

Critical ConnectWise Vulnerability Affects Thousands of Internet-Exposed Servers

2022/10/31 SecurityWeek — 金量日に IT 管理ソフトウェア・プロバイダーである ConnectWise は、数千台のサーバが攻撃にさらされる深刻な脆弱性にパッチを当てるアップデートを発表したと、サイバー・セキュリティの専門家たちが述べている。この欠陥は、「下流のコンポーネントが使用する出力における、特殊要素の不適切な無効化」と説明され、ConnectWise の Recover Backup と Disaster Recovery (v2.9.7 以前) および、R1Soft Server Backup Manager (v6.16.3 以前) に影響を及ぼすとされる。

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医療機関とサイバー攻撃:犯罪者にとって魅力的なターゲットであり続ける理由は?

Cyberattacks in healthcare sector more likely to carry financial consequences

2022/10/31 HelpNetSecurity — Netwrix の Global 2022 Cloud Security Report による、ヘルスケア業界に関する追加調査結果が発表されたことで、回答者の 61% が過去12カ月以内に、クラウド・インフラに対するサイバー攻撃を受けたことが明らかになった。また、最も多く報告された攻撃のタイプはフィッシングである。

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中国 APT10 の標的は日本の政府機関など:K7Security を悪用する LODEINFO マルウェアとは?

Hacking group abuses antivirus software to launch LODEINFO malware

2022/10/31 BleepingComputer — APT10 として追跡されている中国のハッキング・グループ Cicada は、セキュリティ・ソフトウェアを悪用することで、日本の組織に対してマルウェア LODEINFO の新バージョンをインストールしていたことが確認されている。 標的となったのは、日本国内の報道機関/外交機関/政府機関/公共機関/シンクタンクなどであり、いずれもサイバー犯罪の標的として高い関心を集める組織である。

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Windows の MoTW ゼロデイ脆弱性:Magniber ランサムウェアを 0Patch が阻止する?

Actively exploited Windows MoTW zero-day gets unofficial patch

2022/10/30 BleepingComputer — Windows 10/11 の積極的に悪用されているゼロデイに対して、無料の非公式パッチがリリースされた。この脆弱性は、不正に署名されたファイルが、Mark-of-the-Web セキュリティ警告を回避するというものだ。先週末に BleepingComputer は、スタンドアロンの JavaScript ファイルを悪用する脅威アクターが、被害者のデバイスに Magniber ランサムウェアをインストールしていることを報告した。

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Google Play に5つの危険なドロッパー・アプリ:銀行口座や暗号通貨ウォレットが狙われている

These Dropper Apps On Play Store Targeting Over 200 Banking and Cryptocurrency Wallets

2022/10/28 TheHackerNews — 累計インストール数が 130,000 を超える、悪質なドロッパー型 Android アプリ5個が Google Play ストアで発見された。それらにより、SharkBot と Vultur といったバンキング・トロイの木馬が配布され、金融データの窃取などを含む、端末上での不正行為が生じていることも判明した。

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VMware の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2021-39144:PoC エクスプロイトが公開

Exploit released for critical VMware RCE vulnerability, patch now

2022/10/28 BleepingComputer — VMware の Cloud Foundation/NSX Manager アプライアンスに存在し、未承認の攻撃者に root 権限によるリモート・コード実行 (RCE) を許してしまう、未パッチの脆弱性に対する PoC エクスプロイト・コードが公開された。この脆弱性 CVE-2021-39144 は、2つの VMware 製品で使用されている XStream オープンソース・ライブラリに存在し、VMware は CVSS 値 9.8 と評価している。

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Microsoft IIS ログを悪用する Cranefly マルウェア:3つの文字列で侵害を完遂

Hackers use Microsoft IIS web server logs to control malware

2022/10/28 BleepingComputer — Microsoft Internet Information Services (IIS) の Web サーバのログを経由して、感染端末のマルウェアを制御するという、これまでにはなかった手法を、ハッキング・グループ Cranefly (UNC3524) が採用しているという。Microsoft IIS は Web サーバであり、Web サイトや Web アプリをホストするために使用されている。また、Microsoft Exchange の Outlook on the Web (OWA) などのソフトウェアでも、管理アプリや Web インターフェイスをホストするために使用されている。

