CISA Strategic Plan 2023-25:防御から回復力へと大きく舵を切る米連邦政府

CISA’s Strategic Plan Is Ushering in a New Cybersecurity Era

2022/11/30 DarkReading — 連邦政府が改めて示しているのは、サイバー・セキュリティに対する従来のアプローチは、すなわち予防と境界防御のみを前提としたアプローチは、失敗に終わっているという認識である。この2年間だけでも、76% の組織がランサムウェアの攻撃を受け、66% が少なくとも1回のソフトウェア・サプライ・チェーン攻撃を経験している。いまの米国において、サイバー・セキュリティのベストプラクティスを刷新する連邦機関である Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、今日のダイナミックな脅威の状況に耐えるための、抜本的な変革が必要であることを強調している。 

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npm 悪意のライブラリ侵入経路が判明:プレ・リリース・バージョンに要注意

Researchers Find a Way Malicious NPM Libraries Can Evade Vulnerability Detection

2022/11/30 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ企業である JFrog の最新調査によると、npm エコシステムを標的とするマルウェアは、npm Command Line Interface (CLI) ツールの “unexpected behavior” を悪用することで。セキュリティ・チェックを回避できることが判明した。

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Log4Shell の発見から1年:残存率は 2.5% にまで減ったが 再発率は 29%

A year later, Log4Shell still lingers

2022/11/30 HelpNetSecurity — 2022年10月1日時点で、72% の組織が Log4Shell の脆弱性に対して依然として脆弱であることが、5億回以上のテストから収集したデータを基にした、Tenable の最新のテレメトリ調査により明らかになった。2021年12月に Log4Shell が発見された当時、世界中の組織は、そのリスクの調査に奔走していた。

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LastPass のシステムで不正侵入:8月に窃取された情報により顧客データにアクセスか?

Lastpass says hackers accessed customer data in new breach

2022/11/30 BleepingComputer — LastPass の発表によると、2022年8月に発生したセキュリティ・インシデントで窃取した情報を悪用する未知の攻撃者が、同社のクラウド・ストレージに侵入し、顧客データへのアクセスに成功したようだ。 LastPass は、「当社と関連会社である GoTo の両社が現在共有している、サードパーティのクラウド・ストレージ・サービス内における異常な活動を検出した。不正な第三者が、2022年8月のインシデントで入手した情報を悪用して、顧客データの特定の要素にアクセスしたようだ」と述べている。

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米国の国防産業に対する調査:87% がサイバー・セキュリティ要件に不適合

Majority of US Defense Contractors Not Meeting Basic Cybersecurity Requirements

2022/11/30 InfoSecurity — CyberSheath が委託した調査により、米国の防衛関連請負業者の 87% が、基本的なサイバー・セキュリティ規制の要件を満たしていないことが判明した。米国国防総省 (DoD) の請負業者 300社を対象にした調査では、Supplier Risk Performance System (SPRS) スコアが 70点以上である回答者は、わずか 13% であることが明らかになった。国防連邦調達規則補足文書 (DFARS: Defense Federal Acquisition Regulation Supplement) では、完全なコンプライアンスを得るためには、110点のスコアが要求されている。

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サイバー侵害の手口を分析:33% の証明書アクセスや 35% の Cobalt Strike 利用など

33% of attacks in the cloud leverage credential access

2022/11/30 HelpNetSecurity — Elastic Security Labs が発表した 2022 Elastic Global Threat Report は、サイバー・セキュリティ脅威の進化と、クラウド/エンドポイントに関連する攻撃の高度化について詳述するものだ。クラウド上の攻撃の 33 %は、クレデンシャル・アクセスを利用している。言い換えるならば、クラウド環境のセキュリティを、ユーザーが過大評価していることになる。その結果として、適切な設定や保護を行われないケースが多発している。

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CISA KEV 警告 22/11/28:Oracle Fusion Middleware の深刻な脆弱性を追加

