技術者の就活を狙う悪意の npm パッケージ:騙されてマルウェアをインストール

Bogus npm Packages Used to Trick Software Developers into Installing Malware

2024/04/27 TheHackerNews — 現在進行中のソーシャル・エンジニアリング・キャンペーンは、ソフトウェア開発者の就活をターゲットにする偽の npm パッケージを提供し、Python バックドアをダウンロードさせるというものだ。サイバー・セキュリティ企業の Securonix は、このキャンペーンを DEV#POPPER という名前で追跡しており、北朝鮮の脅威アクターと結びつけている。

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Okta 警告:同社製品へのクレデンシャル・スタッフィング攻撃が激増している

Okta warns of “unprecedented” credential stuffing attacks on customers

2024/04/27 BleepingComputer — Okta は、同社の ID/Access 管理ソリューションを標的とするクレデンシャル・スタッフィング攻撃が、前例がないほど急増しており、一部の顧客アカウントが侵害されたと警告している。クレデンシャル・スタッフィング攻撃とは、ダークウェブなどで購入したユーザー名/パスワードのリストを悪用するサイバー犯罪者が、標的とするユーザー・アカウントへの自動ログイン要求を行い、侵害を試みるというものだ。

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Keycloak のセキュリティ・アップデート:DDoS/データ流出などの脆弱性に対処

Keycloak Patches Vulnerabilities, Mitigates DDoS and Data Theft Risks

2024/04/18 SecurityOnline — 認証/認可のための OSS ソリューションとして人気の Keycloak が、複数の脆弱性に対処するためのセキュリティ・アップデートをリリースした。これらの脆弱性が悪用されると、サービス拒否攻撃や、機密データの流出などの可能性が生じる。影響を受けるバージョンを使用している場合には、パッチが適用された Keycloak 22.0.10/24.0.3 へと、直ちにアップデートするよう推奨される。

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ClamAV の脆弱性 CVE-2024-20380 が FIX:クラッシュとサービス拒否状態を回避

ClamAV Issues Urgent Patch for High-Risk DoS Vulnerability CVE-2024-20380

2024/04/18 SecurityOnline — ClamAV 開発チームがリリースしたのは、人気のオープンソース・アンチウイルス・ソフトウェアに対する、緊急のセキュリティ・パッチである。このパッチは、脆弱性 CVE-2024-20380 (CVSS:7.5) に対処するものであり、認証されていないリモートの攻撃者に悪用されると、ClamAV サービスがクラッシュし、サービス拒否 (DoS) 状態に陥る可能性が生じる。

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QR コードを悪用するフィッシング:2021/2024 比較で 10倍以上に増加 – Egress

Quishing Attacks Jump Tenfold, Attachment Payloads Halve

2024/04/18 InfoSecurity — QR コードを悪用するフィッシングの一種である、クイッシング (Quishing) 攻撃が大幅に増加しており、2021年には僅か 0.8% であったものが、2024年には 10.8% にまで増加している。この数字は Egress の最新レポートによるものである。その一方では、添付ファイルベースのペイロードの減少も顕著であり、同期間中に 72.7% から 35.7% へと半減している。

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CryptoChameleon フィッシング・キット:LastPass を装うキャンペーンを展開

Cybercriminals pose as LastPass staff to hack password vaults

2024/04/18 BleepingComputer — 暗号通貨窃盗をサポートする CryptoChameleon フィッシング・キットによりユーザーを狙うという、悪質なキャンペーンが展開されていると、LastPass が警告している。CryptoChameleon は、2024年の初めに発見された高度なフィッシング・キットであり、カスタムメイドの Okta Single Sign-On (SSO) ページを用いて、連邦通信委員会 (FCC:Federal Communications Commission) の職員をターゲットにしていた。

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AWS/Google/Azure の CLI ツールの脆弱性:ビルド・ログから認証情報が漏えいする恐れ

AWS, Google, and Azure CLI Tools Could Leak Credentials in Build Logs

2024/04/16 TheHackerNews — Amazon Web Services (AWS) と Google Cloud の CLI (command-line interface) ツールを悪用することで、ビルド・ログに機密情報を漏えいさせ、組織に重大なリスクをもたらすという問題が、新たなサイバーセキュリティ調査で判明した。この脆弱性は、クラウドセキュリティ企業の Orca により、LeakyCLI と命名されている。

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Cisco Duo で侵害が発生:サードパーティ MFA における論点とは?