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Google Chrome 107 の緊急アップデート:新たなゼロデイ CVE-2022-3723 を FIX

Google fixes a new actively exploited Chrome zero-day, it is the seventh one this year

2022/10/28 SecurityAffairs — Google は、積極的に悪用されるゼロデイ脆弱性 CVE-2022-3723 に対処するために、Chrome 107 の緊急アップデートをリリースした。CVE-2022-3723 は、Chrome V8 の Javascript エンジンに存在するタイプ・コンフュージョンの脆弱性であり、2022年10月25日に Avast の Jan Vojtěšek/Milánek/Przemek Gmerek により報告されたものだ。

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Juniper Junos OS の深刻な脆弱性が FIX:ファイアウォール/ルーター/スイッチで RCE

High-Severity Flaws in Juniper Junos OS Affect Enterprise Networking Devices

2022/10/28 TheHackerNews — Juniper Networks のデバイスに影響を及ぼす、複数の深刻なセキュリティ欠陥が公開されたが、そのうちのいくつかは、悪用に成功した攻撃者にコードを実行される可能性があるという。Octagon Networks の研究者である Paulos Yibelo によると、このうち最も深刻なものは、Junos OS の J-Web コンポーネントに存在する、リモートでの事前認証を介した PHP アーカイブ・ファイルのデシリアライズの脆弱性 CVE-2022-22241 (CVSS 値 : 8.1) であるという。

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Access-as-a-Service へと進化した Raspberry Robin:Clop ランサムウェアの展開を推進か?

Raspberry Robin Operators Selling Cybercriminals Access to Thousands of Endpoints

2022/10/28 TheHackerNews — Raspberry Robin ワームは Access-as-a-Service へと進化し、IcedID/Bumblebee/TrueBot (Silence)/Clop などの、他のペイロード展開に採用されつつある。Microsoft Security Threat Intelligence Center (MSTIC) は、「このマルウェアは、複雑で相互接続されたマルウェア・エコシステムの一部であり、従来からの USB ドライブ拡散を超えた、多様な感染方式を実現している」と詳述している。Raspberry Robin は、USB ドライブを介して Windows システムに拡散するマルウェアであり、感染させた QNAP ストレージ・サーバを Command and Control に使用することから、 サイバー・セキュリティ企業 Red Canary は QNAP Worm とも呼んでいる。

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Instagram ユーザーを狙う新手のフィッシング:著作権違反を示唆する通知に要注意

Cyberattackers Target Instagram Users With Threats of Copyright Infringement

2022/10/28 DarkReading — 新たなフィッシング・キャンペーンで Instagram ユーザーを標的とする脅威アクターたちは、URL リダイレクトを介したアカウントの乗っ取り、および、将来の攻撃での悪用、ダークウェブでの販売などを目的とした、機密情報の窃取を狙っている。Trustwave SpiderLabs の研究者たちが、10月27日に Dark Reading と共有した分析結果によると、このキャンペーンで用いられるルアーは、標的ユーザーたちに著作権侵害の疑いがあると思い込ませるものだという。それは、Instagram のインフルエンサー/企業/普通のユーザーたちにとって、大きな懸念であるようだ。

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GitHub の名前空間リタイアメントにバグ:RepoJacking 攻撃が発生する可能性とは?

GitHub Bug Exposed Repositories to Hijacking

2022/10/27 InfoSecurity — セキュリティ研究者が新たに発見した GitHub の欠陥は、攻撃に成功した攻撃者がリポジトリを制御し、関連するアプリやコードにマルウェアを拡散する可能があるものだ。現時点において GitHub は、”popular repository namespace retirement” 機能のバグを修正しているが、将来において同じツールが、脅威者の標的となる可能性があると Checkmarx は警告している。

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Docker/Kubernetes の脆弱なインスタンスを狙う:Kiss-a-dog クリプトジャッキング