CISA Warns of Actively Exploited Critical Oracle Fusion Middleware Vulnerability

2022/11/29 TheHackerNews — 11月28日 (月) に米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、活発な悪用の証拠があるとして、Oracle Fusion Middleware に影響する脆弱性を KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。この脆弱性 CVE-2021-35587 の CVSS スコアは 9.8 であり、Oracle Access Manager (OAM) のバージョン 11.1.2.3.0/12.2.1.3.0/12.2.1.4.0 に影響を及ぼしている。

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金融サービス Web App/API への攻撃が 257% の急増:Akamai の調査レポート2022

Web App and API Attacks Surge 257% in Financial Services

2022/11/29 InfoSecurity — クラウド・セキュリティ・ベンダーの Akamai によると、過去 12ヶ月間に検出された Web アプリケーション/API への攻撃は、金融サービス分野においては前年比 3.5 倍に急増し、あらゆる業種の中で最多となっているという。同社の最新レポート Enemy at the Gates は、2021年10月1日から 2022年9月26日までの世界の顧客トラフィックの分析に基づいたものとなっている 。

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Fortinet の 深刻な脆弱性 CVE-2022-40684:アクセスを販売する IAB が登場?

Threat actors are offering access to corporate networks via unauthorized Fortinet VPN access

2022/11/29 SecurityAffairs — Cyble の研究者たちが認識しているのは、最近のパッチが適用された Fortinet 製品に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2022-40684 を悪用する Initial Access Broker (IAB) が、 企業ネットワークへのアクセスを販売している可能性が高いという状況である。10月の初旬に Fortinet は、FortiGate Firewall/FortiProxy Web Proxy に影響を及ぼす、認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-40684 に対処している。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、脆弱なデバイスにログインすることが可能であると、Fortinet は説明している。

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Let’s Encrypt は無料の証明書認証局:2022 年の発行件数が 30億件に到達

Let’s Encrypt issued over 3 billion certificates, securing 309M sites for free

2022/11/29 BleepingComputer — Let’s Encrypt を運営する非営利団体 Internet Security Research Group (ISRG) は、オープンな認証局 (CA:Certificate Authority) が2022年に発行した証明書が、30億件に到達したと発表した。Let’s Encrypt は、2015年9月に helloworld.letsencrypt.org ドメインの最初の証明書を発行して以来、HTTPS (SSL/TLS) と暗号化通信を可能にするために必要な、X.509 デジタル証明書を Web サイトに無料で提供してきた。

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Microsoft Defender for Endpoint の保護機能を強化:すべての企業ユーザーが利用可能に

Microsoft Defender boosts default protection for all enterprise users

2022/11/29 BleepingComputer — Microsoft は、同社のエンドポイント・セキュリティ・プラットフォームである Defender for Endpoint を導入している全てのデバイスで、ビルトイン保護機能が利用可能になることを発表した。このデフォルト設定を適用すると、ランサムウェア攻撃を含む、高度な脅威や新たな脅威に対して、企業のエンドポイント保護を強化できる。Microsoft は、「この保護機能では、まずはテナントの改ざん防止機能をオンにする。その後に、その他のデフォルト設定も導入する予定だ」と説明している。

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Acer Laptop の深刻な脆弱性が FIX: UEFI Secure Boot が回避される可能性

Acer fixes UEFI bugs that can be used to disable Secure Boot

2022/11/28 BleepingComputer — Acer が修正した深刻度の高い脆弱性は、ローカルの攻撃者が標的とするシステム上で、UEFI Secure Boot が無効にされる可能性を生じ、複数のラップトップ・モデルに影響を与えるものである。Secure Boot 機能とは、TPM (Trusted Platform Module) チップと、UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) ファームウェアを搭載したコンピュータにおいて、信頼できない OS ブートローダをブロックし、ルートキットやブートキットといった悪質なコードが、起動プロセス中にロードされないようにするものだ。

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Facebook 対 GDPR:$275M の罰金とデータ・スクレイピングへの圧力

Meta fined €265M for not protecting Facebook users’ data from scrapers

2022/11/28 BleepingComputer — 世界中の数億人のユーザー情報が流出した、2021年の Facebook データ大量流出事件を追求する、アイルランドの DPC (data protection commission) は Meta に対して、€265 million ($275.5 million) の罰金を科した。5億3300万人の Facebook ユーザーのデータが、2021年4月14日にハッカーフォーラムで公開されたことを受けて開始された、Meta による GDPR 違反に関する DPC の調査は、これにより終了した。

