HPE ArubaOS の 10件の脆弱性が FIX:RCE /DoS 攻撃が生じる恐れ

HPE Aruba Networking fixes four critical RCE flaws in ArubaOS

2024/05/01 BleepingComputer — 4月30日に HPE Aruba Networking が公開したセキュリティ・アドバイザリは、同社独自のネットワーク OS である ArubaOS の、複数のバージョンに影響を及ぼす脆弱性に関するものだ。このアドバイザリには、10件の脆弱性が記載されており、そのうちの4件は、リモート・コード実行につながる可能性のある、深刻度 (CVSS v3.1:9.8) の認証を必要とせずに悪用が可能なバッファ・オーバーフローの脆弱性である。

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CISA KEV 警告 24/05/01:GitLab の脆弱性 CVE-2023-7028 を KEV に追加

CISA says GitLab account takeover bug is actively exploited in attacks

2024/05/01 BleepingComputer — 5月1日に CISA は、 GitLab の脆弱性 CVE-2023-7028 (CVSS:10.0) を KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。この脆弱性を積極的に悪用する攻撃者たちにより、パスワード・リセットとアカウントの乗っ取りが生じると、同組織は警告している。GitLab は、専有コードや API キーを含む機密データをホストしているため、アカウントが乗っ取りが生じると、深刻な事態に陥る可能性がある。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、CI/CD (Continuous Integration/Continuous Deployment) 環境に悪意のコードを挿入し、リポジトリを侵害するサプライチェーン攻撃を実行する可能性がある。

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クラウドに CVE は 必要? 不要?:変容する脆弱性の管理について考える – Veracode

Why cloud vulnerabilities need CVEs

2024/05/01 HelpNetSecurity — いまの世界において、脆弱性の管理の目的を考えるとき、新しいテクノロジーへの大きな移行を認識する必要がある。たとえばクラウドなどの、各種のパラダイムや環境の中で、リスクを管理する方式を認識することが不可欠となる。ネットワーク・セキュリティの継ぎ接ぎは、同じようにクラウド環境に適用できないだろうし、脆弱性に CVE 識別子を割り当てるクラウド・プロバイダーもほとんどいないという状況である。

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侵害のイニシャル・アクセスとしての脆弱性悪用:2023年は 180% 増 – Verizon DBIR

DBIR: Vulnerability Exploits Triple as Initial Access Point for Data Breaches

2024/05/01 InfoSecurity — 侵害のイニシャル・アクセス・ステップとしての脆弱性の悪用は、2022年から 2023年の間に 180% も増加した。5月1日に Verizon が発表した 2024 Data Breach Investigations Report (DBIR) によると、この方式でネットワークに侵入する脅威アクターが 14% に達し、そこから不正アクセスや侵害につながっていった。1位のクレデンシャル窃取と、2位のフィッシングに続いて、脆弱性の悪用は3位となっている。この増加は、MOVEit の脆弱性の悪用や、2024年を通してランサムウェア・ギャングが用いた、いくつかのゼロデイ・エクスプロイトが要因になっていると、同レポートは指摘している。

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SonicWall GMS の脆弱性 CVE-2024-29010/29010 が FIX:データ侵害の可能性

SonicWall Patches GMS Flaws to Block Data Breaches and Bypass Attacks

2024/04/30 SecurityOnline — SonicWall がリリースしたのは、Global Management System (GMS) ソフトウェアに存在する、脆弱性 CVE-2024-29010/CVE-2024-29011 に対するセキュリティ・パッチである。それらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、機密データへの不正アクセスや、認証メカニズムのバイパスなどの可能性を持つことになる。

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FileMaker Server の脆弱性 CVE-2024-27790 が FIX:機密データへの不正アクセス

CVE-2024-27790: FileMaker Server Vulnerability Patched, Data Access Risk Addressed

2024/04/30 SecurityOnline — 4月30日 (火) に Claris International は、FileMaker Server バージョン 20.3.2 をリリースして深刻な脆弱性に対応した。この脆弱性 CVE-2024-27790 の悪用に成功した攻撃者は、ホストされたデータベース内の機密データへの不正アクセスを可能にするという。

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CISA KEV 警告 24/04/30:Microsoft SmartScreen の脆弱性 CVE-2024-29988:パッチ適用の確認が重要

CISA Catalogs Microsoft’s CVE-2024-29988 as Actively Exploited Vulnerability

2024/04/30 SecurityOnline — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、先日にパッチが適用された Microsoft 脆弱性 CVE-2024-29988 を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。つまり、この脆弱性が、すでに脅威アクターたちにより、積極的に悪用されていることが示唆される。

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BentoML の脆弱性 CVE-2024-2912 と PoC エクスプロイト:ただちにパッチを!