New Cryptojacking Campaign Targeting Vulnerable Docker and Kubernetes Instances

2022/10/27 TheHackerNews — 脆弱な Docker/Kubernetes インフラを標的とし、暗号通貨の不正マイニングを行う、新たなクリプトジャッキング・キャンペーンが発覚した。このアクティビティを Kiss-a-dog と名付けた CrowdStrike は、その Command and Control インフラについて、ミスコンフィグレーションのある Docker/Kubernetes インスタンスへの攻撃で知られる、TeamTNT などのグループとの重複があることを明らかにした。この、kiss.a-dog[.]top というドメインに由来する侵入は、2022年9月に発見されており、Base64 エンコードされた Python コマンドを用いて、侵入したコンテナでシェル・スクリプト・ペイロードを起動するものである。

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企業が SNS を使うとき:そこに隠された7つのリスクとは?

7 Hidden Social Media Cyber Risks for Enterprises

2022/10/27 DarkReading — ブランドを持つ企業はソーシャルメディアを好み、ビジネスの拡大/新入社員の採用/新製品の宣伝/消費者への直販などに活用している。最近の統計によると、ソーシャルメディア上のブランド広告は、昨年には 53% 増という成長を示し、それぞれのブランドは、コンテンツの開発と配布に投資し続けている。また、コンテンツとしては、バイラルビデオ/興味深いミーム/ポッドキャスト/ドキュメントなどがあり、顧客とのエンゲージメントを高めている。

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Twilio 侵害の調査が完了:209人の顧客と 93人の Authy エンドユーザーに被害

Twilio discloses another hack from June, blames voice phishing

2022/10/27 BleepingComputer — クラウド・コミュニケーション企業の Twilio は、2022年6月のセキュリティ・インシデントに起因する新たなデータ侵害を開示したが、その背景には、8月に生じたハッキングで顧客の情報にアクセスした同一の攻撃者がいるようだ。Twilio によると、新たに開示された 6月29日の件は、短時間のセキュリティ・インシデントだったという。攻撃者はソーシャル・エンジニアリングを用いて、音声フィッシング攻撃で従業員を騙して認証情報を受け取った。その後に、盗まれた認証情報は、限られた顧客の情報にアクセスするために使われた。

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SonicWall ランサムウェア統計 2022 Q3:米国は 51% 減で APAC は 56% 増

Ransomware Threat Shifts from US to EMEA and APAC

2022/10/26 InfoSecurity — SonicWall の 2022 Threat Mindset Survey によると、2022年 Q3 におけるランサムウェアの検出量は、過去2年間で最低となり、米国の組織への攻撃が衰退した。しかし、その他の地域での標的が、拡大していることも判明している。セキュリティ・ベンダーである SonicWall は、200カ国以上に展開された、100万個以上のセキュリティ・センサーなどを用いた独自の脅威検知ネットワークにより、こうした現状を明らかにしている。

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LinkedIn の新しいセキュリティ機能:偽プロフィールをチェックして詐欺を防ぐ

LinkedIn’s new security features combat fake profiles, threat actors

2022/10/26 BleepingComputer — LinkedIn は3つの新機能を導入し、偽プロフィールやプラットフォーム悪用に対抗していくという。それらの新機能には、認証された勤務先のEメール/電話番号の有無により、プロフィールの正真性を確認するなどの、新たな手法が含まれている。この数年において、同サービスは脅威アクターたちに悪用され、マルウェアの配布/サイバースパイ活動/認証情報の窃盗/金融詐欺などの温床となっていた。

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BestBuy という名のダークウェブ運営者が逮捕:米政府の機密データなどを販売

Notorious ‘BestBuy’ hacker arraigned for running dark web market

2022/10/26 BleepingComputer — 今は亡きダークウェブ・マーケットプレイス The Real Deal を運営していた疑いで、この水曜日に、英国のハッカーが米国司法省に喚問された。Daniel Kaye 被告 34歳 (別名:Bestbuy/Spdrman/Popopret/UserL0ser) は、The Real Deal が立ち上げられた 2015年初頭から、閉鎖された 2016年11月までの間に、違法なサービス市場を運営したとされる。

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MyOpenVDP で脆弱性を通知:OSS で実現する Vulnerability Disclosure Policy とは?