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Cisco ISE の脆弱性 CVE-2022-20964:ワンクリックで悪用の可能性

Cisco ISE Vulnerabilities Can Be Chained in One-Click Exploit

2022/11/28 SecurityWeek — Cisco の Identity Services Engine (ISE) に存在する、複数の脆弱性の悪用に成功したリモートの攻撃者が、任意のコマンドの注入/既存のセキュリティ保護の迂回/クロスサイト・スクリプティング (XSS) 攻撃などを実行するかもしれない。Cisco ISEは、ID ベース の NAC (network access control) および policy enforcement system であり、管理者に対してエンドポイント・アクセス制御やネットワーク・デバイス管理の機能を提供する。

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AWS AppSync の脆弱性が FIX:クロステナントでのリソース・アクセスの問題

Researchers Detail AppSync Cross-Tenant Vulnerability in Amazon Web Services

2022/11/28 TheHackerNews — Amazon Web Services (AWS) は、攻撃者にリソースへの不正アクセスを許す可能性のある、AWS AppSync を悪用したクロステナントの脆弱性に対処した。この脆弱性は、権限昇格の一種である Confused Deputy Problem (混乱した代理の問題) に関連するもので、あるアクションを実行する権限を持たないプログラムが、より権限のあるエンティティに、そのアクションを実行するよう強要するものだ。

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Emotet 2022 を予測する:このマルウェアの歴史から何が見えてくるのか?

All You Need to Know About Emotet in 2022

2022/11/26 TheHackerNews — 直近の6ヶ月間において、ほとんど活動していなかった Emotet ボットネットだが、いまは悪質なスパムを配信し始めている。ここでは、この悪名高いマルウェアに対抗するために、知っておくべきことを詳しく説明していく。Emotet は、これまでに作られたトロイの木馬の中で、最も危険な 1 つであることに間違いはない。このマルウェアは、規模と精巧さを増すにつれて、きわめて破壊的なプログラムとなった。スパムメール・キャンペーンにさらされた企業ユーザーから個人ユーザーまで、誰でもが被害者になり得る。

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Huawei/Hikvision などへの制裁強化:米国家安全保障上のリスクから使用を禁止

U.S. Bans Chinese Telecom Equipment and Surveillance Cameras Over National Security Risk

2022/11/26 TheHackerNews — 米国連邦通信委員会 (FCC) は、Huawei/ZTE/Hytera/Hikvision/Dahua の電子機器に対して、国家安全保障上の脅威として「容認できない」とし、今後は認可しないことを正式に発表した。2021年3月12日の時点で、これらの中国の通信/映像監視企業は、Covered List に含まれていた。

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Google Chrome のゼロデイ CVE-2022-4135 が FIX:野放し状態での悪用を確認

Google pushes emergency Chrome update to fix 8th zero-day in 2022

2022/11/25 BleepingComputer — Google は、Chrome デスクトップ版のセキュリティ・アップデートを緊急リリースし、今年に入ってから攻撃で悪用された、8つ目のゼロデイ脆弱性に対応した。Google Threat Analysis Group の Clement Lecigne が、2022年11月22日に発見した、この深刻度の高い脆弱性 CVE-2022-4135 は、GPU におけるヒープバッファ・オーバーフローに起因するものだ。Google は、「CVE-2022-4135 のエクスプロイトが、野放し状態で悪用されてことを認識している」と、アップデート通知に記している。

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Windows Server IKE の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2022-34721:中国からの攻撃を観測

Remote Code Execution Vulnerability Found in Windows Internet Key Exchange

2022/11/25 InfoSecurity — Windows Internet Key Exchange (IKE) Protocol Extensions を標的とした一連のエクスプロイトが、野放し状態で悪用されていることが発見された。セキュリティ企業の Cyfirma が InfoSecurity と共有した最新のアドバイザリによると、発見された脆弱性は、およそ 1000 のシステムをターゲットに悪用されている可能性があるようだ。また、同社が観測した攻撃は、中国語話者の脅威アクターによる、“bleed you” と訳されるキャンペーンの一部である可能性があるという。