CVE-2024-2912: Critical ‘BentoML’ Flaw Opens AI Systems to Remote Takeover

2024/04/30 SecurityOnline — AI アプリケーションのビルド/デプロイに用いられる、人気の Python ベース・フレームワークである BentoML に、深刻なセキュリティ上の欠陥があることが明らかになった。この脆弱性 CVE-2024-2912 は、ソフトウェアがデータを処理する方法に起因し、BentoML を実行しているサーバ上で、攻撃者に任意のコード実行を許すものになる。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:リセット/アップグレード後の永続性に関する PoC

Palo Alto firewalls: CVE-2024-3400 exploitation and PoCs for persistence after resets/upgrades

2024/04/30 HelpNetSecurity — 4月30日に Palo Alto Networks は、同社の PAN-OS の脆弱性 CVE-2024-3400 の PoC (proof-of-concept) に関するアドバイザリを更新した。この PoC は、脆弱性の悪用に成功した攻撃者に、ファイアウォール上での永続化の獲得を可能にするものであり、同社は「現時点においては、これらの永続化テクニックを使用して、脆弱性を積極的に悪用しようとする悪意の試みは、確認されてない。これらのテクニックは、インタラクティブな root レベルのコマンド実行が可能な、すでに侵害されたデバイス上で機能する」と詳述している。

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Docker Hub ユーザーを標的にした3つのキャンペーン:2021年から展開されていたことが判明

Millions of Docker repos found pushing malware, phishing sites

2024/04/30 BleepingComputer — Docker Hub ユーザーを標的として、2021年初めから展開されている3つの大規模なキャンペーンにより 、マルウェアやフィッシング・サイトをプッシュする、数百万のリポジトリが設置されていたことが判明した。Docker Hub がホストする 1,500 万件のリポジトリのうちの約 20%に、スパムからマルウェアやフィッシング・サイトなどにいたる、悪意のコンテンツが含まれていたことが、JFrog のセキュリティ研究者たちにより発見された。

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MailCleaner の CVE-2024-3191 などの脆弱性が FIX:RCE 攻撃などにつながる恐れ

MailCleaner Vulnerabilities Allow Remote Code Execution

2024/04/29 SecurityOnline — MailCleaner で発見された複数の深刻な脆弱性に関する情報が、2024年4月29日に Modzero のサイバー・セキュリティ研究チームが公開した、セキュリティ・レポートにより明らかにされている。MailCleaner とは、スパム/ウイルスなどの悪意のコンテンツから保護するために設計された、広範に使用されているEメール・フィルタリング・アプライアンスのことだ。新たに発見された脆弱性は、認証されていない攻撃者が任意のコマンドを実行することで、MailCleaner により処理されるEメールの、機密性/完全性が侵害される可能性を生じるものだ。

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Ant Media Server の脆弱性 CVE-2024-32656 が FIX:直ちにアップデートを!

Ant Media Server Flaw Grants Local Users Root Access (CVE-2024-32656)

2024/04/29 SecurityOnline — 何千もの組織で使用されている一般的なストリーミング・ソリューションである、Ant Media Server に存在する深刻な脆弱性 CVE-2024-32656 が、Praetorian red team により発見された。この脆弱性はミスコンフィグに起因し、対象システム上で権限を持たない任意のユーザーに悪用されると、最高レベルのアクセスである root への権限昇格にいたる可能性が生じる。

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Telegram Web 版の脆弱性 CVE-2024-33905 が FIX:直ちにアップデートを!