MyOpenVDP: Open-source web application to securely disclose vulnerabilities

2022/10/26 HelpNetSecurity — MyOpenVDP とは、誰もが自分の脆弱性開示ポリシー (VDP : Vulnerability Disclosure Policy) をホストできるようにするための、オープンソース・ソリューションのことである。この、YesWeHack により開発された Web アプリケーションは、GitHub 上で公開されている。

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大規模タイポスクワット・キャンペーン:Android/Windows ユーザーを狙う 600+ のドメインを列挙

Typosquat Campaign Targeting Android, Windows Users Now Counts 600+ Domains

2022/10/26 InfoSecurity — この週末に Cyble と BleepingComputer が発見した大規模なタイポスクワット・キャンペーンだが、それに関連する大規模なドメイン群を示唆する、いくつかの兆候がセキュリティ研究者たちにより明らかにされた。一連の攻撃では、Windows/Android ユーザーが標的とされ、200種類以上のタイポスクワット・ドメインにおいて、27件のブランドが模倣されていた。現時点において DomainTools は、さらに疑わしいインフラを発見したと説明しており、InfoSecurity と共有するブログ投稿で、その詳細を説明している。

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VMware Cloud Foundation の深刻な脆弱性 CVE-2021-39144 が FIX:RCE の可能性

VMware Releases Patch for Critical RCE Flaw in Cloud Foundation Platform

2022/10/26 TheHackerNews — 火曜日に VMware は、同社の VMware Cloud Foundation 製品群に存在する、深刻なセキュリティ上の欠陥に対処するセキュリティ・アップデートをリリースした。この脆弱性 CVE-2021-39144 は、XStream オープンソース・ライブラリを介したリモートコード実行に関連するものであり、深刻度を示す CVSS 値は 9.8 と評価されている。

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OpenSSL の重要な修正プログラムがリリースされる:すべてのユーザーは準備を!

Incoming OpenSSL critical fix: Organizations, users, get ready!

2022/10/26 HelpNetSecurity — このチームの独自のリスク分類によると、OpenSSL の重大な脆弱性とは、一般的な設定に影響を与え、悪用される可能性が高い脆弱性を指すとのことだ。彼らは、「それらの脆弱性に含まれる例を挙げると、サーバのメモリの内容 の大量に開示するもの (ユーザーの詳細が明らかになる可能性)/リモートから容易に悪用されてサーバの秘密鍵を危険にさらすもの/一般的な状況でリモートコード実行の可能性が高いものなどがある」と述べている

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サイバー侵害に鈍感な企業:54% の従業員が離職を考えている

54% of Staff Would Reconsider Working for a Firm That Had Experienced a Cyber Breach, Research Finds

2022/10/26 DarkReading — 企業における半数以上 (54%) の従業員が、最近のサイバー侵害を経験した企業で働くことを、考え直すと回答している。サイバー・セキュリティ技術のプロバイダー Encore の、新しい調査結果には、そう記されている。

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SQLite Database Library で 22年前のバグが発覚:Chrome 64 Bit などに生じる影響とは?

22-Year-Old Vulnerability Reported in Widely Used SQLite Database Library

2022/20/25 TheHackerNews — 2000年10月に行われたコード変更がもたらした、SQLite データベース・ライブラリの深刻な脆弱性により、プログラムのクラッシュや乗っ取りが生じる可能性が判明した。この 22 年前の脆弱性 CVE-2022-35737 (CVSS : 7.5) は、SQLite バージョン 1.0.12〜3.39.1 に影響するものであり、2022 年 7 月 21 日にリリースされたバージョン 3.39.2 で対処されている。

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Cisco AnyConnect の脆弱性 CVE-2020-3433 などの悪用を検出:CISA KEV リストにも追加

Cisco warns admins to patch AnyConnect flaw exploited in attacks

2022/10/25 BleepingComputer — 今日に Cisco は、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client for Windows に存在する、2つの脆弱性が悪用されているとして、顧客に警告を発した。AnyConnect Secure Mobility Clientは、企業のエンドポイントへの安全なアクセスを簡素化し、SSL (Secure Sockets Layer) と IPsec IKEv2 を通じて、あらゆるロケーションからの安全な VPN 接続を提供するものである。