Cisco Duo’s Multifactor Authentication Service Breached

2024/04/16 DarkReading — Cisco の MFA サービス Duo に関する、テレフォニー担当のサードパーティ・プロバイダーが、ソーシャルエンジニアリングによるサイバー攻撃を受けた。現時点において、Cisco Duo のユーザーたちは、それに続くフィッシング詐欺などに警戒する必要がある。

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Libreswan の脆弱性 CVE-2024-3652 が FIX:システム・クラッシュや DoS 攻撃が生じる恐れ

Vulnerability in Popular VPN Software Could Lead to Crashes and Service Disruptions

2024/04/15 SecurityOnline — 広く利用されているオープンソースの VPN (Virtual Private Network) ソフトウェアである Libreswan で、新たに発見された脆弱性 CVE-2024-3652 により、システム・クラッシュやサービス拒否攻撃の可能性が生じていると、研究者たちが指摘している。この脆弱性は、接続の安全性を確保するために、Libreswan に依存している組織にとってリスクとなる。

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PuTTY の深刻な脆弱性 CVE-2024-31497 が FIX:秘密鍵の大幅に弱体化

CVE-2024-31497: Critical PuTTY Vulnerability Exposes Private Keys – Immediate Action Required

2024/04/15 SecurityOnline — 一般的な SSH クライアントである、PuTTY バージョン 0.68〜0.80 に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-31497 が発見された。この脆弱性は、FileZilla/WinSCP/TortoiseGit/TortoiseSVN などの、広範なソフトウェアに影響を及ぼす。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、NIST P-521 曲線を用いた ECDSA アルゴリズムで使用される秘密鍵を大幅に弱体化させ、容易に復元できる状態にするという。この欠陥は、Ruhr 大学 Bochum.の、セキュリティ研究者である Fabian Bäumer と Marcus Brinkmann により発見された。

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Google Workspace の新機能:マルチ・パーティによる承認でセキュリティ設定保護を強化

New Google Workspace feature prevents sensitive security changes if two admins don’t approve them

2024/04/09 HelpNetSecurity — Google が 4月9日に発表したのは、複数の特権管理者アカウントを持つ Google Workspace ユーザー向けに、マルチ・パーティによる承認を導入するというものだ。Google Workspace (旧 G Suite) は、企業向けにデザインされたクラウドベースの生産性とコラボレーションのためのツール/サービスである。この、オプションとして提供されるマルチ・パーティ承認機能は、2023年8月に Google Workspace チームが発表した、新たなセキュリティ機能のうちの一つである。

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YubiKey Manager の脆弱性 CVE-2024-31498 が FIX:管理者権限がブラウザに継承される危険性

YubiKey Manager Flaw (CVE-2024-31498): Patch Now To Prevent Admin Privilege Escalation on Windows

2024/04/04 SecurityOnline — Yubico が公開したのは、GUI ソフトウェア YubiKey Manager に存在する脆弱性に対する、セキュリティ・アドバイザリおよびパッチ (バージョン 1.2.6) である。この脆弱性 CVE-2024-31498 (CVSS:7.7) を、特定の条件下で悪用する攻撃者は、Windowsシステム上で昇格した特権を悪用する可能性を持つ。

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VeridiumID 認証プラットフォームの深刻な脆弱性が FIX:ただちにアップデートを!

Multi Vulnerabilities Discovered in VeridiumID Authentication Platform – Patch Now

2024/04/03 SecurityOnline — 先日の Veridium のセキュリティ・アドバイザリにより明らかになったのは、同社の人気の VeridiumID 認証プラットフォームにおける。一連の深刻な脆弱性の存在である。これらの脆弱性に対してパッチが適用されず、そのまま放置されると、攻撃者による機密ユーザーデータの窃取/ユーザーアカウントの乗っ取り/組織のネットワーク内での悪意のコードの実行などにいたる恐れが生じる。

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WallEscape 脆弱性 CVE-2024-28085:Linux のパスワードが漏えいする可能性とは?

