PuTTY の深刻な脆弱性 CVE-2024-31497 が FIX:秘密鍵の大幅に弱体化

CVE-2024-31497: Critical PuTTY Vulnerability Exposes Private Keys – Immediate Action Required

2024/04/15 SecurityOnline — 一般的な SSH クライアントである、PuTTY バージョン 0.68〜0.80 に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-31497 が発見された。この脆弱性は、FileZilla/WinSCP/TortoiseGit/TortoiseSVN などの、広範なソフトウェアに影響を及ぼす。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、NIST P-521 曲線を用いた ECDSA アルゴリズムで使用される秘密鍵を大幅に弱体化させ、容易に復元できる状態にするという。この欠陥は、Ruhr 大学 Bochum.の、セキュリティ研究者である Fabian Bäumer と Marcus Brinkmann により発見された。

Continue reading “PuTTY の深刻な脆弱性 CVE-2024-31497 が FIX:秘密鍵の大幅に弱体化”

Nitrogen というキャンペーン:Google/Bing の広告を介してマルウェアを展開

New Nitrogen malware pushed via Google Ads for ransomware attacks

2023/07/26 BleepingComputer — Nitrogen マルウェアによる、イニシャル・アクセス・キャンペーンは、Google や Bing などの検索広告で偽ソフトウェア・サイトを宣伝し、疑念を持たないユーザーたちに、Cobalt Strike やランサムウェアのペイロードに感染させていくものだ。Nitrogen マルウェアの目的は、企業ネットワークへのイニシャル・アクセスを脅威アクターたちに提供し、データ窃取やサイバー・スパイ活動を行わせ、最終的に BlackCat/ALPHV ランサムウェアを展開させることにある。7月26日に Sophos が発表したレポートには、Nitrogen キャンペーンに関する詳細な説明として、AnyDesk/Cisco AnyConnect VPN/TreeSize Free/WinSCP などの一般的なソフトウェアになりすまし、主に北米の技術組織や非営利組織をターゲットにしている状況が記されている。

Continue reading “Nitrogen というキャンペーン:Google/Bing の広告を介してマルウェアを展開”

WinSCP の偽サイトへ誘導:Google と Bing での悪意の広告キャンペーンでCobalt Strike を展開

BlackCat ransomware pushes Cobalt Strike via WinSCP search ads

2023/07/01 BleepingComputer — BlackCat ランサムウェア・グループ (別名 ALPHV) は、Windows 用ファイル転送アプリケーション WinSCP の公式 Web サイトを模倣した偽ページに人々を誘い込み、マルウェアを仕込んだインストーラーをプッシュするという、マルバータイズ・キャンペーンを行っている。WinSCP (Windows Secure Copy) とは、SFTP/FTP/S3/SCP クライアントおよび、SSH ファイル転送機能を持つ、人気のフリー・オープンソースのファイル・マネージャでああり、SourceForge だけで毎週 40万もダウンロードされている。

Continue reading “WinSCP の偽サイトへ誘導:Google と Bing での悪意の広告キャンペーンでCobalt Strike を展開”