Telegram Patches Flaw in Web Version, Vulnerability Exposed User Accounts to Hackers

2024/04/29 SecurityOnline — Telegram Web アプリケーションに、深刻な脆弱性 CVE-2024-33905 が存在することが、セキュリティ研究者の Pedro Batista により発見された。この脆弱性は、Telegram WebK 2.0.0 (486) 以下のバージョンに存在し、深刻な XSS (Cross-Site Scripting) 攻撃を可能にし、セッション・ハイジャックへといたる可能性を生じる。ただし Telegram は、発見の報告から僅か2日後に、この問題を速やかに修正している。

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R プログラミング言語の脆弱性 CVE-2024-27322:サプライチェーン攻撃につながる恐れ

New R Programming Vulnerability Exposes Projects to Supply Chain Attacks

2024/04/29 TheHackerNews — プログラミング言語 R に新たに発見されたセキュリティ脆弱性 CVE-2024-27322 は、攻撃者が作成した悪意のRDS (R Data Serialization) ファイルを、読み込んで参照するとコードが実行され、侵害にいたるというものだ。この脆弱性について、AI アプリケーション・セキュリティ企業 Hidden Layer は、「R-lang における Promise オブジェクトの使用と遅延評価に起因する」と、The Hacker News に共有したレポートで述べている。

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QNAP NAS の脆弱性 CVE-2024-32766 (CVSS 10) などが FIX:ただちにパッチを!

CVE-2024-32766 (CVSS 10) – QNAP Vulnerability: Hackers Can Hijack Your NAS

2024/04/28 SecurityOnline — NAS (network attached storage) デバイス 大手の QNAP がユーザーに発したのは、同社の NAS ソフトウェア製品群に存在する、複数の深刻な脆弱性に対して迅速なアップデートを促す勧告である。これらの脆弱性が悪用されると、認証メカニズムを迂回する攻撃者により、リモート・コマンドが実行される可能性などが生じるという。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:XMRig 暗号通貨マイニング・マルウェアの展開

Palo Alto Firewalls Under Attack: Critical Flaw Exploited to Deploy Cryptojacking Malware

2024/04/28 SecurityOnline — いま、Palo Alto Networks の人気ファイアウォール・アプライアンスが、サイバー犯罪者の標的になっている。新たに公表された、深刻な脆弱性 CVE-2024-3400 の悪用に成功した攻撃者は、脆弱なファイアウォールをリモートから操作し、広範なデータ流出やシステムの混乱にいたるという懸念がある。この脆弱性は、PAN-OS の SESSID クッキーの操作に起因しており、それぞれのセッション最中に、root レベルのアクセス権を持つファイル作成が、不注意により許可されてしまうというものだ。この欠陥を悪用する攻撃者は、特別な権限やユーザー操作を必要とせずに、bash スクリプトの操作により、悪意のコードを実行できる。したがって、この脆弱性 CVSS 値は 10.0 と評価されている。

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Windows Kernel EoP の 脆弱性 CVE-2024-21345:PoC が公開された

Windows Kernel EoP Vulnerability (CVE-2024-21345) Gets PoC Exploit Code

2024/04/27 SecurityOnline — Windows Kernel の EoP (Elevation of Privilege) に存在する、脆弱性 CVE-2024-21345 に対する PoC (proof-of-concept) エクスプロイト・コードが、セキュリティ研究者の Gabe Kirkpatrick から公開された。このエクスプロイトにより、認証された攻撃者は、SYSTEM レベルまで権限を昇格させ、影響を受けるシステムを完全に制御できるようになる。

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CrushFTP の脆弱性 CVE-2024-4040:1,400 台以上のサーバが危険に晒されている

Over 1,400 CrushFTP Internet-Facing Servers Vulnerable To Cve-2024-4040 Bug

2024/04/26 SecurityAffairs — 1,400台以上の CrushFTP インターネット接続サーバが、深刻な脆弱性 CVE-2024-4040 を狙う攻撃に対して脆弱であることが判明した。CrushFTP に存在する、VFS サンドボックス・エスケープの脆弱性 CVE-2024-4040 は、Airbus CERT の Simon Garrelou により発見されたものだ。

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Skylab IGX IIoT Gateway の脆弱性 CVE-2024-4163 が FIX:今すぐアップデートを!

Skylab IGX IIoT Gateway Vulnerability (CVE-2024-4163): Root Access for Attackers

2024/04/25 SecurityOnline — 広く使用されている Skylab IGX IIoT Gateway に、機密性の高い産業用システムを危険にさらす、深刻な脆弱性 CVE-2024-4163 が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は権限を昇格させ、影響を受けるデバイスの完全な制御を奪い、重要な OT (operational technology) 環境へ侵入する可能性を持つことになる。

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Cisco IOS XE のゼロデイ CVE-2023-20198 の PoC が公開:直ちにアップデートを!

