航空機内の無線 LAN デバイスに致命的なセキュリティ欠陥:Contec Flexlan とは?

Vulnerabilities Found in Airplane WiFi Devices, Passengers’ Data Exposed

2022/09/14 InfoSecurity — 航空機内のインターネット接続に使用される無線 LAN デバイスに、2つの深刻な脆弱性が発見された。これらの脆弱性は、Necrum Security Labs の Thomas Knudsen と Samy Younsi が発見したものであり、Contec 社製の Flexlan FX3000/FX2000 シリーズの、無線 LAN デバイスに影響を及ぼすものである。

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Microsoft Teams に深刻な Electron ベースの脆弱性:認証トークンの平文保存に起因

Microsoft Teams stores auth tokens as cleartext in Windows, Linux, Macs

2022/09/14 BleepingComputer — セキュリティ・アナリストたちは、Microsoft Teams のデスクトップ・アプリに存在する、深刻なセキュリティ脆弱性を発見した。この脆弱性の悪用に成功した脅威あぃたーは、認証トークンや多要素認証 (MFA) をオンにしたアカウントへのアクセスが可能になるという。Microsoft Teams は、365 製品群に含まれるコミュニケーション・プラットフォームであり、テキストメッセージの交換/ビデオ会議/ファイルの保存などに 2億7000万人以上が利用している。

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VMware 警告:Linux ESXi VM の性能が Retbleed 緩和により 70% ダウン

VMware: 70% drop in Linux ESXi VM performance with Retbleed fixes

2022/09/12 BleepingComputer — VMware は、Linux kernel 5.19 で動作するESXi VM について、Retbleed 緩和機能を有効にした場合に Linux kernel 5.18 版と比較して、最大で 70% の性能低下を引き起こす可能性があると警告している。VMware のパフォーマンス・チームは、ESXi 仮想マシンにおいて、コンピューティングで最大 70%/ネットワーキングで 30%/ストレージで 13% の性能低下を検知している。

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Shikitega というステルス型 Linux マルウェア:多段階展開で検知を巧みに回避

New Linux malware evades detection using multi-stage deployment

2022/09/06 BleepingComputer — Shikitega という新たなステルス型 Linux マルウェアが、PC や IoT デバイスにペイロードを流し込み、感染させていることが発見された。このマルウェアは、脆弱性を悪用して権限を昇格させ、crontab を介してホスト上で永続性を確立する。そして最終的に、感染させたデバイス上で、暗号通貨マイナーを起動させる。Shikitega は非常にステルス性が高く、静的な署名ベースの検出を不可能にするポリモーフィック・エンコーダを使用して、ウイルス検出を回避する。

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Linux は魅力的な標的:クラウドを含むインフラを狙い始めた攻撃者の意図は?

Defenders Be Prepared: Cyberattacks Surge Against Linux Amid Cloud Migration

2022/09/06 DarkReading — Linux を実行するシステムの数と、それを攻撃する件数は、Windows に遠く及ばないだろうが、Linux ベースのサーバやテクノロジーに対する脅威アクターたちの関心は、このところ著しく高まってきている。今週に Trend Micro が発表したレポートによると、特にクラウドでの Linux インフラにおいて、ミッションクリティカルなアプリケーションやデータをホストする企業が増加していることが、その背景にあるようだ。Trend Micro は、Linuxシステムを標的とするランサムウェア攻撃が、2022年上半期に 75% 増加 (前年同期比) したことを確認している。

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Trend Micro 調査:2022年上半期の Linux ランサムウェア攻撃は 75% 増

Ransomware attacks on Linux to surge

2022/09/05 HelpNetSecurity — Trend Micro の予測によると、今後の数年間で、Linux サーバーや組み込みシステムを標的にする、ランサムウェア・グループの攻撃が増えるとのことだ。 これらのシステムに対する攻撃は、2022年上半期において、前年比で2桁の増加を記録している。

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Linux Kernel と DirtyCred:8年前から存在していた Dirty Pipe ライクな脆弱性が露見

“As Nasty as Dirty Pipe” — 8 Year Old Linux Kernel Vulnerability Uncovered

2022/08/22 TheHackerNews — 8年前からLinux kernel に存在する、セキュリティ脆弱性の詳細が明らかになり、研究者たちは Dirty Pipe と同じくらい厄介だと述べている。Northwestern 大学の研究者グループにより DirtyCred と名付けられた、この脆弱性 CVE-2022-2588 の悪用に成功すると、最高レベルまでの権限昇格が生じてしまう。

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PyPI で発見された悪意のパッケージ:ファイルレス・マルウェアを Linux に配布

A new PyPI Package was found delivering fileless Linux Malware

2022/08/15 SecurityAffairs — Sonatype の研究者たちは、Linux マシンシ・ステムのメモリへ向けて、ファイルレス・クリプトマイナーを投下する、secretslib という新しい PyPI パッケージを発見した。このパッケージは自らを、”secrets matching and verification made easy” と表現しており、2020年8月6日以降で、合計 93件のダウンロードを記録している。

