SQLite Database Library で 22年前のバグが発覚:Chrome 64 Bit などに生じる影響とは?

22-Year-Old Vulnerability Reported in Widely Used SQLite Database Library

2022/20/25 TheHackerNews — 2000年10月に行われたコード変更がもたらした、SQLite データベース・ライブラリの深刻な脆弱性により、プログラムのクラッシュや乗っ取りが生じる可能性が判明した。この 22 年前の脆弱性 CVE-2022-35737 (CVSS : 7.5) は、SQLite バージョン 1.0.12〜3.39.1 に影響するものであり、2022 年 7 月 21 日にリリースされたバージョン 3.39.2 で対処されている。

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Cisco AnyConnect の脆弱性 CVE-2020-3433 などの悪用を検出:CISA KEV リストにも追加

Cisco warns admins to patch AnyConnect flaw exploited in attacks

2022/10/25 BleepingComputer — 今日に Cisco は、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client for Windows に存在する、2つの脆弱性が悪用されているとして、顧客に警告を発した。AnyConnect Secure Mobility Clientは、企業のエンドポイントへの安全なアクセスを簡素化し、SSL (Secure Sockets Layer) と IPsec IKEv2 を通じて、あらゆるロケーションからの安全な VPN 接続を提供するものである。

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Atlassian Jira Align の脆弱性:クラウド・インフラの一部を制御される可能性

Atlassian Vulnerabilities Highlight Criticality of Cloud Services

2022/10/25 DarkReading — アジャイル・プランニングの SaaS (Software-as-a-Service) ツール Atlassian Jira Align に存在する2つの脆弱性 (CVE-2022-36802/CVE-2022-36803) により、サービスにアクセスできる脅威アクターがアプリケーション管理者になり、Atlassian サービスを攻撃する可能性があることが判明した。サイバーセキュリティ・サービス企業である Bishop Fox は、「この脆弱性は、クラウド・サービスで生じるリスクの典型であり、比較的よく知られているが、発見するのが難しいことが多い」と、今日のアドバイザリで述べている。

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Raccoon Stealer が解体:ウクライナ人の Malware-as-a-Service 運営者が逮捕/起訴

Ukrainian charged for operating Raccoon Stealer malware service

2022/10/25 BleepingComputer — 26歳のウクライナ人 Mark Sokolovsky が、Raccoon Stealer というマルウェア・サービス (MaaS:Malware-as-a-Service) を介した、サイバー犯罪に関与したとして起訴された。Raccoon Stealer とは、MaaS モデルで配布される情報窃取型トロイの木馬であり、脅威アクターは $75/週あるいは $200/月でレンタルできる。利用者は、マルウェアのカスタマイズ/盗み出したデータ (ログとも呼ばれる) の取得/新しいマルウェア・ビルドの作成などを行うための、管理パネルへのアクセスが可能になる。

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データ侵害は 2022年 Q2/Q3 比較で 70% の急増:14件/秒でアカウントが流出

Data Breaches Rise By 70% Globally in Q3 2022

2022/10/25 InfoSecurity — 2022年 Q3 に侵入されたアカウント数は合計で 1億890万件であり、Q2 と比較して 70% 増となった。2022年 Q3 にデータ侵害の影響を受けた上位5カ国/地域は、ロシア/フランス/インドネシア/米国/スペインだった。ロシアは最も多くの情報漏洩が発生した国 (2230万件) だが、漏洩密度が最も高いのはフランスであり、1000人あたり平均で 212件の流出アカウントがあったとされる。

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