aiohttp の DoS 脆弱性 CVE-2024-30251 が FIX:ただちにアップデートを!

CVE-2024-30251: Denial of Service Vulnerability in aiohttp Threatens Web Services

2024/05/02 SecurityOnline — Python アプリケーションにおいて、非同期 HTTP リクエスト処理を可能にする、人気の OSS ライブラリ aiohttp で、深刻な DoS の脆弱性 CVE-2024-30251 (CVSS:7.5) が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、単一の不正な POST リクエストを送信することで、Web サービスを麻痺させることを可能にする。この脆弱性は、高性能な Web アプリケーション開発のために aiohttp に依存している、テクノロジー企業/Web 開発者/バックエンド・エンジニア/データ・サイエンティストたちにとって、重大な懸念事項となるだろう。

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Jitsi Meet の脆弱性 CVE-2024-33530 が FIX:攻撃者に通話が傍受されるおそれ

CVE-2024-33530: Jitsi Meet Flaw Leaks Meeting Passwords, Exposing Calls to Intruders

2024/05/02 SecurityOnline — 人気の OSS ビデオ会議プラットフォーム Jitsi Meet に、深刻な脆弱性が存在することが、Insinuator のセキュリティ研究者である Florian Port により発見された。この脆弱性 CVE-2024-33530 の悪用に成功した攻撃者は、権限なしで会議のパスワードを取得し、セキュリティを回避してプライベートな会議への参加が可能になる。

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CISA/FBI の共同警告:パス・トラバーサル脆弱性の出荷前の修正をベンダーに要請

CISA urges software devs to weed out path traversal vulnerabilities

2024/05/02 BleepingComputer — 5月2日 (木) にCISA と FBI が 公開した共同勧告は、ソフトウェア会社に対して、自社製品をリリース前に見直し、パス・トラバーサルの脆弱性を修正するよう求めるものだ。ディレクトリ・トラバーサルとも呼ばれる、パス・トラバーサル脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、重要なファイルの作成/上書きを行い、認証などのセキュリティ・メカニズムをバイパスし、コード実行を引き起こす可能性を持つ。さらに、脅威アクターに対して、機密データへのアクセスを許してしまう可能性もある。もし、認証情報が盗まれた場合には、その後の、標的システムへの侵入において、既存アカウントへのブルートフォース (総当り) 攻撃に悪用されるケースもある。

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Dropbox Sign のデータ侵害:ユーザー情報への不正アクセスが発生

Dropbox Discloses Breach of Digital Signature Service Affecting All Users

2024/05/02 TheHackerNews — 4月24日に Dropbox が明らかにしたのは、Dropbox Sign (旧 HelloSign) が正体不明の脅威アクターにより侵害され、電子署名製品の全ユーザーに関連するEメール/ユーザー名/一般的なアカウント設定などが不正アクセスを受けたことだ。同社は、米国証券取引委員会 (SEC) に提出した書類の中で、4月24日に不正アクセスに気づいたと述べている。なお、Dropbox は、2019年1月に HelloSign の買収計画を発表していた。

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Cisco IP Phone の脆弱性 CVE-2024-20376 などが FIX:ただちにアップデートを!

Cisco IP Phones Exposed: Vulnerabilities Allow Hackers to Disrupt, Spy, and Even Make Calls

2024/05/02 SecurityOnline — Cisco が発表したのは、いくつかの IP Phone モデルのファームウェアに存在する、複数の脆弱性に関する一連のセキュリティ・アドバイザリである。これらの脆弱性の悪用に成功した、認証されていないリモートの攻撃者は、サービス拒否 (DoS:denial of service) から不正アクセスや機密情報の漏洩に至るまでの、悪意のアクションを実行する可能性を持つ。広く使用されている Cisco IP 電話に影響を及ぼす、これらの脆弱性には、ビジネス・コミュニケーションのセキュリティに重大な脅威をもたらす可能性がある。

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Apollo Router の深刻な脆弱性 CVE-2024-32971 が FIX:データの完全性が脅かされる可能性

CVE-2024-32971: Critical Vulnerability in Apollo Router Compromises Data Integrity