‘WallEscape’ Linux Vulnerability Leaks User Passwords

2024/04/01 SecurityWeek — Linux システムの util-linux コア・ユーティリティ・パッケージで発見された新たな脆弱性について、セキュリティ研究者たちが文書化を進めている。それによると、悪用に成功した攻撃者は、ユーザー・パスワード の漏えいや、クリップボード内容の改ざんなどを引き起こす可能性があるという。”WallEscape” と名付けられた脆弱性 CVE-2024-28085 は、コマンドライン引数におけるエスケープシーケンスをフィルタリングしない、util-linux の “wall” コマンドに影響を及ぼすものである。

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2023 年の SaaS 脅威調査:97% の組織がサイバー攻撃のリスクに直面 – Wing Security 調査

Compromised SaaS Supply Chain Apps: 97% Of Organizations At Risk Of Cyber Attacks

2024/03/29 GBHackers — SaaS (Software as a Service) アプリケーションに依存することで、効率性/イノベーション/成長を促進する企業が増えている。しかし、相互接続が多様化/複雑化するデジタル・エコシステムへのシフトには、リスクも伴うことになる。Wing Security の “2024 State of SaaS Security Report” によると、2023年には 97% もの組織が、侵害された SaaS サプライチェーン・アプリケーションを介した攻撃に直面しているという。この事実は、現代の企業のデジタル・インフラにおける、深刻な脆弱性を浮き彫りにしている。

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Okta Verify for Windows の脆弱性 CVE-2024-0980 が FIX:ただちにパッチを!

CVE-2024-0980 Vulnerability in Okta Verify for Windows Demands Urgent Update

2024/03/28 SecurityOnline — 広く利用されている 多要素認証 (MFA) アプリ Okta Verify for Windows に、深刻な脆弱性が存在していることを、セキュリティ研究者たちが報告している。この脆弱性 CVE-2024-0980 (CVSS:7.1:High) の悪用に成功した攻撃者は、影響を受けるシステム上で、リモートから任意のコードを実行する可能性を持つ。Okta Verify は、Okta が開発した多要素認証 (MFA) アプリである。つまり、Okta にサインインするユーザーに対して本人確認を行い、ユーザーになりすました人物が、アカウントにアクセスする可能性を低減するものである。

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Splunk Enterprise の脆弱性 CVE-2024-29946/29945 が FIX:ただちにパッチを!

Splunk Patches Vulnerabilities in Enterprise Product

2023/03/28 SecurityWeek —3月27日 (水) に Splunk は、Enterprise 製品向けのセキュリティ・パッチを発表したが、その中には深刻度 High の脆弱性も含まれる。Splunk Enterprise がパッチを適用した、2件の深刻度の高い脆弱性については、個別のアドバイザリが公開されている。そのうちの1つである、脆弱性 CVE-2024-29946 は、Splunk Dashboard Studio アプリの Dashboard Examples Hub に影響すものであり、リスクの高い SPL (Search Processing Language) コマンドの保護のバイパスのために悪用される可能性がある。

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Agent Tesla というマルウェア:銀行振込通知を装うフィッシングで配布されている

Alert: New Phishing Attack Delivers Keylogger Disguised as Bank Payment Notice

2024/03/27 TheHackerNews — 革新的なローダー・マルウェアを活用する、新たなフィッシング・キャンペーンにより、情報窃取とキーロガーの機能を持つ Agent Tesla が配信されている。Trustwave Spider Labs によると、2024年3月8日に、この攻撃チェーンを持つフィッシング・メールが発見されたという。このメッセージは、銀行からの支払い通知を装い、ユーザーにアーカイブ・ファイルの添付ファイルを開くよう促すものだった。このアーカイブ (Bank Handlowy w Warszawie – dowód wpłaty_pdf.tar.gz) には、悪意のローダーが隠されており、感染させたホスト上で Agent Tesla を展開する手順を起動させる。

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ロシアのハッカー Midnight Blizzard:パスワード・スプレー攻撃で Microsoft を侵害