Cisco Zero-Day Exploit Code Goes Public: Patch Now or Face Total System Takeover

2024/04/25 SecurityOnline — Cisco IOS XE の深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2023-20198 に対して、PoC エクスプロイト・コードが公開されたことにより、世界中の膨大な数の組織におけるリスクが激増している。それ以前において、このバグの悪用方法を知っていたのは、一部の高度な攻撃者だけだった。しかし現在では、あらゆる技術レベルのハッカーが、脆弱なルーターやスイッチを驚くべき手軽さで、完全にコントロールできるようになっている。そのため、企業/インフラ・プロバイダー/政府機関は、エスカレートする攻撃の波に直面している。

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CISA KEV 警告 24/04/25:Microsoft Windows Print Spooler の脆弱性 CVE-2022-38028 を追加

CISA Adds Microsoft Windows Print Spooler Flaw To Its Known Exploited Vulnerabilities Catalog

2024/04/25 SecurityAffairs — 米国 の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、Microsoft Windows Print Spooler の権限昇格の脆弱性 CVE-2022-38028 を、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。ロシアに関連する APT28 (別名:Forest Blizzard/Fancybear/Strontium) について、CISA は Microsoft からの報告を受けた。具体的な内容は、GooseEgg と名付けられた未知のツールにより、Windows Print Spooler の脆弱性 CVE-2022-38028 が悪用されたというものであり、この脆弱性が KEV カタログに追加された。

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XZ Utils へのバックドア混入:そこで用いられたソーシャル・エンジニアリングを紐解く

Attacker Social-Engineered Backdoor Code Into XZ Utils

2024/04/25 DarkReading — SolarWinds や CodeCov が経験したような、広範なソフトウェア・サプライチェーンへの攻撃において、敵対者には高度な技術的スキルは必要ない。 必要なのは、ほんの少しの時間と、巧妙なソーシャル・エンジニアリングだけということもある。今年の初めに、Linux システムの OSS である XZ Utils データ圧縮ユーティリティに、バックドアを仕込んだ人物も、きっと、そうだっただろう。今週に発表された、このインシデントに対する Kaspersky による分析と、ここ数日における他の企業からの同様の報告から判明したのは、このユーティリティにバックドアを組み込んだ攻撃者は、ほぼ全面的にソーシャル・エンジニアリングを頼っていたことだ。

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Brocade SAN アプライアンスの複数の脆弱性:その内訳と影響についての解説

Vulnerabilities Expose Brocade SAN Appliances, Switches to Hacking

2024/04/25 SecurityWeek — Brocade SANnav SAN (storage area networ) 管理アプリケーションの複数の脆弱性が悪用されると、アプライアンスとファイバーチャネル・スイッチの侵害が発生する可能性があると、セキュリティ研究者である Pierre Barre が警告している。この研究者が特定したのは、未認証のリモート攻撃者に対して、脆弱なデバイスへの root としてのログイン許す欠陥など含む、合計で 18件の脆弱性である。このうちの9件には、CVE-2024-2859 および CVE-2024-29960~CVE-2024-29967 の、CVE 識別子が割り当てられている。

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CISA KEV 警告 24/04/24:Cisco と CrushFTP の深刻な脆弱性に 5月1日までに対処せよ!

CISA Added Critical Vulnerabilities in Cisco Products and CrushFTP to KEV

2024/04/24 SecurityOnline — 米国の Cybersecurity Infrastructure Security Agency (CISA) が連邦政府機関に対して発動したのは、Cisco 製品で発見された2件深刻な脆弱性と、ファイル転送ツール CrushFTP の脆弱性に対して、最優先でパッチを適用すべきという警告である。これらの問題の緊急性は、国家の支援を受けたハッカーによる積極的な悪用に起因しており、脅威の状況の深刻さを強調している。

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GitLab の深刻な脆弱性が FIX:アカウントの乗っ取りにいたる可能性も

Urgent GitLab Update Patches Account Takeover Flaw, Other High-Severity Bugs

2024/04/24 SecurityOnline — 先日の GitLab セキュリティ・リリースで対処されたのは、広範なコード・リポジトリや開発ワークフローに影響を及ぼす可能性のある一連の脆弱性である。それらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、リソース消耗によりサービス拒否から、完全なアカウント乗っ取りに至るまでの、さまざまな攻撃を引き起こす可能性を持つ。GitLab を利用している組織にとって、バージョン 16.11.1/16.10.4/16.9.6 へのアップグレードは必須である。