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CISA 警告:UnRAR の欠陥と DogWalk を悪用脆弱性リスト KEV に追加

CISA Issues Warning on Active Exploitation of UnRAR Software for Linux Systems

2022/08/09 TheHackerNews — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、最近に公開された UnRAR ユーティリティのセキュリティ欠陥について、積極的な悪用の証拠が明らかになったとし、6月9日付で Known Exploited Vulnerabilities Catalog に追加した。

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Luna という Rust ベースのランサムウェアが登場:Windows/Linux/ESXi システムを狙う

New Rust-based Ransomware Family Targets Windows, Linux, and ESXi Systems

2022/07/20 TheHackerNews — Kaspersky のセキュリティ研究者たちは、Rust で書かれた、全く新しいランサムウェアである Luna の詳細を公開した。これは、BlackCat/Hive に続いて、このプログラミング言語を使用する3番目のマルウェアとなる。Luna は、非常にシンプルであり、Windows/Linux/ESXi システム上で動作し、Curve25519/AES を組み合わせて暗号化を行う。

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Hive RaaS が Rust にアップグレード:より洗練された暗号化方式が実装されている

Hive Ransomware Upgrades to Rust for More Sophisticated Encryption Method

2022/07/06 TheHackerNews — Ransomware-as-a-Service (RaaS) Hive のオペレーターたちが、Hive の構成を全面的に見直し、記述言語を GoLang から Rust へと移行し、より洗練された暗号化方式を採用し始めた。火曜日のレポートで Microsoft Threat Intelligence Center (MSTIC) は、「Hive は、複数の大規模なアップグレードを伴う最新の亜種で、最も急速に進化するランサムウェア・ファミリーの1つであることも証明しており、絶えず変化するランサムウェアのエコシステムを実証している」と述べている。

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CISA 警告:Linux の深刻な脆弱性 PwnKit CVE-2021-4034 に直ちにパッチ適用を

CISA warns of hackers exploiting PwnKit Linux vulnerability

2022/06/29 BleepingComputer — CISA の悪用脆弱性リスト (KVE:Known Exploited Vulnerabilities Catalog) に、 Linux の深刻な脆弱性 CVE-2021-4034 が追加された。この PwnKit と呼ばれる脆弱性は、すべての主要ディストリビューション (Ubuntu/Debian/Fedora/CentOSなど) で使用されている、Polkit の pkexec コンポーネントで発見された。PwnKit とは、デフォルト設定の Linux システムにおいて、その悪用に成功した非特権ユーザーに、完全なルート権限を許してしまうメモリ破壊の脆弱性である。

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Syslogk という Linux rootkit は危険:驚異的なスティルス性でバックドアを自在に制御

New Syslogk Linux rootkit uses magic packets to trigger backdoor

2022/06/13 BleepingComputer — Syslogk という名の新たな Linux rootkit マルウェアは、悪意のあるプロセスを隠すために使用されており、特別に細工された magic packets を用いて、デバイス上で眠っているバックドアを目覚めさせる。現時点において、このマルウェアは活発に開発が進められている。その作者は、古いオープンソースの rootkit である Adore-Ng をベースに、プロジェクトを進めているようだ。

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Symbiote という新型 Linux マルウェア:巧妙なカモフラージュにより検出が不可能?

New Linux Malware ‘Nearly Impossible to Detect’

2022/06/11 DarkReading — Linux システムを攻撃する新型マルウェアが、認証情報を盗み出し、カモフラージュしながら被害者のマシンにリモート・アクセスしている。このマルウェアを研究している専門家たちは、それが標的型や大規模型の攻撃キャンペーンで使用されているのかどうか、結論づけられないと述べている。

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Atlassian Confluence の深刻な脆弱性 CVE-2021-26084 を Linux ボットネットが侵害

Linux botnets now exploit critical Atlassian Confluence bug

2022/06/08 BleepingComputer — Atlassian の Confluence Server/Data Center に存在するリモートコード実行 (RCE) 脆弱性を、複数のボットネットが狙っており、パッチが適用されていない Linux サーバーへの感染が広まっている。この脆弱性 CVE-2021-26084 の悪用に成功した未認証の攻撃者は、新たな管理者アカウントを作成し、コマンドを実行し、インターネットに公開されたサーバーを乗っ取り、最終的にはバックドアとしてリモート操作することが可能となる。

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VMware ESXi を狙う Cheers ランサムウェア:Linux 版に加えて Windows 亜種も登場か?