2024/05/02 SecurityOnline — Apollo Router のバージョン 1.44.0/1.45.0 に、深刻な脆弱性 CVE-2024-32971 (CVSS:9.1) が発見された。この脆弱性により、Apollo Router を通じて実行される操作の完全性に深刻な懸念が生じるため、直ちにシステムをアップデートするよう求める緊急アドバイザリが、ユーザーに対して通知された。

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XML-Crypto の脆弱性 CVE-2024-32962 が FIX:CVSS 値は 10.0

CVE-2024-32962 (CVSS 10): Critical Vulnerability in XML-Crypto Affects Millions

2024/05/01 SecurityOnline — XML ドキュメントの暗号セキュリティにおいて、広く使用されている不可欠なツール XML-Crypto npm パッケージに、深刻なセキュリティ上の欠陥が発見された。この脆弱性には CVE-2024-32962 が採番され、その深刻度は CVSS 値 10.0 と評価されている。この脆弱性は、電子署名の真正性を適切に検証しないという、同パッケージのデフォルト設定における基本機能の欠陥に起因しており、悪用に成功した攻撃者に対して、なりすまし署名を許してしまう。

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2024 Q1 のランサムウェア活動調査:LockBit/Black Basta/Play がトップに – ReliaQuest

LockBit, Black Basta, Play Dominate Ransomware in Q1 2024

2024/05/01 InfoSecurity — 2024 Q1 に最も活発に動き回ったランサムウェア・グループは、LockBit/Black Basta/Play であることが確認された。その中でも特筆すべきは、Black Basta の活動が 41% も増加したという点だ。このデータは、サイバーセキュリティ企業 ReliaQuest の最新レポートによるものだ。同レポートは、調査の対象期間中である2月に、LockBit が法執行機関によるテイクダウンを受け、大きく後退したことにも触れている。

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HPE ArubaOS の 10件の脆弱性が FIX:RCE /DoS 攻撃が生じる恐れ

HPE Aruba Networking fixes four critical RCE flaws in ArubaOS

2024/05/01 BleepingComputer — 4月30日に HPE Aruba Networking が公開したセキュリティ・アドバイザリは、同社独自のネットワーク OS である ArubaOS の、複数のバージョンに影響を及ぼす脆弱性に関するものだ。このアドバイザリには、10件の脆弱性が記載されており、そのうちの4件は、リモート・コード実行につながる可能性のある、深刻度 (CVSS v3.1:9.8) の認証を必要とせずに悪用が可能なバッファ・オーバーフローの脆弱性である。

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CISA KEV 警告 24/05/01:GitLab の脆弱性 CVE-2023-7028 を KEV に追加

CISA says GitLab account takeover bug is actively exploited in attacks

2024/05/01 BleepingComputer — 5月1日に CISA は、 GitLab の脆弱性 CVE-2023-7028 (CVSS:10.0) を KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。この脆弱性を積極的に悪用する攻撃者たちにより、パスワード・リセットとアカウントの乗っ取りが生じると、同組織は警告している。GitLab は、専有コードや API キーを含む機密データをホストしているため、アカウントが乗っ取りが生じると、深刻な事態に陥る可能性がある。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、CI/CD (Continuous Integration/Continuous Deployment) 環境に悪意のコードを挿入し、リポジトリを侵害するサプライチェーン攻撃を実行する可能性がある。

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クラウドに CVE は 必要? 不要?:変容する脆弱性の管理について考える – Veracode

Why cloud vulnerabilities need CVEs

2024/05/01 HelpNetSecurity — いまの世界において、脆弱性の管理の目的を考えるとき、新しいテクノロジーへの大きな移行を認識する必要がある。たとえばクラウドなどの、各種のパラダイムや環境の中で、リスクを管理する方式を認識することが不可欠となる。ネットワーク・セキュリティの継ぎ接ぎは、同じようにクラウド環境に適用できないだろうし、脆弱性に CVE 識別子を割り当てるクラウド・プロバイダーもほとんどいないという状況である。

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侵害のイニシャル・アクセスとしての脆弱性悪用:2023年は 180% 増 – Verizon DBIR