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Atlassian Jira Align の脆弱性:クラウド・インフラの一部を制御される可能性

Atlassian Vulnerabilities Highlight Criticality of Cloud Services

2022/10/25 DarkReading — アジャイル・プランニングの SaaS (Software-as-a-Service) ツール Atlassian Jira Align に存在する2つの脆弱性 (CVE-2022-36802/CVE-2022-36803) により、サービスにアクセスできる脅威アクターがアプリケーション管理者になり、Atlassian サービスを攻撃する可能性があることが判明した。サイバーセキュリティ・サービス企業である Bishop Fox は、「この脆弱性は、クラウド・サービスで生じるリスクの典型であり、比較的よく知られているが、発見するのが難しいことが多い」と、今日のアドバイザリで述べている。

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Raccoon Stealer が解体:ウクライナ人の Malware-as-a-Service 運営者が逮捕/起訴

Ukrainian charged for operating Raccoon Stealer malware service

2022/10/25 BleepingComputer — 26歳のウクライナ人 Mark Sokolovsky が、Raccoon Stealer というマルウェア・サービス (MaaS:Malware-as-a-Service) を介した、サイバー犯罪に関与したとして起訴された。Raccoon Stealer とは、MaaS モデルで配布される情報窃取型トロイの木馬であり、脅威アクターは $75/週あるいは $200/月でレンタルできる。利用者は、マルウェアのカスタマイズ/盗み出したデータ (ログとも呼ばれる) の取得/新しいマルウェア・ビルドの作成などを行うための、管理パネルへのアクセスが可能になる。

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データ侵害は 2022年 Q2/Q3 比較で 70% の急増:14件/秒でアカウントが流出

Data Breaches Rise By 70% Globally in Q3 2022

2022/10/25 InfoSecurity — 2022年 Q3 に侵入されたアカウント数は合計で 1億890万件であり、Q2 と比較して 70% 増となった。2022年 Q3 にデータ侵害の影響を受けた上位5カ国/地域は、ロシア/フランス/インドネシア/米国/スペインだった。ロシアは最も多くの情報漏洩が発生した国 (2230万件) だが、漏洩密度が最も高いのはフランスであり、1000人あたり平均で 212件の流出アカウントがあったとされる。

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Veeam の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2022-26501/CVE-2022-26504 が FIX

Multiple RCE Vulnerabilities Discovered in Veeam Backup & Replication App

2022/10/24 InfoSecurity — Veeam Backup & Replication アプリケーションで、複数の重大かつ深刻な脆弱性が発見された。その中でも、リモート・コード実行 (RCE) の脆弱性を悪用する、完全に武器化されたツールが販売されている可能性があることが判明しました。この発見は、CloudSEK のセキュリティ研究者たちによるものであり、今日の未明にアドバイザリが発表されている。

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iPhone/iPad のゼロデイ脆弱性にパッチ適用:iOS 16.1 への移行を急ごう

Apple fixes new zero-day used in attacks against iPhones, iPads

2022/10/24 BleepingComputer — Apple は、月曜日に公開されたセキュリティ・アップデートにおいて、今年の iPhone 攻撃に悪用された、9つ目のゼロデイ脆弱性を修正した。 今日のアドバイザリで Apple は、「このセキュリティ上の脆弱性が積極的に悪用されている可能性があるとする、レポートの存在を認識している」と述べている。この脆弱性 CVE-2022-42827 は、匿名の研究者が Apple に報告したものであり、メモリバッファの境界の外にデータを書き込む、境界外書き込みの問題に関するものだ。

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DHL を装うフィッシングに御用心:2022 Q3 調査で LinkedIn を抑えてトップに!