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Dell/HP/Lenovo デバイスの問題:UEFI 実装における古い OpenSSL の使用が判明

Dell, HP, and Lenovo Devices Found Using Outdated OpenSSL Versions

2022/11/25 TheHackerNews — Dell/HP/Lenovo のデバイスのファームウェア・イメージを分析した結果、古いバージョンの OpenSSL 暗号ライブラリの存在が明らかになり、サプライチェーン・リスクが浮き彫りになっている。EFI Development Kit (EDK) は、OS とデバイスのハードウェアに組み込まれたファームウェア間のインターフェースとして機能する、UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) のオープンソース実装である。EDK II のファームウェア開発環境には、CryptoPkg という独自の暗号パッケージがあり、OpenSSL プロジェクトのサービスを利用できる。

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Docker Hub に潜む悪意のコンテナ:暗号通貨マイナーやバックドア など 1,650件を発見

Docker Hub repositories hide over 1,650 malicious containers

2022/11/24 BleepingComputer — Docker Hub で一般公開されている 1,600 以上のイメージに、暗号通貨マイナーやバックドアとして使用可能な、埋め込みシークレット/DNS ハイジャッカー/Web サイトリダイレクトなどの、悪質なビヘイビアが潜んでいることが判明した。Docker Hub は、Docker イメージの自由なサーチ/ダウンロードや、公開ライブラリ/個人用リポジトリへの成果物のアップロードを可能にする、クラウドベースのコンテナ・ライブラリだ。

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OpenVPN/SoftVPN とトロイの木馬:Android ユーザーを狙う Bahamut というハッカー

Hackers modify popular OpenVPN Android app to include spyware

2022/11/24 BleepingComputer — 2017 年以降のサイバー・スパイ活動に関与する脅威アクターたちが、正規のソフトウェア SoftVPN や OpenVPN をトロイの木馬化し、Android 向けの偽 VPN ソフトウェアを作成し、被害者を誘い込んでいることが判明した。研究者たちによると、このキャンペーンは “高度な標的型“ であり、複数のアプリから連絡先/通話データ/デバイスの位置情報/メッセージなどの窃取を目的としているとのことだ。

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Boa Web Sever への攻撃:2005年に開発終了しても IoT で利用される理由は?

Hackers Exploiting Abandoned Boa Web Servers to Target Critical Industries

2022/11/23 TheHackerNews — 火曜日に Microsoft は、2022年初めにインドの電力網事業体を狙った侵入行為において、現在では廃止されている Boa と呼ばれる Web サーバの、脆弱性が利用された可能性が高いことを明らかにした。この脆弱なコンポーネントは、何百万もの組織やデバイスに影響を与え得る、サプライチェーン・リスクをもたらすと、Microsoft のサイバーセキュリティ部門は述べている。

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EU 議会のサイトが DDoS でダウン:親ロシア派の Anonymous Russia が攻撃を主張

Pro-Russian hacktivists take down EU Parliament site in DDoS attack

2022/11/23 BleepingComputer — 親ロシア派のハッカー集団 Killnet の一部である、Anonymous Russia が主張する DDoS 攻撃を受けて、欧州議会の Web サイトがダウンした。欧州議会議長は、このインシデントについて、「この攻撃に対抗するために、議会の IT 専門家がシステムを保護している」と述べている。Director General for Communication/Spokesperson である Jaume Dauch は、Web サイトがダウンした後に、この障害は進行中の DDoS 攻撃によるものだと指摘している。

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Chrome の悪意のエクステンション:Roblox ユーザー 20万人がインストール

Backdoored Chrome extension installed by 200,000 Roblox players

2022/11/23 BleepingComputer — Chromeブラウザ・エクステンションであり、20万人以上のゲーム・ユーザーにインストールされている SearchBlox のバックドアにより、Roblox の認証情報が不正に窃取され、Roblox 取引プラットフォーム Rolimons の資産が盗み出されていることが発見された。BleepingComputer は、このエクステンションのコードを解析し、開発者の意図により侵害後に仕掛けられる、バックドアの存在を示すことができた。