DBIR: Vulnerability Exploits Triple as Initial Access Point for Data Breaches

2024/05/01 InfoSecurity — 侵害のイニシャル・アクセス・ステップとしての脆弱性の悪用は、2022年から 2023年の間に 180% も増加した。5月1日に Verizon が発表した 2024 Data Breach Investigations Report (DBIR) によると、この方式でネットワークに侵入する脅威アクターが 14% に達し、そこから不正アクセスや侵害につながっていった。1位のクレデンシャル窃取と、2位のフィッシングに続いて、脆弱性の悪用は3位となっている。この増加は、MOVEit の脆弱性の悪用や、2024年を通してランサムウェア・ギャングが用いた、いくつかのゼロデイ・エクスプロイトが要因になっていると、同レポートは指摘している。

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SonicWall GMS の脆弱性 CVE-2024-29010/29010 が FIX:データ侵害の可能性

SonicWall Patches GMS Flaws to Block Data Breaches and Bypass Attacks

2024/04/30 SecurityOnline — SonicWall がリリースしたのは、Global Management System (GMS) ソフトウェアに存在する、脆弱性 CVE-2024-29010/CVE-2024-29011 に対するセキュリティ・パッチである。それらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、機密データへの不正アクセスや、認証メカニズムのバイパスなどの可能性を持つことになる。

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FileMaker Server の脆弱性 CVE-2024-27790 が FIX:機密データへの不正アクセス

CVE-2024-27790: FileMaker Server Vulnerability Patched, Data Access Risk Addressed

2024/04/30 SecurityOnline — 4月30日 (火) に Claris International は、FileMaker Server バージョン 20.3.2 をリリースして深刻な脆弱性に対応した。この脆弱性 CVE-2024-27790 の悪用に成功した攻撃者は、ホストされたデータベース内の機密データへの不正アクセスを可能にするという。

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CISA KEV 警告 24/04/30:Microsoft SmartScreen の脆弱性 CVE-2024-29988:パッチ適用の確認が重要

CISA Catalogs Microsoft’s CVE-2024-29988 as Actively Exploited Vulnerability

2024/04/30 SecurityOnline — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、先日にパッチが適用された Microsoft 脆弱性 CVE-2024-29988 を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。つまり、この脆弱性が、すでに脅威アクターたちにより、積極的に悪用されていることが示唆される。

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BentoML の脆弱性 CVE-2024-2912 と PoC エクスプロイト:ただちにパッチを!

CVE-2024-2912: Critical ‘BentoML’ Flaw Opens AI Systems to Remote Takeover

2024/04/30 SecurityOnline — AI アプリケーションのビルド/デプロイに用いられる、人気の Python ベース・フレームワークである BentoML に、深刻なセキュリティ上の欠陥があることが明らかになった。この脆弱性 CVE-2024-2912 は、ソフトウェアがデータを処理する方法に起因し、BentoML を実行しているサーバ上で、攻撃者に任意のコード実行を許すものになる。

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ランサムウェア・ギャングへの身代金の支払額:500% 増の $2m が平均 – Sophos 調査

Ransom Payments Surge by 500% to an Average of $2m

2024/04/30 InfoSecurity — Sophos の “The State of Ransomware 2024” レポートによると、この1年の間に身代金の平均支払額は 500% も急増し、1回あたり $2 million に達している。Sophos の 2023年の調査から算出された平均支払額は $400,000 であり、それと比較すると、ランサムウェア・オペレーターたちは被害者に対して、より多額の支払いを求めるようになったことが示されている。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:リセット/アップグレード後の永続性に関する PoC

Palo Alto firewalls: CVE-2024-3400 exploitation and PoCs for persistence after resets/upgrades

2024/04/30 HelpNetSecurity — 4月30日に Palo Alto Networks は、同社の PAN-OS の脆弱性 CVE-2024-3400 の PoC (proof-of-concept) に関するアドバイザリを更新した。この PoC は、脆弱性の悪用に成功した攻撃者に、ファイアウォール上での永続化の獲得を可能にするものであり、同社は「現時点においては、これらの永続化テクニックを使用して、脆弱性を積極的に悪用しようとする悪意の試みは、確認されてない。これらのテクニックは、インタラクティブな root レベルのコマンド実行が可能な、すでに侵害されたデバイス上で機能する」と詳述している。

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Docker Hub ユーザーを標的にした3つのキャンペーン:2021年から展開されていたことが判明