Key Lesson from Microsoft’s Password Spray Hack: Secure Every Account

2024/03/25 TheHackerNews — 2024年1月に Microsoft は、ロシアのハッカー Midnight Blizzard (別名:Nobelium) によるハッキング被害を受けていたことを発表した。この件で特筆すべきは、Microsoft への侵入が、いかに容易であったかということだ。ハッカーたちは、ゼロデイ脆弱性を悪用した高度な技術的ハッキングではなく、単純なパスワード・スプレーという手法を使って、同社の古い非アクティブなアカウントの制御に成功した。このインシデントは、パスワード・セキュリティの重要性と、組織が全てのユーザー・アカウントを保護すべき理由を、思い知らせる結果となった。

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Tycoon 2FA という PhaaS の台頭:Microsoft 365/Gmail アカウントの MFA バイパスで収益

New MFA-bypassing phishing kit targets Microsoft 365, Gmail accounts

2024/03/24 BleepingComputer — Microsoft 365 および Gmail のアカウントを標的とし、二要素認証 (2FA) 保護をバイパスするために、Tycoon 2FA という PhaaS プラットフォームを使用する、サイバー犯罪者が増加している。2023年10月に実施された Sekoia の定期的な脅威ハンティングの最中に、Tycoon 2FA は発見されている。遅くとも 2023年8月には、Saad Tycoon グループがプライベートな Telegram チャンネルを通じて提供したようだ。

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企業の 95%が API のセキュリティ問題に直面している – Fastly 調査

95% of companies face API security problems

2024/03/22 HelpNetSecurity — API が重要な役割を担っているにもかかわらず、ビジネスにおける意思決定者の大多数は、急増している企業のセキュリティ・リスクに対して無関心であることが、Fastly の調査で明らかになった。API (Application Programming Interfaces) は、長い間にわたってデジタル経済の基盤として認識されてきた。最近の統計によると、全インターネット・トラフィックの大半が API を経由していることが分かる。

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Ivanti Standalone Sentry の脆弱性 CVE-2023-41724 などが FIX: NATO が発見/報告

Ivanti fixes critical Standalone Sentry bug reported by NATO

2024/03/20 BleepingComputer — Ivanti は、Standalone Sentry の深刻な脆弱性 CVE-2023-41724 に対して、直ちにパッチを当てるよう顧客に警告している。この脆弱性は、NATO Cyber Security Centre の研究者たちにより報告されたものだ。ユーザー組織の Kerberos Key Distribution Center Proxy (KKDCP) サーバ、または、ActiveSync 対応の Exchange/Sharepoint サーバのゲートキーパーとして、Standalone Sentry は配備されている。

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Firebase インスタンスのミスコンフィグ:平文パスワード 1900 万件が流出

Misconfigured Firebase instances leaked 19 million plaintext passwords

2024/03/19 BleepingComputer — データベース/クラウド/アプリ開発などをホスティングする、Google のプラットフォーム Firebase のミスコンフィグにより、1,900 万件あまりの平文のパスワードがインターネット上に流出していたことが、3人のサイバー・セキュリティ研究者たちの調査により明らかになった。研究者たちが 500 万件以上のドメインをスキャンしたところ、セキュリティ・ルールが有効化されていない組織の、あるいは、間違って設定されている組織の Web サイトが、916 件も発見されたとのことだ。さらに、電子メール/名前/パスワード/電話番号/銀行明細を含む請求情報などの個人情報が、1億2500万件以上も公開されていることも判明した。

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Spring Security の脆弱性 CVE-2024-22257 が FIX:機密システムへの不正アクセスが生じる恐れ

CVE-2024-22257: Spring Security Flaw Opens Door to Broken Access Control Attacks

20224/03/18 SecurityOnline — Java ベースのアプリケーション保護に広く使われているフレームワーク Spring Security に、深刻な脆弱性が発見された。この脆弱性は CVE-2024-22257 (深刻度 “High”) の悪用に成功した攻撃者は、認証をバイパスして機密システムに不正アクセスすることが可能になるという。

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“gitgub” というマルウェア・キャンペーン:GitHub ユーザーにRisePro インフォ・スティーラーを配布