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Ducktail 情報スティーラーが進化:狙いは Facebook Business アカウント

Ducktail information stealer continues to evolve

2022/11/23 SecurityAffairs — 2022年7月下旬に WithSecure (旧 F-Secure Business) の研究者たちが発見したのは、Facebook Business/Ads プラットフォームの組織/個人を標的とする、Ducktail という名の進行中のオペレーションだ。このキャンペーンの主体については、2018年から活動していると見られる、ベトナムの経済的な動機を持つ脅威アクターだと、専門家たちは考えている。この脅威アクターの主目的は、ターゲットの Facebook Business アカウントを乗っ取ることだ。

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Aurora とロシア犯罪グループ:Amazon などから 5,000万件以上のパスワードを窃取

34 Russian Cybercrime Groups Stole Over 50 Million Passwords with Stealer Malware

2022/11/23 TheHackerNews — 2022年1月〜7月の間で 34グループものロシア系ギャングが、SaaS (Stealer-as-a-Service) モデルの下で情報窃取型マルウェアを配布し、5,000 万以上のパスワードを盗み出していたことが判明した。シンガポールに拠点を置く Group-IB は、The Hacker Newsと 共有したレポートの中で、「盗まれたログと漏洩したカード情報の闇市場価値の総額は、約 $5.8 million と推定される」と述べている。

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CISA のインフラ回復計画のフレームワーク IRPF:地域社会を守るために

CISA Updates Infrastructure Resilience Planning Framework

2022/11/23 SecurityWeek — 今週に米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Infrastructure Resilience Planning Framework (IRPF) に対して、新しいツールとガイダンスを追加することを発表した。2021年に初版がリリースされた IRPF (PDF) は、進化する脅威に直面する SLTT (State/Local/Tribal/Territorial) 団体を対象とし、重要インフラの安全性と回復力を計画に含めようとするものだ。なお、IRPF は、あらゆる組織の回復力を改善する計画に、利用することが可能である。

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Microsoft 365 とユーザーを隔てるギャップ:90% の企業は何を思う?

90% of organizations have Microsoft 365 security gaps

2022/11/22 HelpNetSecurity — 前日に発表された CoreView の調査では、世界の 160万人の Microsoft 365 ユーザーの声を評価することで、90% もの組織においてセキュリティ保護にギャップが存在することを明らかにした。Microsoft 365 (M365) の管理は複雑である。どのようにすれば、IT チームは管理における頭痛の種を回避し、100% のコンプライアンスを維持し、M365 インスタンスを正しくコントロールできるのだろうか。

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Nighthawk というレッドチームツール:Cobalt Strike のように悪用される可能性

Experts Warn Threat Actors May Abuse Red Team Tool Nighthawk

2022/11/22 InfoSecurity — Nighthawk と名付けられた、新たなレッドチーム・ツールが、脅威アクターにより間もなく悪用される可能性があると、セキュリティ研究者たちが警告している。このツールは、2021年後半に MDSec 社により開発されている。そして、Cobalt Strike や Brute Ratel のように、合法的な使用を目的として商業的に配布される RAT (Remote Access Trojan) として機能する、高度な C2 フレームワークと表現するのが適切だろう。しかし、これまでの2つのツールと同様に、悪意の人々に直ちに利用される可能性があると、Proofpoint は最新レポートの中で警告している。

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Cisco の Secure Email Gateways の簡単な回避方法:匿名の研究者が詳細を公表

Researcher warns that Cisco Secure Email Gateways can easily be circumvented

2022/11/22 SecurityAffairs — 匿名の研究者が公開したのは、Cisco Secure Email Gateway アプライアンスの一部のフィルターを回避し、特別に細工したメールを介してマルウェアを配信する一連のテクニックである。この研究者は、攻撃の複雑性が低いことを指摘し、また、すでに第三者により公開されているエクスプロイトが、用いられることを付け加えている。この専門家は、協調的な開示手続きの中で、この技術を開示した。

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Sharkbot バンキング・トロイの木馬:Android ファイル・マネージャーとして再登場