DHL Replaces LinkedIn As Most Imitated Brand in Phishing Attempts

2022/10/24 InfoSecurity — 2022年7月〜9月にかけて、フィッシング詐欺に悪用されたブランドの第1位は、海運会社の DHL となり、LinkedIn はその座を明け渡した。このデータは、今日に Check Point が InfoSecurityと共有した、Q3 Brand Phishing Report によるものだ。新しいデータによると、DHL を模倣したフィッシングは、現在、全世界のフィッシング試行の4分の1弱 (22%) を占めているという。それは、DHL が Q3 が始まる数日前に警告した、世界規模の大規模な詐欺とフィッシングの攻撃に一因であると、Check Point は述べている。

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GitHub に潜む偽 PoC エクスプロイト:騙されてマルウェアを配信される確率は 10.3%

Thousands of GitHub repositories deliver fake PoC exploits with malware

2022/10/23 BleepingComputer — Leiden Institute of Advanced Computer Science の研究者たちは、様々な脆弱性に対する偽の PoC エクスプロイトを提供する、GitHub 上の数千のリポジトリを発見した。それらのリポジトリには、マルウェアも含まれていたという。GitHub は最大のコード・ホスティング・プラットフォームの1つである。そして、研究者たちが GitHub を用いて PoC エクスプロイトを公開し、セキュリティ・コミュニティが脆弱性の修正を検証することで、脆弱性の影響と範囲を判断できるようにしている。

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RockYou2021 にエントリーされる 84億のパスワード:攻撃で悪用される 50万のパスワードとの関係は?

List of Common Passwords Accounts for Nearly All Cyberattacks

2022/10/21 DarkReading — 一般的な2種類のサーバを標的とする、数千万件の認証情報ベースの攻撃は、流出した認証情報のリストを形成する RockYou2021 の、ごく一部のパスワードに集約される。Rapid7 は 12ヶ月間にわたり、ハニーポットのネットワークを通じて、これらのサーバを侵害しようとした全ての試みを記録した。その結果として、クレデンシャル攻撃の試みは、512,000 通りの組み合わせになることを発見した。

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Emotet の新たなマルスパム・キャンペーン:CoinMiner と Quasar RAT のドロップが始まった

Emotet Botnet Distributing Self-Unlocking Password-Protected RAR Files to Drop Malware

2022/10/21 TheHackerNews — Emotet ボットネットの新しいマルスパム・キャンペーンは、パスワードで保護されたアーカイブ・ファイルを利用して、感染させたシステムに CoinMiner と Quasar RAT をドロップするものだ。Trustwave SpiderLabs の研究者たちが検出した攻撃チェーンの手口では、請求書を装う ZIP ファイルのルアーに、ネストした自己解凍 (SFX) アーカイブが含まれており、最初のアーカイブを媒介として機能させ、2番目のアーカイブを起動することが判明している。

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Cisco Identity Services Engine の2つの XSS 脆弱性:パッチ適用と PoC までの間の対策とは?

Vulnerabilities in Cisco Identity Services Engine require your attention (CVE-2022-20822, CVE-2022-20959)

2022/10/21 HelpNetSecurity — Cisco は、Cisco Identity Services Engine (ISE) の管理者に対して、同プロダクトに存在する2つの脆弱性 CVE-2022-20822/CVE-2022-20959 への注意喚起を発表した。これらの悪用に成功した驚異アクターは、影響を受けるデバイス上のファイルの読み取りや削除/任意のスクリプトの実行/機密情報へのアクセスなどが可能になる。

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API Token が脅かすソフトウェアの完全性:数千件が Web 上で公開されている

Thousands of Publicly Exposed API Tokens Could Threaten Software Integrity

2022/10/21 InfoSecurity — 機密情報/データ/プライベート・ネットワークなどへのアクセスを脅威アクターに許し、ソフトウェアの完全性を脅かしてしまう数千のアクティブな API Token が、Web 上で公開されていることが発見された。この結果は、JFrog のセキュリティ研究者たちが、同社のセキュリティ・ソリューションの新機能をテストしている際に発見されたものだ。

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CISA KEV 警告 22/10/20:Linux Kernel の脆弱性 CVE-2021-3493 を悪用リストに追加

CISA adds Linux kernel flaw CVE-2021-3493 to its Known Exploited Vulnerabilities Catalog