Millions of Docker repos found pushing malware, phishing sites

2024/04/30 BleepingComputer — Docker Hub ユーザーを標的として、2021年初めから展開されている3つの大規模なキャンペーンにより 、マルウェアやフィッシング・サイトをプッシュする、数百万のリポジトリが設置されていたことが判明した。Docker Hub がホストする 1,500 万件のリポジトリのうちの約 20%に、スパムからマルウェアやフィッシング・サイトなどにいたる、悪意のコンテンツが含まれていたことが、JFrog のセキュリティ研究者たちにより発見された。

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ランサムウェア 2024 Q1 レポート:サイバー保険会社の視点で分析 – Corvus

Ransomware Rising Despite Takedowns, Says Corvus Report

2024/04/30 InfoSecurity — Corvus Insurance の最新レポートによると、2024年 Q1 に LockBit とALPHV/BlackCat が残した空白を、新たなランサムウェア・ギャングたちが、すでに埋めているようだ。4月30日に発表された “Ransomware Groups Don’t Die, They Multiply” で Corvus は、2024年 Q1 のランサムウェアの活動量は、前年同期と比較して 21% 増だったことを明らかにした。

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Google Play から排除された 228万件のアプリ:プライバシー侵害との 2023年の戦い

Google Says it Blocked 2.28 Million Apps from Google Play Store

2024/04/29 SecurityWeek — 4月29日 (月) に Google が発表したのは、セキュリティのプロセスを改善したことで、2023年の Google Play アプリ・ストアでは、プライバシーを侵害する 228万件のアプリの公開が阻止されたというトピックだ。悪質な Android アプリや脅威アクターたちとの戦いにおいて、優れたセキュリティ機能/更新されたポリシー/高度な機械学習/アプリケーション審査プロセス/開発者のオンボーディング強化への投資などが効果的だったと、同社は述べている。

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MailCleaner の CVE-2024-3191 などの脆弱性が FIX:RCE 攻撃などにつながる恐れ

MailCleaner Vulnerabilities Allow Remote Code Execution

2024/04/29 SecurityOnline — MailCleaner で発見された複数の深刻な脆弱性に関する情報が、2024年4月29日に Modzero のサイバー・セキュリティ研究チームが公開した、セキュリティ・レポートにより明らかにされている。MailCleaner とは、スパム/ウイルスなどの悪意のコンテンツから保護するために設計された、広範に使用されているEメール・フィルタリング・アプライアンスのことだ。新たに発見された脆弱性は、認証されていない攻撃者が任意のコマンドを実行することで、MailCleaner により処理されるEメールの、機密性/完全性が侵害される可能性を生じるものだ。

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Ant Media Server の脆弱性 CVE-2024-32656 が FIX:直ちにアップデートを!

Ant Media Server Flaw Grants Local Users Root Access (CVE-2024-32656)

2024/04/29 SecurityOnline — 何千もの組織で使用されている一般的なストリーミング・ソリューションである、Ant Media Server に存在する深刻な脆弱性 CVE-2024-32656 が、Praetorian red team により発見された。この脆弱性はミスコンフィグに起因し、対象システム上で権限を持たない任意のユーザーに悪用されると、最高レベルのアクセスである root への権限昇格にいたる可能性が生じる。

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Telegram Web 版の脆弱性 CVE-2024-33905 が FIX:直ちにアップデートを!

Telegram Patches Flaw in Web Version, Vulnerability Exposed User Accounts to Hackers

2024/04/29 SecurityOnline — Telegram Web アプリケーションに、深刻な脆弱性 CVE-2024-33905 が存在することが、セキュリティ研究者の Pedro Batista により発見された。この脆弱性は、Telegram WebK 2.0.0 (486) 以下のバージョンに存在し、深刻な XSS (Cross-Site Scripting) 攻撃を可能にし、セッション・ハイジャックへといたる可能性を生じる。ただし Telegram は、発見の報告から僅か2日後に、この問題を速やかに修正している。

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R プログラミング言語の脆弱性 CVE-2024-27322:サプライチェーン攻撃につながる恐れ

New R Programming Vulnerability Exposes Projects to Supply Chain Attacks

2024/04/29 TheHackerNews — プログラミング言語 R に新たに発見されたセキュリティ脆弱性 CVE-2024-27322 は、攻撃者が作成した悪意のRDS (R Data Serialization) ファイルを、読み込んで参照するとコードが実行され、侵害にいたるというものだ。この脆弱性について、AI アプリケーション・セキュリティ企業 Hidden Layer は、「R-lang における Promise オブジェクトの使用と遅延評価に起因する」と、The Hacker News に共有したレポートで述べている。

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QNAP NAS の脆弱性 CVE-2024-32766 (CVSS 10) などが FIX:ただちにパッチを!