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Judge0 の深刻な脆弱性が FIX:サンドボックス・エスケープによる乗っ取りの可能性

Critical Judge0 Flaws Expose Online Coding Platforms to Full System Takeovers

2024/04/24 SecurityOnline — 広く使用されているオンライン・コード実行システム Judge0 に、複数の深刻な脆弱性が発見された。それによる壊滅的な結果が、競争力のあるプログラミング・サイト/e ラーニング・プラットフォームといった、安全なコード評価に依存する各種のサービスにもたらされる可能性があるという。Judge0 のバージョン 1.13.0 未満に影響を及ぼす3件の脆弱性 CVE-2024-29021/CVE-2024-28185/CVE-2024-28189 により、システムの完全な侵害にいたる可能性がある。

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Google Chrome の複数の脆弱性が FIX:CVE-2024-4058 は Critical の評価

Google Patches Critical Chrome Vulnerability

2024/04/24 SecurityWeek — 4月22日 (月) に Google が発表したのは、深刻な4件の脆弱性を含むセキュリティホールを修正する、Chrome 124 へのアップデートである。その中で、最も深刻な脆弱性である CVE-2024-4058 は、ANGLE グラフィックス・レイヤー・エンジンに存在する、タイプ・コンヒュージョンのバグだと説明されている。この脆弱性は、リモートからの悪用と、限られたユーザー操作による任意のコード実行、サンドボックス・エスケープの可能性を生じるため、深刻度 Critical と評価されている。

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Progress Flowmon の深刻な脆弱性 CVE-2024-2389:PoC が登場

PoC for critical Progress Flowmon vulnerability released (CVE-2024-2389)

2024/04/24 HelpNetSecurity — Progress Software のネットワーク監視/分析/セキュリティ・ソリューション Flowmon に存在する、未認証により OS コマンド・インジェクションの脆弱性 CVE-2024-2389 の、詳細情報と PoC エクスプロイトが公開された。この致命的な脆弱性は、今月のはじめに Progress により公開され、すでにパッチが適用されている。4月19日 (金) に同社が更新したアドバイザリには、「現在のところ、この脆弱性が悪用されたという報告は受けていない。また、顧客への直接的な影響も認識していない」と記されている。

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Cisco ASA/FTD のゼロデイ脆弱性:ArcaneDoor ハッカーが政府機関ネットワークへの侵入で悪用

ArcaneDoor hackers exploit Cisco zero-days to breach govt networks

2024/04/24 BleepingComputer — 4月24日に公開したアドバイザリで Cisco が警告しているのは、2023年11月以降において国家に支援されるハッカー・グループが、Adaptive Security Appliance (ASA) と Firepower Threat Defense (FTD) ファイアウォールに存在する、2つのゼロデイ脆弱性を悪用していたことだ。 それにより、世界中の政府機関のネットワークで、侵入が発生していたという。

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NETGEAR Nighthawk ルーターの脆弱性 CVE-2023-27368 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2023-27368: NETGEAR Nighthawk Series Routers Authentication Bypass Vulnerability

2024/04/24 SecurityOnline — NETGEAR が発表したのは、同社の人気ルーター Nighthawk シリーズで発見された深刻な脆弱性 CVE-2023-27368 に対する、緊急のセキュリティ警告である。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、ルーターのログイン・システムを完全に迂回することが可能になり、ターゲットのネットワークを完全に制御する恐れが生じる。

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node-mysql2 の脆弱性 CVE-2024-21508 などが FIX:PoC も公開!