“Gitgub” Malware Campaign Targets Github Users With Risepro Info-Stealer

2024/03/17 SecurityAffairs — RisePro インフォ・スティーラーを配信するように設計され、クラック済みのソフトウェアをホストする、少なくとも 13 の GitHub リポジトリを、G-Data の研究者たちが発見した。専門家たちが気づいたのは、このキャンペーンの運営者が、”gitgub” という名称を用いていたことだ。悪意の GitHub リポジトリに関する Arstechnica の情報を得て、研究者たちは調査を開始した。彼らは、このキャンペーンに関与しているリポジトリを特定するために、脅威ハンティング・ツールを作成した。その結果として判明したのは、すべてのリポジトリが同じダウンロード・リンクにつながるという、新たに作成されたリポジトリの存在である。

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Tor Project の WebTunnel という新機能:HTTPS トラフィックを模倣して検閲を回避

Tor’s new WebTunnel bridges mimic HTTPS traffic to evade censorship

2024/03/12 BleepingComputer — Tor プロジェクトが、WebTunnel の正式リリースを発表した。WebTunnel は、Tor ネットワークを標的とする検閲を迂回するために、特別に設計された新しいブリッジで、接続を目立たないように隠すことができる。

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2023年の GitHub:全体で 1200万件のシークレットが漏えいしてしまった

Over 12 million auth secrets and keys leaked on GitHub in 2023

2024/03/11 BleepingComputer — 2023年に GitHub ユーザーが、誤って公開してしまった認証や機密のシークレットは 1280万件に達し、それらは 300万以上の公開リポジトリ上に存在している。GitGuardian のサイバー・セキュリティ専門家たちによると、シークレットを暴露してしまった人々に 180万通の無料メール・アラートを送ったが、連絡を受けた人たちのうち、誤りを修正するために迅速に行動したのは、僅か 1.8% に過ぎなかったという。

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Okta で発生したデータ侵害:偽の流出データがハッキング・フォーラムに投稿された?

Okta says data leaked on hacking forum not from its systems

2024/03/11 BleepingComputer — 2023年10月の Okta へのサイバー攻撃で盗み出したとされるファイルが、ある脅威アクターによりハッカー・フォーラムに投稿された。しかし Okta は、このデータは 同社のものではないと否定している。サンフランシスコを拠点とするクラウド ID アクセス管理ソリューション・プロバイダー Okta は、シングル・サインオン (SSO:Single Sign-On)/多要素認証 (MFA:multifactor authentication)/API アクセス管理サービスを提供しており、それらは世界中の数千の組織で利用されている。

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Microsoft の警告:ロシアン・ハッカーの侵入によりソースコードが盗まれた

Microsoft Says Russian Gov Hackers Stole Source Code After Spying on Executive Emails

2024/03/08 SecurityWeek — Microsoft の発表によると、同社の企業ネットワークに侵入して上級幹部に対するスパイ活動を展開した、ロシア政府に支援されたハッキング・チームは、ソースコードも盗んでいたという。さらに、現在も同社内のコンピューター・システムに、粘着している可能性があるという。Microsoft は、「現在進行中の攻撃として、あるハッキング・グループが当社の企業電子メール・システムから流出した情報を使って、不正アクセスを獲得している可能性もしくは、獲得しようと施行している可能性の証拠を掴んだ」と述べている。

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Microsoft Themes の脆弱性 CVE-2024-21320:技術的詳細と PoC が公開された

CVE-2024-21320 PoC Published- How Microsoft Themes Can Compromise Your Credentials

2024/03/06 SecurityOnline — Microsoft Themes の脆弱性 CVE-2024-21320 (CVSS:6.5) の、技術的詳細および PoC (Proof-of-Concept) が、Akamai のセキュリティ研究者である Tomer Peled により公開された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、機密性の高いユーザー認証情報を盗み出し、重大なセキュリティ・リスクをもたらす可能性を持つ。

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HashiCorp Vault の脆弱性 CVE-2024-2048 が FIX:機密情報の侵害のおそれ

CVE-2024-2048: HashiCorp’s Vault Vulnerability Puts Secrets at Risk

2024/03/05 SecurityOnline — 機密データを安全に管理するツールとして人気の高い HashiCorp の Vault には、認証を回避した攻撃者に対して、組織の最も貴重なシークレットへの不正アクセスを許す、脆弱性 CVE-2024-2048 (CVSS:8.1) が存在する。