CVE-2024-32766 (CVSS 10) – QNAP Vulnerability: Hackers Can Hijack Your NAS

2024/04/28 SecurityOnline — NAS (network attached storage) デバイス 大手の QNAP がユーザーに発したのは、同社の NAS ソフトウェア製品群に存在する、複数の深刻な脆弱性に対して迅速なアップデートを促す勧告である。これらの脆弱性が悪用されると、認証メカニズムを迂回する攻撃者により、リモート・コマンドが実行される可能性などが生じるという。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:XMRig 暗号通貨マイニング・マルウェアの展開

Palo Alto Firewalls Under Attack: Critical Flaw Exploited to Deploy Cryptojacking Malware

2024/04/28 SecurityOnline — いま、Palo Alto Networks の人気ファイアウォール・アプライアンスが、サイバー犯罪者の標的になっている。新たに公表された、深刻な脆弱性 CVE-2024-3400 の悪用に成功した攻撃者は、脆弱なファイアウォールをリモートから操作し、広範なデータ流出やシステムの混乱にいたるという懸念がある。この脆弱性は、PAN-OS の SESSID クッキーの操作に起因しており、それぞれのセッション最中に、root レベルのアクセス権を持つファイル作成が、不注意により許可されてしまうというものだ。この欠陥を悪用する攻撃者は、特別な権限やユーザー操作を必要とせずに、bash スクリプトの操作により、悪意のコードを実行できる。したがって、この脆弱性 CVSS 値は 10.0 と評価されている。

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技術者の就活を狙う悪意の npm パッケージ:騙されてマルウェアをインストール

Bogus npm Packages Used to Trick Software Developers into Installing Malware

2024/04/27 TheHackerNews — 現在進行中のソーシャル・エンジニアリング・キャンペーンは、ソフトウェア開発者の就活をターゲットにする偽の npm パッケージを提供し、Python バックドアをダウンロードさせるというものだ。サイバー・セキュリティ企業の Securonix は、このキャンペーンを DEV#POPPER という名前で追跡しており、北朝鮮の脅威アクターと結びつけている。

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Okta 警告:同社製品へのクレデンシャル・スタッフィング攻撃が激増している

Okta warns of “unprecedented” credential stuffing attacks on customers

2024/04/27 BleepingComputer — Okta は、同社の ID/Access 管理ソリューションを標的とするクレデンシャル・スタッフィング攻撃が、前例がないほど急増しており、一部の顧客アカウントが侵害されたと警告している。クレデンシャル・スタッフィング攻撃とは、ダークウェブなどで購入したユーザー名/パスワードのリストを悪用するサイバー犯罪者が、標的とするユーザー・アカウントへの自動ログイン要求を行い、侵害を試みるというものだ。

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Windows Kernel EoP の 脆弱性 CVE-2024-21345:PoC が公開された

Windows Kernel EoP Vulnerability (CVE-2024-21345) Gets PoC Exploit Code

2024/04/27 SecurityOnline — Windows Kernel の EoP (Elevation of Privilege) に存在する、脆弱性 CVE-2024-21345 に対する PoC (proof-of-concept) エクスプロイト・コードが、セキュリティ研究者の Gabe Kirkpatrick から公開された。このエクスプロイトにより、認証された攻撃者は、SYSTEM レベルまで権限を昇格させ、影響を受けるシステムを完全に制御できるようになる。

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CISA のランサムウェア防御プログラム:連邦政府などから 850 の脆弱なデバイスを除去

Over 850 Vulnerable Devices Secured Through CISA Ransomware Program

2024/04/26 InfoSecurity — 米国の政府機関および重要インフラ機関は、2023年において Ransomware Vulnerability Warning Pilot (RVWP) プログラムの下で、1754件のランサムウェア脆弱性通知を受け取った。その結果として、852台の脆弱なデバイスが保護され、また、それが不可能な場合にはオフラインにされた。最も多くの警告が送信されたのは政府の施設 641件であり、そこには連邦政府/州政府/地方政府や、学校および高等教育などの、さまざまな組織が含まれる。