Critical Vulnerabilities in Popular Database Library Expose Millions of Applications to Attack

2024/04/23 SecurityOnline — 無数の Web アプリケーションとバックエンド・システムの基盤である、JavaScript データベース・ライブラリ node-mysql2 に複数の脆弱性が存在することが、セキュリティ研究者たちにより発見された。これらの脆弱性は、CVE-2024-21508/CVE-2024-21509/CVE-2024-21511 として追跡されており、あらゆる業界の組織に対して、広範な影響を及ぼす可能性がある。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:Siemens 製品に影響をおよぼすことが判明

Siemens Industrial Product Impacted by Exploited Palo Alto Firewall Vulnerability

2024/04/23 SecurityWeek — 最近に公表された Palo Alto ファイアウォールの脆弱性 CVE-2024-3400 は、遅くとも1ヶ月前から攻撃で悪用されており、 Siemens の産業用製品の1つに影響が生じたことが判明した。4月19日に公開したアドバイザリで Siemens は、Palo Alto の NGFW (Next-Generation Firewall) でコンフィグレーションされた、同社の Ruggedcom APE1808 デバイスが、CVE-2024-3400 の影響を受けている可能性があることを明らかにした。

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プロジェクト管理ツール Plane の脆弱性 CVE-2024-31461 が FIX:CVSS 値 9.1 の SSRF

CVE-2024-31461: Critical Vulnerability Found in Widely-Used Plane Project Management Software

2024/04/23 SecurityOnline — 世界中の何千もの組織で使用されている、人気のプロジェクト管理ツール Plane に深刻な脆弱性が発見された。この、サーバ・サイド・リクエスト・フォージェリ (SSRF) の脆弱性 CVE-2024-31461 (CVSS:9.1) を悪用する攻撃者は、脆弱なPlane インスタンスを実行しているサーバの制御を奪う可能性を持つ。

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Microsoft Exchange の Hotfix がリリース:2024年3月の月例で生じたバグに対応

Microsoft releases Exchange hotfixes for security update issues

2024/04/23 BleepingComputer — Microsoft がリリースしたのは、March 2024 Patch Tuesday をインストールした後であっても、Exchange サーバに影響を及ぼす複数の既知の問題に対する Hotfix 更新プログラムである。April 2024 HU はオプションだが、ECC証明書 と Hybrid Modern Authentication (HMA) for OWA/ECP のサポートも追加されている。

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Apache HugeGraph の脆弱性 CVE-2024-27347 などが FIX:直ちにアップデートを!

Multiple Vulnerabilities Patched in Apache HugeGraph – Update Immediately

2024/04/22 SecurityOnline — Apache HugeGraph は、数十億の交点とエッジの処理を行い、堅牢な OLTP (online transaction processing) 機能を持つ、主要な高性能グラフ・データベースとして知られている。その HugeGraph だが、最近になって、ユーザーに重大なリスクをもたらし得る、3つのセキュリティ脆弱性に対処した。これらの脆弱性は、HugeGraph システムの様々なコンポーネントに影響するものであり、悪用されると、SSRF (Server-Side Request Forgery)/ RCE (Remote Command Execution)/認証バイパスなどが生じる恐れがある。

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ロシアン APT Forest Blizzard の最新兵器 GooseEgg:Windows の CVE-2022-38028 を狙っている

Russia-Linked Hackers Exploit Windows Zero-Day, Deploy “GooseEgg” to Hijack Networks

2024/04/22 SecurityOnline — ロシア国家が支援するハッキング・グループ “Forest Blizzard” の武器庫にある、洗練された新ツールについて、Microsoft が情報を暴露した。この GooseEgg と名付けられたツールを活用して、侵害したシステムに深くアクセスする攻撃者は、欧米の政府や戦略的組織にとって深刻な脅威をもたらしている。

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CrushFTP の脆弱性 CVE-2024-4040 が FIX:すでに悪用が観測されている

CVE-2024-4040: CrushFTP Users Targeted in Zero-Day Attack Campaign

2024/04/22 SecurityOnline — 人気のエンタープライズ・ファイル転送ソフトウェア CrushFTP のユーザーを標的とする、深刻な脆弱性が新たに出現した。このゼロデイ脆弱性 CVE-2024-4040 (CVSS:7.7) は、すべてのサポート対象プラットフォームにおいて、バージョン 10.7.1/11.1.0 未満を使用している組織に対して深刻なリスクをもたらす。この脆弱性により、最小限の権限しか持たない攻撃者は、VFS (Virtual File System) のサンドボックスをエスケープし、権限の及ばない機密ファイルへのアクセスを可能にする。

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Oracle VirtualBox の脆弱性 CVE-2024-21111 に PoC:2024/04 Critical Patch で対処済み

Oracle VirtualBox Elevation of Privilege Vulnerability (CVE-2024-21111): PoC Published