Android file manager apps infect thousands with Sharkbot malware

2022/11/22 BleepingComputer — 無害なファイル・マネージャーを装う悪質な Android アプリの新しいコレクションが、Google Play の公式アプリ・ストアに侵入し、バンキング・トロイの木馬 Sharkbot を感染させていることが判明した。このアプリは、Google Play に投稿された際の検出を回避するために、インストール時には悪意のペイロードを搭載せず、その後にリモートリ・ソースから取得する。また、このトロイの木馬アプリはファイル・マネージャであるため、Sharkbot マルウェアをロードするための危険なパーミッションを要求しても、疑惑を持たれる可能性は低くなる。

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Kubernetes に関連するセキュリティ・ソフトウェアの調査:55% が OSS を利用

The pros and cons of using open-source Kubernetes security software

2022/11/21 HelpNetSecurity — Kubernetes のセキュリティ環境においても、オープンソース・ツールは重要な役割を担っている。ARMO の調査により、大半の企業がオープンソースの Kubernetes セキュリティ・ソフトウェアを使用していることが明らかになった。The State of Kubernetes Open Source Security 調査では回答者の 55% が、Kubernetes クラスタを安全に保つために、複数のオープンソース・ツールを使用していると回答している。ただし、この数値には、オープンソースのみを使用している場合と、オープンソースと独自ソリューションを混合して使用している場合が含まれている。

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Algolia 検索 API キーが漏洩:Slack/Zendesk などのユーザーにデータ流出の恐れ

Thousands of Algolia API Keys Could Expose Users’ Data

2022/11/21 InfoSecurity — Algolia の API キー/アプリ ID が漏洩している、1,500 以上のアプリが発見され、それらのユーザー・データが流出する可能性があることが判明した。CloudSEK のセキュリティ研究者たちは、公開前のデータを InfoSecurity と共有した。上記のアプリのうちの 32個が、重要な Admin の秘密をハードコードしていることが判明している。そして、このチームは、57個のユニークな Admin キーを特定したと付け加えている。

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Aurora インフォ・スティーラー:サイバー犯罪者の間で採用が増加している

Aurora infostealer malware increasingly adopted by cybergangs

2022/11/21 BleepingComputer — サイバー犯罪者たちが、Go ベースの新たなインフォ・スティーラー Aurora を用いて、ブラウザや暗号通貨アプリからの機密情報の窃取/ディスクからのデータ流出/追加ペイロードのロードなどを行う傾向が強まっている。サイバー・セキュリティ企業の SEKOIA によると、少なくとも7つの著名なサイバー・ギャングたちのアクティビティが目立っており、Aurora だけを単独で使用するケースと、他の情報窃盗マルウェア・ファミリー RedLine/Raccoon と併用するケースが観察されている。

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macOS サンドボックス・エスケープの脆弱性 CVE-2022-26696:PoC コードが公開

PoC Code Published for High-Severity macOS Sandbox Escape Vulnerability

2022/11/21 SecurityWeek — あるセキュリティ研究者が、サンドボックス・エスケープによりターミナル内でのコード実行に悪用される可能性のある、macOS の脆弱性の詳細および PoC コードを公開した。この脆弱性 CVE-2022-26696 (CVSS:7.8) は、2021年に発見/報告されたものであり、2022年5月にリリースされた macOS Monterey 12.4 でパッチが提供されている。Apple はアドバイザリで、「この脆弱性は、サンドボックス制限のバイパスを可能にするが、環境のサニタイズを改善することで解決した」と述べている。

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Chrome の悪意のエクステンション VenomSoftX:Google Sheets を装い暗号通貨を窃取 

Google Chrome extension used to steal cryptocurrency, passwords

2022/11/21 BleepingComputer — VenomSoftX という情報窃取型の Google Chrome エクステンションが、Windows マルウェアにより展開され、ユーザーの暗号通貨やクリップボードの内容を窃取している。 この Chrome エクステンションは、Windows マルウェア ViperSoftX によりインストールされ、JavaScript ベース の RAT (Remote Access Trojan) として、また、暗号通貨ハイジャッカーとして機能する。 ViperSoftX は 2020年から存在しており、CerberusColin Cowie のセキュリティ研究者により、また、Fortinet のレポートにより、以前から公表されている。