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CrushFTP の脆弱性 CVE-2024-4040:1,400 台以上のサーバが危険に晒されている

Over 1,400 CrushFTP Internet-Facing Servers Vulnerable To Cve-2024-4040 Bug

2024/04/26 SecurityAffairs — 1,400台以上の CrushFTP インターネット接続サーバが、深刻な脆弱性 CVE-2024-4040 を狙う攻撃に対して脆弱であることが判明した。CrushFTP に存在する、VFS サンドボックス・エスケープの脆弱性 CVE-2024-4040 は、Airbus CERT の Simon Garrelou により発見されたものだ。

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Google のサードパーティー Cookie 廃止:英国当局との調整のために再延期?

Google Postpones Third-Party Cookie Deprecation Amid U.K. Regulatory Scrutiny

2024/04/25 TheHackerNews — Privacy Sandbox イニシアチブをめぐって発生している、英国の規制当局との未解決の懸念に対処している Google だが、Chrome の サードパーティ・トラッキング・クッキー廃止計画を再びプッシュし始めた。Google は、英国の CMA (Competition and Markets Authority) と緊密に協力しており、年内に合意を達成したいと述べている。

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Skylab IGX IIoT Gateway の脆弱性 CVE-2024-4163 が FIX:今すぐアップデートを!

Skylab IGX IIoT Gateway Vulnerability (CVE-2024-4163): Root Access for Attackers

2024/04/25 SecurityOnline — 広く使用されている Skylab IGX IIoT Gateway に、機密性の高い産業用システムを危険にさらす、深刻な脆弱性 CVE-2024-4163 が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は権限を昇格させ、影響を受けるデバイスの完全な制御を奪い、重要な OT (operational technology) 環境へ侵入する可能性を持つことになる。

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Cisco IOS XE のゼロデイ CVE-2023-20198 の PoC が公開:直ちにアップデートを!

Cisco Zero-Day Exploit Code Goes Public: Patch Now or Face Total System Takeover

2024/04/25 SecurityOnline — Cisco IOS XE の深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2023-20198 に対して、PoC エクスプロイト・コードが公開されたことにより、世界中の膨大な数の組織におけるリスクが激増している。それ以前において、このバグの悪用方法を知っていたのは、一部の高度な攻撃者だけだった。しかし現在では、あらゆる技術レベルのハッカーが、脆弱なルーターやスイッチを驚くべき手軽さで、完全にコントロールできるようになっている。そのため、企業/インフラ・プロバイダー/政府機関は、エスカレートする攻撃の波に直面している。

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CISA KEV 警告 24/04/25:Microsoft Windows Print Spooler の脆弱性 CVE-2022-38028 を追加

CISA Adds Microsoft Windows Print Spooler Flaw To Its Known Exploited Vulnerabilities Catalog

2024/04/25 SecurityAffairs — 米国 の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、Microsoft Windows Print Spooler の権限昇格の脆弱性 CVE-2022-38028 を、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。ロシアに関連する APT28 (別名:Forest Blizzard/Fancybear/Strontium) について、CISA は Microsoft からの報告を受けた。具体的な内容は、GooseEgg と名付けられた未知のツールにより、Windows Print Spooler の脆弱性 CVE-2022-38028 が悪用されたというものであり、この脆弱性が KEV カタログに追加された。

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サイバー保険請求の 56%はEメールの受信トレイから発生している – Coalition 調査

56% of cyber insurance claims originate in the email inbox

2024/04/24 HelpNetSecurity — サイバー保険会社である Coalition は、2023年1月1日〜12月31日に報告された保険金支払いデータに基づき、新たなレポート ”2024 Cyber Claims Report” を公開した。Coalition の Head of Global Claims である Robert Jones は、「金銭的な利得を求める攻撃者は、Eメールの受信トレイで支払情報を見つけ出し、支払プロセスに潜在的に介入して資金を盗む。つまり、受信トレイは、犯行が容易な場所であることが証明されている」と述べている。

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XZ Utils へのバックドア混入:そこで用いられたソーシャル・エンジニアリングを紐解く