2022/10/21 SecurityAffairs — 今週に米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Linuxカーネル の脆弱性 CVE-2021-3493 を Known Exploited Vulnerabilities Catalog (KEV) に追加した。拘束力のある運用指令 BOD 22-01 によると、既知の脆弱性を悪用した攻撃からネットワークを守るために、それぞれの FCEB 機関は期限までに、特定された脆弱性に対処しなければならない。

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Apache Commons Text の脆弱性:Text4Shell CVE-2022-42889 の悪用が始まる

Hackers Started Exploiting Critical “Text4Shell” Apache Commons Text Vulnerability

2022/10/21 TheHackerNews — 2022年10月18日に公開された Apache Commons Text の脆弱性だが、その悪用が検出され始めたと、WordPress のセキュリティ企業である Wordfenceが 10月20日に発表した。脆弱性 CVE-2022-42889 (CVSS:9.8) は、別名 Text4Shell として追跡され、この ライブラリのバージョン 1.5〜1.9 に影響を及ぼす。

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Google に対する提訴:同意なく生体認証データを収集/使用した疑い

Google sued over biometric data collection without consent

2022/10/20 BleepingComputer — テキサス州司法長官 Ken Paxton は、数百万人のテキサス州民が所有する生体認証データを、適切な同意なく収集/使用した疑いで Google を提訴した。テキサス州司法長官によると、Google は2015年以降において、Google Photos/Google Assistant/Nest Hub Max などの製品やサービスを利用し、声紋や顔形状の記録などの、膨大な数の生体識別情報を収集した疑いがあるという。

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Meta Pixel トラッカーの問題が再発:医療情報 300万件が流出という深刻な状況

Health system data breach due to Meta Pixel hits 3 million patients

2022/10/20 BleepingComputer — ウィスコンシン州とイリノイ州の 26ヶ所に病院を持つヘルスケア・システム Advocate Aurora Health (AAH) が、300万人の患者の個人情報が流出したデータ侵害について、患者に通知している。このインシデントの原因は、ログインした患者が、機密性の高い個人情報や医療情報を入力する AAH の Web サイトにおいて、Meta Pixel が不適切に使用されたことにある。

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Google の GUAC:OSS の全ての要素を結びつける Knowledge Graph の作成が目標

Google Launches GUAC Open Source Project to Secure Software Supply Chain

2022/10/20 TheHackerNews — 木曜日に Google は、ソフトウェア・サプライチェーン強化の継続的な取り組みの一環として、新たなオープンソース構想 Graph for Understanding Artifact Composition (GUAC) とへの、コントリビュータを募集していると発表した。Google の Brandon Lum と、Mihai Maruseac、Isaac Hepworth は、「GUAC とは、ソフトウェアのビルド/セキュリティ/依存関係のメタデータを生成するための、エコシステム全体で急成長している取り組みから生まれたニーズに対応するものだ」と、The Hacker News で共有した投稿で述べている。

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Clicker マルウェア 16種類:Google Play から削除されたがダウンロード数は 2,000万回

These 16 Clicker Malware Infected Android Apps Were Downloaded Over 20 Million Times

2022/10/20 TheHackerNews — モバイル広告における詐欺の摘発を受け、累計ダウンロード数が 2000万を超える 16種類もの悪質なアプリが、Google Play Store から削除された。McAfee によると、一連の Clicker マルウェアは、カメラ/通貨変換/単位変換/QR コードリーダー/メモ帳アプリ/辞書などの、無害なユーティリティに見せかけて、ユーザーを騙してダウンロードさせようとするものだ。

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PowerShell バックドアの新種:Windows Update プロセスに偽装して検出を回避

New PowerShell Backdoor Poses as Part of Windows Update Process

2022/10/19 SecurityWeek — サイバーセキュリティ企業である SafeBreach は、Windows のアップデート・プロセスの一部として自身を偽装し、検出を回避する新たな PowerShell バックドアについて警告を発表した。このバックドアは、洗練された未知の脅威者により操作され、リンクされた Word 文書を通じて配布される。

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Azure SFX の脆弱性 CVE-2022-35829 が FIX:管理者権限が不正に取得される可能性

Researchers Detail Azure SFX Flaw That Could’ve Allowed Attackers to Gain Admin Access