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Cobalt Strike のハッキング・バージョンは 34 種類:YARA ルールで排除を目指す Google

Google Identifies 34 Cracked Versions of Popular Cobalt Strike Hacking Toolkit in the Wild

2022/11/21 TheHackerNews — 先週に Google Cloud は、Cobalt Strike には 34 種類のハッキングされたバージョンが存在、野放し状態で悪用されていることを明らかにした。その中で、最も古いものは、2012年11月にリリースされたバージョンだという。GCTI (Google Cloud Threat Intelligence) チームの調査結果によると、Cobalt Strike は 1.44 から 4.7  までのバージョンがあり、合計で 275 種類のユニークな JAR ファイルが存在するようだ。そして、最新のバージョンは 4.7.2 だ。

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Emotet の大規模マルスパム・キャンペーンを検出:IcedID や Bumblebee などをドロップ

Notorious Emotet Malware Returns With High-Volume Malspam Campaign

2022/11/21 TheHackerNews — Emotet マルウェアだが、IcedID や Bumblebee などのペイロードをドロップするためにデザインされた、大規模なマルスパム・キャンペーンの一部として、再び勢いを増して戻ってきた。先週に Proofpoint は、「2022 年11月初旬から、1日あたり数十万通の電子メールが送信されている。この、新たなアクティビティは、Emotet が主要なマルウェア群の配信ネットワークとして機能し、完全に復活したことを示唆している」と述べている。標的となる主な国々としては、米国/英国/日本/ドイツ/イタリア/フランス/スペイン/メキシコ/ブラジルなどが挙げられている。

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Windows の MoTW ゼロデイを悪用:Qbot 投下フィッシング・キャンペーンが発覚

New attacks use Windows security bypass zero-day to drop malware

2022/11/19 BleepingComputer — 新たに発見されたフィッシング攻撃は、Windows のゼロデイ脆弱性を利用して、Mark of the Web のセキュリティ警告を表示せずに、マルウェア Qbot をドロップするものだ。Web やメールなどを介して、信頼できないリモートからのファイルがダウンロードされると、Windows は Mark of the Web (MoTW) と呼ばれる特別フラグを、それらのファイルに追加する。

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Netflix なりすましフィッシング・メール:10月のキャンペーンで 78% の急増

Netflix Phishing Emails Surge 78%

2022/11/18 InfoSecurity — Egress のセキュリティ研究者たちは、Netflix になりすましたメール攻撃が 10月以降に 78%増加しており、企業アカウントが危険にさらされる可能性があると警告している。このようなキャンペーンから生じる懸念は、Netflix のような個人のアカウントと仕事のアカウントで、従業員たちが同じ認証情報を使用している場合に、企業のシステムやデータを危険にさらさる可能性にあると、Egress は指摘している。

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Samba の深刻な脆弱性 CVE-2022-42898 が FIX:DoS/RCE による乗っ取りの可能性

Samba Patches Vulnerability That Can Lead to DoS, Remote Code Execution

2022/11/18 SecurityWeek — 今週に Samba は、任意のコード実行を揺する可能性のある、整数オーバーフローの脆弱性に対してパッチをリリースした。Samba は、Linux/Unix システム用のオープンソース・サーバ・メッセージ・ブロック (SMB) 実装であり、Active Directory ドメインコントローラ (AD DC) として使用できるものだ。複数の Samba リリースに影響を与える脆弱性 CVE-2022-42898 は、ユーザーに代わって別のサービスへのサービス・チケットを取得するサービスを提供する、Service for User to Proxy (S4U2proxy) ハンドラーに存在する。

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CISA/NSA/ODNI のサプライチェーン・ガイダンス:最終章の Customer 編を発行