2024/04/22 SecurityOnline — Oracle VirtualBox に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-21111 の PoC エクスプロイトを、セキュリティ研究者である Naor Hodorov が公開した。この脆弱性は VirtualBox の 7.0.16 未満のバージョンに影響を及ぼし、VirtualBox を実行している Windows システムへの基本的なアクセス権を持つ攻撃者に、特権への昇格を許してしまう。

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GitLab にも GitHub スタイルの コメント悪用の問題:マルウェアのホスティングが容易になる

GitLab affected by GitHub-style CDN flaw allowing malware hosting

2024/04/22 BleepingComputer — 先日に BleepingComputer は、GitHub の欠陥 (あるいは設計上の仕様) を悪用する脅威アクターが、Microsoft のリポジトリに関連付けられた URL を介して、信頼できるファイルを装いながら、マルウェアを配布していることを報告した。この問題は、GitLab に対しても影響を及ぼすものであり、同様の方法で悪用される可能性が生じることが判明した。このマルウェアに関連する活動の大半は、Microsoft GitHub の URL に基づくものだった。しかしこの “欠陥” は、GitHub や GitLab の、あらゆる公開リポジトリで悪用が可能であり、きわめて説得力のあるルアーを、脅威アクターたちは作成できるという。

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Akana Community Manager Developer Portal の SSRF 脆弱性 CVE-2024-2796 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2024-2796: Critical Vulnerability Discovered in Popular API Developer Portal

2024/04/21 SecurityOnline — API 開発者のためのポータルを、構築/管理するために広く使用されている Perforce Akana Community Manager Developer Portal に、重大な脆弱性 CVE-2024-2796 (CVSS:9.3) が、セキュリティ研究者である Jakob Antonsson により発見された。この脆弱性を悪用する攻撃者は、SSRF (server-side request forgery) 攻撃を引き起こす可能性を持つ。

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Laravel Framework の脆弱性 CVE-2024-29291:ゼロデイ状態で PoC も提供

Laravel Framework Hit by Data Exposure Vulnerability (CVE-2024-29291) – Database Credentials at Risk

2024/04/21 SecurityOnline — 先日に発見された、人気の Web 開発フレームワーク Laravel における脆弱性により、Web サイトやアプリケーションで、深刻なデータ侵害の可能性が生じている。この脆弱性 CVE-2024-29291 は、Laravel のバージョン 8〜11 に影響を及ぼし、機密性の高いデータベースのログイン認証情報が暴露される可能性があるという。

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Citrix uberAgent の脆弱性 CVE-2024-3902 が FIX:特権昇格のおそれ

Citrix uberAgent Update for Privilege Escalation Vulnerability (CVE-2024-3902)

2024/04/21 SecurityOnline — Citrix が公開したのは、uberAgent ソフトウェアで発見された、脆弱性 CVE-2024-3902 (CVSS:7.3) に対する緊急のセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、影響を受けるシステム内で特権を昇格させる可能性を持つ。その結果として、ユーザー・アカウントの侵害や、より広範なシステムへの不正アクセスにいたる恐れがあるという。

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GitHub のコメント機能を悪用:Microsoft のリポジトリ URL 経由でマルウェア配布

GitHub comments abused to push malware via Microsoft repo URLs

2024/04/20 BleepingComputer — GitHub のバグ (あるいは設計上の仕様) を悪用する脅威アクターたちが、Microsoft のリポジトリに関連する URL を使って信頼できるファイルを装い、マルウェアを配布している。先日に発見されたマルウェアの多くは、Microsoft GitHub の URL を中心に活動していた。さらに、この “欠陥” の悪用は、GitHub 上のあらゆる公開リポジトリで応用できるため、きわめて説得力のあるルアーを、脅威アクターたちが作成するという可能性が生じている。

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CrushFTP のゼロデイ脆弱性が FIX:標的型攻撃での悪用が確認されている

Critical Update: CrushFTP Zero-Day Flaw Exploited in Targeted Attacks

2024/04/20 TheHackerNews — 企業向けファイル転送ソフトウェアである、CrushFTP に脆弱性が発見された。CrushFTP はユーザーに対して、最新バージョンへのアップデートを急ぐよう呼びかけている。CrushFTP は 4月19日に公開したアドバイザリで、「CrushFTP v11 (11.1 以下) の脆弱性を悪用する攻撃者は、VFS をエスケープし、システム・ファイルをダウンロードする可能性を持つ。この脆弱性は、v11.1.0 で修正された」と説明している。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:脆弱なデバイス 22,500 台がインターネット公開