2022/10/19 TheHackerNews — Azure Service Fabric Explorer (SFX) に存在していた修正済のセキュリティ脆弱性ににおいて、クラスタ管理者の権限が不正に取得される可能性があることが、サイバー・セキュリティ研究者たちにより明らかになった。Microsoft は、先週の Patch Tuesday October で、この脆弱性 CVE-2022-35829 (CVSS:6.2) に対処した。この脆弱性を 2022年8月11日に発見し、Microsoft に報告した Orca Security は、それを FabriXss (ファブリクス) と名づけた。この脆弱性は、Azure Fabric Explorer の 8.1.316 以前のバージョンに影響する。

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Deadbolt 感染が 674% の急増:止まらない QNAP ユーザーへの攻撃

Deadbolt Ransomware Extorts Vendors and Customers

2022/10/19 InfoSecurity — 今年のトピックとして、NAS デバイスを標的としたランサムウェアが多発し、ベンダーとエンド・ユーザーの両方を恐喝して収益を得ていることが、新しい報告書により明らかになった。Group-IB の調査レポート Deadbolt ransomware: nothing but NASty は、今年に出現した、このマルウェアのサンプル分析に基づくものだ。いまも進行している Deadbolt キャンペーンでは、ゼロデイ脆弱性を最初のアクセス/攻撃ベクターとして悪用し、SMB/学校/個人ユーザーなどが所有する、台湾のベンダー QNAP の NAS デバイスを標的としている。

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OSS サプライチェーンの深刻な問題:3年間で 742% 急増した悪意のパッケージ

Software Supply Chain Attacks Soar 742% in Three Years

2022/10/19 InfoSecurity — 専門家たちが、2022年に発見した悪意のオープンソース・パッケージは 8万8000件にのぼり、2019年のデータと比べて 742% の増加となった。それにより示唆されるのは、企業への攻撃における標的面積の急速な拡大である。この数字は、Maven Central のダウンロード数 1310億件/オープンソース・プロジェクト数千件を含む、公開データ/独自データを分析した、Sonatype のレポート 2021 State of the Software Supply Chain で発表されたものである。

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CISA 警告:Advantech/Hitachi の ICS デバイスにおける深刻な脆弱性

CISA Warns of Critical Flaws Affecting Industrial Appliances from Advantech and Hitachi

2022/10/19 TheHackerNews — 18日に米国の CISA は、産業制御システム (ICS)  である Advantech R-SeeNet/Hitachi Energy APM Edge アプライアンスの深刻な脆弱性に関する、2件のアドバイザリを発表した。これらの脆弱性は、R-SeeNet モニタリング・ソリューションの3つの弱点に起因し、悪用に成功した攻撃者は、システム上でのファイル削除/コード実行などが、リモートから可能になるという。

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MFA の未来:パスワードレス・ライクとフル・パスワードレスの違いは?

The future of MFA is passwordless

2022/10/19 HelpNetSecurity — Secret Double Octopus と Dimensional Research の両者は、従業員 1,000人以上の組織において従業員の ID とセキュリティを担当する300人以上の IT 専門家を対象に、従業員のパスワードレス認証と多要素認証 (MFA) の使用状況について調査を実施した。

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Microsoft が引き起こしたミスコンフィグレーション:顧客/パートナーの機密情報 65,000 件が漏えい

Microsoft data breach exposes customers’ contact info, emails

2022/10/19 BleepingComputer — 今日になって Microsoft は、同社におけるサーバのミスコンフィグレーションにより、インターネット経由でアクセス可能な顧客の、機密情報の一部が流出したと発表した。Microsoft は 2022年9月24日に、脅威情報会社 SOCRadar のセキュリティ研究者から通知を受け、このサーバを保護した。Microsoft は、「このミスコンフィグレーションにより、Microsoft と見込み顧客とのやり取りに関する、サービス導入の計画/可能性/プロビジョニングなどの、一部のビジネス・トランザクション・データに対して、認証なしでアクセスできる可能性があった。このような事態が発生したことを受けて、顧客のアカウントやシステムが侵害された形跡がないことを確認した。そして、影響を受けた顧客にはダイレクトに通知する」と明らかにした。

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