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QEMU がトンネリング・ツールとしてハッカーに悪用されている – Kaspersky 調査

Hackers abuse QEMU to covertly tunnel network traffic in cyberattacks

2024/03/05 BleepingComputer — ある大企業に対するサイバー攻撃を分析したところ、オープンソースのハイパーバイザー・ツールである QEMU が、トンネリング・ツールとして悪用されていることが判明した。QEMU は、コンピュータ上で、他のオペレーティング・システムをゲストとして実行するための、無料のエミュレータ/ハイパーバイザーである。

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NTLM 認証の脆弱性を悪用:TA577 が仕掛けるキャンペーンの実態とは?

TA577 Exploits NTLM Authentication Vulnerability

2024/03/04 InfoSecurity — Proofpoint のサイバー・セキュリティ研究者たちが注目しているのは、サイバー犯罪者である TA577 アクターが採用する新たな戦術であり、また、これまでの彼らの活動において稀有だった狙いである。この脅威グループは、NT LAN Manager (NTLM) の認証情報を盗み出し、攻撃チェーンを利用していることが判明した。この攻撃方法は、機密データの収集に悪用される可能性があり、さらなる悪意のある活動を促進する可能性を持つものだ。

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Fiber Go の深刻な脆弱性 CVE-2024-25124 が FIX:CORS ミドルウェアの要注意ミスコンフィグ

Urgent Alert for Developers: Fix the Critical Fiber Go CVE-2024-25124 Vulnerability Now

2024/02/22 SecurityOnline — Fiber Go Web フレームワークを使用する開発者にとって必要なことは、CORS ミドルウェアの深刻な脆弱性への速やかな対処である。脆弱性 CVE-2024-25124 (CVSS 9.4) は、CORS コンフィグレーションにおけるワイルドカード・オリジン (*) を許可し、それと同時にクレデンシャルの有効化も可能にしてしまう。Fiber は Go Web フレームワークであり、Go 用の最速 HTTP エンジンである Fasthttp 上に構築されている。そのデザインは、メモリ・アロケーションを不要にするものであり、迅速な開発のためのパフォーマンスを念頭に置いたものとなっている。

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OpenVPN の脆弱性 CVE-2023-7235 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2023-7235: OpenVPN Vulnerability Puts Windows Users at Risk

2024/02/21 SecurityOnline — OpenVPN は、Windows/Mac/Linux 用のバージョン 2.6.9 をリリースし、深刻な特権昇格の脆弱性 CVE-2023-7235 に対処した。この脆弱性は OpenVPN の Windows GUI インストールに影響するものであり、Will Dormann により発見された。

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ロシアの APT29:WinRAR の脆弱性 CVE-2023-38831 を悪用して各国の大使館を攻撃

APT29’s Espionage Campaign Exploits WinRAR Flaw, Targets Embassies

2024/02/21 SecurityOnline — 悪名高いロシア系サイバースパイ・グループ APT29 が、2023年9月に複数の国々の大使館に対して、巧妙な攻撃を行っていた。この攻撃は、WinRAR の重大な脆弱性 CVE-2023-38831 を悪用して、標的のシステムに足がかりを作るところから始まったと、SecurityCafe が解説している。それにより浮き彫りにされるのは、国家に支援される巧妙かつ継続的な脅威と、絶え間ない警戒の必要性である。

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SSH-Snake という最新のマルウェア:SSH キーを効果的に窃取してネットワーク全体に拡散

New SSH-Snake malware steals SSH keys to spread across the network

2024/02/21 BleepingComputer — SSH-Snake というオープンソースのネットワーク・マッピングツールを操る脅威アクターが、被害者のインフラ上で密かに秘密鍵を探し出し、横方向へと移動している。Sysdig の Threat Research Team (TRT) が発見した SSH-Snake は、”自己修正型ワーム” と表現されている。このマルウェアは、一般的なスクリプト攻撃に散見されるパターンを回避するという意味で、従来からの SSH ワームとは一線を画している。

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API セキュリティ戦略を見直す:魅力的な侵入経路を脅威アクターに提供しないために