Attacker Social-Engineered Backdoor Code Into XZ Utils

2024/04/25 DarkReading — SolarWinds や CodeCov が経験したような、広範なソフトウェア・サプライチェーンへの攻撃において、敵対者には高度な技術的スキルは必要ない。 必要なのは、ほんの少しの時間と、巧妙なソーシャル・エンジニアリングだけということもある。今年の初めに、Linux システムの OSS である XZ Utils データ圧縮ユーティリティに、バックドアを仕込んだ人物も、きっと、そうだっただろう。今週に発表された、このインシデントに対する Kaspersky による分析と、ここ数日における他の企業からの同様の報告から判明したのは、このユーティリティにバックドアを組み込んだ攻撃者は、ほぼ全面的にソーシャル・エンジニアリングを頼っていたことだ。

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Brocade SAN アプライアンスの複数の脆弱性:その内訳と影響についての解説

Vulnerabilities Expose Brocade SAN Appliances, Switches to Hacking

2024/04/25 SecurityWeek — Brocade SANnav SAN (storage area networ) 管理アプリケーションの複数の脆弱性が悪用されると、アプライアンスとファイバーチャネル・スイッチの侵害が発生する可能性があると、セキュリティ研究者である Pierre Barre が警告している。この研究者が特定したのは、未認証のリモート攻撃者に対して、脆弱なデバイスへの root としてのログイン許す欠陥など含む、合計で 18件の脆弱性である。このうちの9件には、CVE-2024-2859 および CVE-2024-29960~CVE-2024-29967 の、CVE 識別子が割り当てられている。

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CISA KEV 警告 24/04/24:Cisco と CrushFTP の深刻な脆弱性に 5月1日までに対処せよ!

CISA Added Critical Vulnerabilities in Cisco Products and CrushFTP to KEV

2024/04/24 SecurityOnline — 米国の Cybersecurity Infrastructure Security Agency (CISA) が連邦政府機関に対して発動したのは、Cisco 製品で発見された2件深刻な脆弱性と、ファイル転送ツール CrushFTP の脆弱性に対して、最優先でパッチを適用すべきという警告である。これらの問題の緊急性は、国家の支援を受けたハッカーによる積極的な悪用に起因しており、脅威の状況の深刻さを強調している。

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GitLab の深刻な脆弱性が FIX:アカウントの乗っ取りにいたる可能性も

Urgent GitLab Update Patches Account Takeover Flaw, Other High-Severity Bugs

2024/04/24 SecurityOnline — 先日の GitLab セキュリティ・リリースで対処されたのは、広範なコード・リポジトリや開発ワークフローに影響を及ぼす可能性のある一連の脆弱性である。それらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、リソース消耗によりサービス拒否から、完全なアカウント乗っ取りに至るまでの、さまざまな攻撃を引き起こす可能性を持つ。GitLab を利用している組織にとって、バージョン 16.11.1/16.10.4/16.9.6 へのアップグレードは必須である。

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Judge0 の深刻な脆弱性が FIX:サンドボックス・エスケープによる乗っ取りの可能性

Critical Judge0 Flaws Expose Online Coding Platforms to Full System Takeovers

2024/04/24 SecurityOnline — 広く使用されているオンライン・コード実行システム Judge0 に、複数の深刻な脆弱性が発見された。それによる壊滅的な結果が、競争力のあるプログラミング・サイト/e ラーニング・プラットフォームといった、安全なコード評価に依存する各種のサービスにもたらされる可能性があるという。Judge0 のバージョン 1.13.0 未満に影響を及ぼす3件の脆弱性 CVE-2024-29021/CVE-2024-28185/CVE-2024-28189 により、システムの完全な侵害にいたる可能性がある。

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Google Chrome の複数の脆弱性が FIX:CVE-2024-4058 は Critical の評価

Google Patches Critical Chrome Vulnerability

2024/04/24 SecurityWeek — 4月22日 (月) に Google が発表したのは、深刻な4件の脆弱性を含むセキュリティホールを修正する、Chrome 124 へのアップデートである。その中で、最も深刻な脆弱性である CVE-2024-4058 は、ANGLE グラフィックス・レイヤー・エンジンに存在する、タイプ・コンヒュージョンのバグだと説明されている。この脆弱性は、リモートからの悪用と、限られたユーザー操作による任意のコード実行、サンドボックス・エスケープの可能性を生じるため、深刻度 Critical と評価されている。

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Progress Flowmon の深刻な脆弱性 CVE-2024-2389:PoC が登場