22,500 Palo Alto firewalls “possibly vulnerable” to ongoing attacks

2024/04/19 BleepingComputer — 2024年3月26日以降において、Palo Alto GlobalProtect ファイアウォール・デバイス約 22,500台に、活発な攻撃で悪用されているコマンド・インジェクションの脆弱性 CVE-2024-3400 が存在する可能性があるという。この脆弱性 CVE-2024-3400 は、GlobalProtect 機能における特定の Palo Alto Networks の PAN-OS バージョンに影響するものであり、未認証の攻撃者に任意のファイル作成をトリガーとするコマンド・インジェクションを許し、その結果として root 権限でのコマンド実行にいたる可能があるという。

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glibc の深刻な脆弱性 CVE-2024-2961 が FIX:PHP 環境への攻撃が予測される

CVE-2024-2961 – glibc Vulnerability Opens Door to PHP Attacks: Patch Immediately

2024/04/19 SecurityOnline — GNU C Library (glibc) の iconv 関数において、先日に発見された脆弱性 CVE-2024-2961 は、PHP で構築される Web アプリケーションに深刻な影響を及ぼすものだ。この脆弱性を悪用するリモートの攻撃者により、境界を越えたメモリ書き込みが可能となり、 脆弱な PHP アプリケーションのコンテキスト内で、任意のコードを実行される可能性が生じる。

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MITRE が公表した 2024年1月の侵害:Ivanti のゼロデイを悪用する APT に侵入されていた

MITRE Revealed That Nation-State Actors Breached Its Systems Via Ivanti Zero-Days

2024/04/19 SecurityAffairs — 2024年4月に MITRE が公表したのは、その研究/試作ネットワークの1つに対して、セキュリティ侵害が生じていたことだ。同組織のセキュリティ・チームは直ちに調査を開始し、脅威アクターをログアウトさせ、サードパーティのフォレンジック・インシデント・レスポンス・チームに依頼し、社内の専門家と協力し、独自の分析を実施した。MITRE Corporation によると、この国家に支援された APT は、2024年1月に Ivanti Connect Secure の2つのゼロデイ脆弱性を連鎖させ、同社のシステムに侵入していた。

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GPT-4 調査:脅威アドバイザリを読むだけで多くの脆弱性を悪用できる – University of Illinois

GPT-4 Can Exploit Most Vulns Just by Reading Threat Advisories

2024/04/19 DarkReading — GPT-4 を搭載した AI エージェントは、現実の世界のシステムに影響を及ぼしている、公開されている脆弱性の大半を、オンラインで読み込むだけで悪用できることが判明した。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 (UIUC) が公開した最新の研究は、AI を悪用するサイバー脅威において、これまで 18ヶ月の間は停滞気味だった状況が、根本的に活性化する恐れがあるとしている。

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Ivanti Avalanche の脆弱性 CVE-2024-29204:Poc エクスプロイト・コードが公開された

Exploit Code Released for Severe Ivanti Avalanche Vulnerability (CVE-2024-29204)

2024/04/19 SecurityOnline — さまざまな企業で利用されている MDM (Mobile Device Management) ソリューション Ivanti Avalanche で確認された、深刻な脆弱性 CVE-2024-29204 (CVSS:9.8) に対する、PoC (proof-of-concept) エクスプロイト・コードが公開された。この脆弱性の悪用に成功した、認証されていないリモートの攻撃者は、脆弱なシステム上で任意のコード実行が可能になる。

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Keycloak のセキュリティ・アップデート:DDoS/データ流出などの脆弱性に対処

Keycloak Patches Vulnerabilities, Mitigates DDoS and Data Theft Risks

2024/04/18 SecurityOnline — 認証/認可のための OSS ソリューションとして人気の Keycloak が、複数の脆弱性に対処するためのセキュリティ・アップデートをリリースした。これらの脆弱性が悪用されると、サービス拒否攻撃や、機密データの流出などの可能性が生じる。影響を受けるバージョンを使用している場合には、パッチが適用された Keycloak 22.0.10/24.0.3 へと、直ちにアップデートするよう推奨される。

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