The importance of a good API security strategy

2024/02/21 HelpNetSecurity — Cloudflare 2024 API Security & Management Report によると、今年の API リクエストはグローバルにおけるインターネット・トラフィックの 57% を占めることになり、現代のソフトウェア開発における極めて重要な要素としての、API の存在が裏付けられている。しかし、API の採用が毎年のように増加するにつれて、関連するセキュリティ上の課題も増加している。過去の2年間において、60% のユーザー組織が、API に関連する侵害を少なくとも1回は経験している。これは憂慮すべき傾向であり、対処すべき問題である。

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Spring Security の脆弱性 CVE-2024-22234 が FIX:直ちにアップデートを!

Spring Security Vulnerability (CVE-2024-22234): Mitigating Broken Access Control

2024/02/20 SecurityOnline — 先日に公開された Spring Security の脆弱性 CVE-2024-22234 (CVSS:7.4) は、影響を受ける Java Web アプリケーション内において、不正アクセスを生じる可能性があるものだ。Spring Security を認証/認可に利用している場合には、潜在的なリスクに対処するために、緩和策を優先的に実施する必要がある。

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VMware 警告:Enhanced Authentication Plugin の脆弱性 CVE-2024-22245/CVE-2024-22250 に注意

VMware urges admins to remove deprecated, vulnerable auth plug-in

2024/02/20 BleepingComputer — VMware が 2月20日に発表したアドバイザリには、Windows ドメイン環境において、認証リレー攻撃やセッション・ハイジャック攻撃に晒される可能性が解説されている。そこで、管理者たちに推奨されているのは、パッチ未適用の2つのセキュリティ脆弱性が存在する、非推奨の認証プラグインの削除である。

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Dell EMC Enterprise SONiC の脆弱性 CVE-2023-32484 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2023-32484 (CVSS 9.8): Remote Control Risk in Dell EMC Networks

2024/02/17 SecurityOnline — 最近に公開された Dell EMC Enterprise SONiC の脆弱性 CVE-2023-32484 は、データセンター・ネットワークのセキュリティに、重大な影響を及ぼす可能性があるものだ。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、リモートでコマンドを実行し、影響を受けるネットワーク・スイッチの完全な制御が可能になる。この脆弱性の CVSS 評価は 9.8 (Critical) であり、早急な対策が必要だ。

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AnyDesk におけるインシデント:ハッキングに関する詳細情報が共有された

AnyDesk Shares More Information on Recent Hack

2024/02/09 SecurityWeek — AnyDesk が共有した情報は、最初に脅威アクターたちが同社のシステムに侵入した時期や、インシデントの影響などの攻撃に関する詳細である。このソフトウェアの開発者によると、侵入は2024年1月中旬に発見され、フォレンジック調査の結果として、システムへの侵入時期は2023年12月下旬であることが判明したという。

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Sudo for Windows を Microsoft が発表:人間工学に基づいたソリューションと主張

Microsoft unveils new ‘Sudo for Windows’ feature in Windows 11

2024/02/08 BleepingComputer — 今日、Microsoft は、Windows 11 の新機能として “Sudo for Windows” を発表した。さらに同社は、この新しいツールのオープンソース化に取り組んでおり、より多くの設定オプションと、より広範な機能を持つ代替手段として、Gerardo Grignoli の gsudo を推奨している。Microsoft は、「Sudo for Windows は、昇格前のコンソール・セッションにおいて、ユーザーがダイレクトに昇格コマンドを実行する新しい方法である」と述べている。

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偽 LastPass が Apple App Store に登場:”LassPass” という悪意のアプリに要注意

Fake LastPass password manager spotted on Apple’s App Store

2024/02/08 BleepingComputer — LastPass が警告するのは、Apple App Store で同社のアプリの偽コピーが 配布されており、ユーザーの認証情報を盗むためのフィッシング・アプリとして使用されている可能性が高いというものだ。この偽アプリは、本物アプリと似た名前/似たアイコン/赤を基調としたインターフェイスを使用し、LastPass ふうのデザインで欺く。しかし、この偽アプリの名前は “LastPass” ではなく “LassPass” であり、発行者は Parvati Patel となっている。

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Outlook の iCalendar セキュリティ誤検知:脆弱性 CVE-2023-35636 修正で紛れ込んだバグ