CISA, NSA, ODNI Publish Software Supply Chain Guidelines For Customers

2022/11/18 InfoSecurity — 11月17日に米国の US Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、ソフトウェア・サプライチェーンの安全確保に関する3部作の最終章を発表した。2022年8月の Developer 向けのガイダンスと、2022年10月の Supplier 向けのガイダンスに続くものであり、調達/展開の段階におけるソフトウェアの完全性と安全性を確保するための、Customer 向けの推奨事項を示している。このドキュメントは、National Security Agency (NSA) と Office of the Director of National Intelligence (ODNI) の協力のもと発行されている。

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Instagram を装うフィッシング攻撃:Microsoft のメール・セキュリティを回避して到達

Instagram Credential Phishing Attacks Bypass Microsoft Email Security

2022/11/18 InfoSecurity — Instagram になりすましたキャンペーンにおいて、国立教育機関の学生 22,000人をターゲットにしたクレデンシャル・フィッシング攻撃が発見された。この情報は、Armorblox のセキュリティ専門家たちによるものであり、2022年11月17日のアドバイザリで新たな脅威として警告されている。 その内容は、「このメールのタイトルは、標的に対してメッセージを開くように促している。そして、ターゲットに切迫感を訴え、将来の被害を防ぐために必要な、行動をとるよう誘導していく」というものだ。

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FBI/CISA/HHS 共同警告:ランサムウェア Hive の被害額が約 $100M に到達

Hive Ransomware Has Made $100m to Date

2022/11/18 InfoSecurity — 昨日に FBI/CISA/HHS (Health and Human Services) が発表した共同警告によると、ランサムウェア亜種 Hive は、これまでに 1,300以上のグローバル企業から約 $100 million の利益を得ているという。この推定利益は、2021年6月に Hive が発見されてから、約15カ月の間に発生したものだ。被害組織は、政府/通信/主要な製造業/IT企業 など多岐にわたるが、特に医療機関へ攻撃が集中しているようだ。

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Exchange Server の深刻な脆弱性 ProxyNotShell:PoC エクスプロイトが公表

Exploit released for actively abused ProxyNotShell Exchange bug

2022/11/18 BleepingComputer — Microsoft Exchange に存在し、ProxyNotShellと総称される2つの深刻な脆弱性に対して、PoC エクスプロイト・コードが公開された。この2つの脆弱性 CVE-2022-41082/CVE-2022-41040 は、Microsoft Exchange Server 2013/2016/2019 に影響を及ぼし、権限を昇格した攻撃者がシステムのコンテキストで PowerShell を実行することで、侵害したサーバー上で任意のコード実行またはリモート・コード実行が可能なるというものだ。

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RDP ブルートフォース攻撃で狙われる最弱パスワード:Top-10 をリストアップ

Top passwords used in RDP brute-force attacks

2022/11/17 HelpNetSecurity — Specops Software が発表したのは、Remote Desktop Protocol (RDP) ポートに対する、現状の攻撃で使用される上位パスワードを分析した調査結果である。この分析により、30億以上のユニークな漏洩パスワードが含まれる Specops Breached Password Protection Service に、3400万以上の漏洩パスワードが追加されることになった。

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Amazon RDS スナップショットの問題:意図しない共有により PII が漏洩

Thousands of Amazon RDS Snapshots Are Leaking Corporate PII

2022/11/17 DarkReading — Amazon のクラウドベース・データバックアップ・サービスを介して、毎月のように何十万ものデータベースが不注意により公開されている。このような状況を悪用する脅威アクターたちは、個人を特定できる情報 (PII : Personally Identifiable Information) にアクセスし、恐喝やランサムウェアといった脅威のアクティビティに利用されることが、研究者たちにより判明した。

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Magento と TrojanOrders 攻撃:脆弱性 CVE-2022-24086 未パッチ・サイトが標的

Magento stores targeted in massive surge of TrojanOrders attacks

2022/11/16 BleepingComputer — Magento 2 を用いる Web サイトを標的とした、TrojanOrders 攻撃が急増している。脆弱性を悪用して脆弱なサーバを侵害する、少なくとも7つのハッキング・グループが背後にいるとされている。Web サイト・セキュリティ会社である Sansec は、Magento 2 Web サイトの約 40%が、この攻撃の標的になっていると述べている。さらに、感染させたサイトの制御をめぐって、ハッキング・グループが互いに争っていると警告している。

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