PoC for critical Progress Flowmon vulnerability released (CVE-2024-2389)

2024/04/24 HelpNetSecurity — Progress Software のネットワーク監視/分析/セキュリティ・ソリューション Flowmon に存在する、未認証により OS コマンド・インジェクションの脆弱性 CVE-2024-2389 の、詳細情報と PoC エクスプロイトが公開された。この致命的な脆弱性は、今月のはじめに Progress により公開され、すでにパッチが適用されている。4月19日 (金) に同社が更新したアドバイザリには、「現在のところ、この脆弱性が悪用されたという報告は受けていない。また、顧客への直接的な影響も認識していない」と記されている。

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Cisco ASA/FTD のゼロデイ脆弱性:ArcaneDoor ハッカーが政府機関ネットワークへの侵入で悪用

ArcaneDoor hackers exploit Cisco zero-days to breach govt networks

2024/04/24 BleepingComputer — 4月24日に公開したアドバイザリで Cisco が警告しているのは、2023年11月以降において国家に支援されるハッカー・グループが、Adaptive Security Appliance (ASA) と Firepower Threat Defense (FTD) ファイアウォールに存在する、2つのゼロデイ脆弱性を悪用していたことだ。 それにより、世界中の政府機関のネットワークで、侵入が発生していたという。

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NETGEAR Nighthawk ルーターの脆弱性 CVE-2023-27368 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2023-27368: NETGEAR Nighthawk Series Routers Authentication Bypass Vulnerability

2024/04/24 SecurityOnline — NETGEAR が発表したのは、同社の人気ルーター Nighthawk シリーズで発見された深刻な脆弱性 CVE-2023-27368 に対する、緊急のセキュリティ警告である。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、ルーターのログイン・システムを完全に迂回することが可能になり、ターゲットのネットワークを完全に制御する恐れが生じる。

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node-mysql2 の脆弱性 CVE-2024-21508 などが FIX:PoC も公開!

Critical Vulnerabilities in Popular Database Library Expose Millions of Applications to Attack

2024/04/23 SecurityOnline — 無数の Web アプリケーションとバックエンド・システムの基盤である、JavaScript データベース・ライブラリ node-mysql2 に複数の脆弱性が存在することが、セキュリティ研究者たちにより発見された。これらの脆弱性は、CVE-2024-21508/CVE-2024-21509/CVE-2024-21511 として追跡されており、あらゆる業界の組織に対して、広範な影響を及ぼす可能性がある。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:Siemens 製品に影響をおよぼすことが判明

Siemens Industrial Product Impacted by Exploited Palo Alto Firewall Vulnerability

2024/04/23 SecurityWeek — 最近に公表された Palo Alto ファイアウォールの脆弱性 CVE-2024-3400 は、遅くとも1ヶ月前から攻撃で悪用されており、 Siemens の産業用製品の1つに影響が生じたことが判明した。4月19日に公開したアドバイザリで Siemens は、Palo Alto の NGFW (Next-Generation Firewall) でコンフィグレーションされた、同社の Ruggedcom APE1808 デバイスが、CVE-2024-3400 の影響を受けている可能性があることを明らかにした。

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プロジェクト管理ツール Plane の脆弱性 CVE-2024-31461 が FIX:CVSS 値 9.1 の SSRF

CVE-2024-31461: Critical Vulnerability Found in Widely-Used Plane Project Management Software

2024/04/23 SecurityOnline — 世界中の何千もの組織で使用されている、人気のプロジェクト管理ツール Plane に深刻な脆弱性が発見された。この、サーバ・サイド・リクエスト・フォージェリ (SSRF) の脆弱性 CVE-2024-31461 (CVSS:9.1) を悪用する攻撃者は、脆弱なPlane インスタンスを実行しているサーバの制御を奪う可能性を持つ。

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Microsoft Exchange の Hotfix がリリース:2024年3月の月例で生じたバグに対応

Microsoft releases Exchange hotfixes for security update issues

2024/04/23 BleepingComputer — Microsoft がリリースしたのは、March 2024 Patch Tuesday をインストールした後であっても、Exchange サーバに影響を及ぼす複数の既知の問題に対する Hotfix 更新プログラムである。April 2024 HU はオプションだが、ECC証明書 と Hybrid Modern Authentication (HMA) for OWA/ECP のサポートも追加されている。

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