Microsoft Outlook December updates trigger ICS security alerts

2024/02/05 BleepingComputer — Microsoft の発表によると、2023年12月の Patch Tuesday の Office セキュリティ更新プログラムをインストールしたユーザーが、”.ICS” (Internet Calendaring and Scheduling) ファイルを開こうとすると、Outlook のセキュリティ警告が表示される問題があるようだ。この問題の影響を受けた Microsoft 365 ユーザーの報告によると、ローカルに保存された ICS ファイルをダブルクリックするとダイアログ・ボックスが現れ、”Microsoft Office は潜在的なセキュリティ上の懸念を特定した” や 、”この場所は安全ではない可能性がある” といったメッセージが表示されるという。

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Linux sudo コマンドを Windows Server 2025 で発見:製品版に入れば嬉しい

Microsoft is bringing the Linux sudo command to Windows Server

2024/02/04 BleepingComputer — Microsoft は、Linux の “sudo” 機能を Windows Server 2025 に導入し、管理者がコンソール・アプリケーションの特権を昇格させるための新たな方法を提供するという。Superuser do (sudo) は、Linux のコンソール・プログラムであり、低特権ユーザーに対して、昇格した特権 (通常は root) でのコマンド実行を許すものである。このコマンドにより、通常ではサーバを低特権アカウントで使用し、特定のコマンドを実行する場合に限り、特権への昇格を可能にするため、Linux のセキュリティを向上させている。

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Mispadu Stealer の亜種:Microsoft SmartScreen の CVE-2023-36025 を悪用

New variant of Mispadu Stealer is Exploiting CVE-2023-36025 Vulnerability

2024/02/04 SecurityOnline — 悪名高い Mispadu Stealer インフォ・スティーラーは、2019年以降のラテンアメリカ (LATAM) において、主にスペイン語/ポルトガル語圏の被害者を標的としている。最近になって Unit 42 の研究者たちが、Mispadu Stealer の現状/進化に関連する重要な情報を取得し、このマルウェアが悪用する SmartScreen の脆弱性に注目している。

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Cloudflare にも影響を及ぼした Okta 攻撃:盗まれたアクセス・トークンの悪用が発生

Cloudflare hacked using auth tokens stolen in Okta attack

2024/02/01 BleepingComputer — 今日、Cloudflare が公表したのは、同社内の Atlassian サーバが APT と疑われる人物に侵入され、Confluence wiki/Jira Bug Database/Bitbucket Source Code Management System への不正アクセスが発生したことだ。この脅威アクターは、11月14日の時点で Cloudflare のセルフ・ホスト型 Atlassian サーバにアクセスし、偵察段階を経た後に、同社の Confluence/Jira システムにアクセスした。

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Microsoft が公表した防御のガイダンス:Midnight Blizzard の狡猾な戦術を封じる

Microsoft Provides Defense Guidance After Nation-State Compromise

2024/01/29 InfoSecurity — Microsoft が発表したのは、2024年1月初旬に同社のシステムを侵害した、ロシア国家に支援される攻撃者の詳細であり、また、この脅威に対抗する方法をユーザーに伝えるためのガイダンスである。2024年1月12日に Microsoft は、スパイ活動や情報収集活動を専門とするロシアの APT である Midnight Blizzard (別名 Nobelium/APT29/Cozy Bear) による、ネットワーク上での悪質な活動を検知した。

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FakeAPP という不正広告キャンペーン:偽の Google Ads で Line ユーザーも標的に!

Malicious Ads on Google Target Chinese Users with Fake Messaging Apps

2024/01/26 TheHackerNews — Google Ads で展開されている、Telegram などのメッセージング・アプリの不正広告キャンペーンにより、中国語圏のユーザーが狙われているという。1月25日のレポートで Malwarebytes の Jerome Segura は、「この脅威アクターは、Google の広告主アカウントを使用して悪意の広告を作成し、無防備なユーザーを RAT (Remote Administration Trojan) のダウンロード・ページに誘導している。この種の RAT は、攻撃者による被害者マシンの完全なコントロールを達成し、追加のマルウェアをドロップする能力を与える」と述べている。

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