New ‘Cheers’ Linux ransomware targets VMware ESXi servers

2022/05/25 BleepingComputer — 新たなランサムウェア Cheers が登場し、脆弱性のある VMware ESXi サーバーを標的として活動を開始した。VMware ESXi は、世界中の大企業で一般的に使用されている仮想化プラットフォームであるため、Cheers による暗号化が行われると、その業務に深刻な支障をきたすとされる。

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BPFDoor マルウェアは Solaris の脆弱性 CVE-2019-3010 を悪用して root を奪う

BPFDoor malware uses Solaris vulnerability to get root privileges

2022/05/25 BleepingComputer — Linux および Solaris 向けのステルス型マルウェア BPFdoor の、内部構造に関する新たな研究により、このマルウェアの背後にいる脅威アクターは、標的システム上で持続性を得るために、古い脆弱性を利用していることが明らかになった。BPFDoor はカスタム・バックドアであり、少なくとも5年間において、通信/政府/教育/物流などの組織への攻撃で、ほとんど検出されずに使用されてきた。

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PyPI リポジトリに悪意のパッケージ:Windows/Linux/macOS にバックドアを仕込む

Malicious PyPI package opens backdoors on Windows, Linux, and Macs

2022/05/21 BleepingComputer — Windows/Linux/macOS 上に Cobalt Strike ビーコンやバックドアをドロップし、サプライチェーン攻撃を行う悪意の Python パッケージが、PyPI レジストリでもう一つ発見された。PyPI は、開発者が自身の作品を共有し、他者の作品から利益を得るために利用される、オープンソース・パッケージのリポジトリであり、プロジェクトに必要な機能ライブラリをダウンロードする場所である。

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Linux を侵食する XORDDoS ボットネット:活動量が6ヶ月で 254% の増加

The activity of the Linux XorDdos bot increased by 254% over the last six months

2022/05/20 SecurityAffairs — XORDDoS は XOR.DDoS とも呼ばれる Linux ボットネットであり、2014年に脅威フィールドに登場したものである。ゲームや教育の Web サイト攻撃に利用され、悪意のトラフィックが 150 GB/s に達する大規模な DDoS 攻撃を引き起こしたこともある。XORDDoS は、マルウェア活動の難読化/ルールベース検出メカニズムの回避/ハッシュベースの悪意のファイル検索/永続化メカニズム/アンチフォレンジックなどのテクニックを活用している。Microsoft の専門家は、これまでの6ヶ月の間に、XORDDoS に関連する活動は 254% 増であることを検知している。

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BPFdoor バックドアの脅威:ファイアウォールをすり抜ける Linux マルウェアの詳細

BPFdoor: Stealthy Linux malware bypasses firewalls for remote access

2022/05/12 BleepingComputer — 最近になって発見された BPFdoor (Berkeley Packet Filter) というバックドア・マルウェアは、5年以上も気づかれることなく、こっそりと Linux や Solaris システムを標的にしてきた。BPFdoor は、Linux/Unix のバックドアであり、脅威アクターは Linux シェルにリモートで接続し、侵害したデバイスに対する完全なアクセスを得るようになる。このマルウェアは、ポートを開く必要がなく、ファイアウォールで止めることもできず、Web 上のあらゆる IP アドレスからのコマンドに応答できるため、企業スパイなどの継続的な攻撃にとって最適なツールとなっている。

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F5 BIG-IP の深刻な脆弱性 CVE-2022-1388 が FIX:bash を狙ったバックドア展開が多発

Hackers exploiting critical F5 BIG-IP flaw to drop backdoors

2022/05/09 BleepingComputer — F5 BIG-IP の、すべてのモジュールの複数のバージョンに影響を与える、深刻な脆弱性の悪用に成功した攻撃者たちが、悪意のペイロードをドロップするという脅威が大量に発生し始めている。先週に F5 は、BIG-IP iControl の REST 認証コンポーネントに影響を及ぼす、脆弱性 CVE-2022-1388 (CVSS:9.8) に対するパッチをリリースした。

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Nimbuspwn という名の Linux 脆弱性:不正な root 権限の取得を許す?

New Nimbuspwn Linux vulnerability gives hackers root privileges

2022/04/26 BleepingComputer — Nimbuspwn として追跡されている新しい一連の脆弱性は、Linux システム上でローカル攻撃者による特権昇格を許し、バックドアからランサムウェアにいたるマルウェア展開が生じる可能性があると指摘されるものである。今日、Microsoft のセキュリティ研究者たちは、これらの問題を連鎖させることで root 権限の取得が可能であると指摘するレポートを発表した。

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CISA 警告 4/25:WSO2/Microsoft/Linux/Jenkins などの7つの脆弱性が追加

CISA adds 7 vulnerabilities to list of bugs exploited in attacks

2022/04/25 BleepingComputer — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、積極的に悪用されている脆弱性のリストに、Microsoft/Linux/Jenkins などの、7件の欠陥を追加したと発表した。その Known Exploited Vulnerabilities Catalog は、サイバー攻撃で活発に悪用されている脆弱性のリストで、連邦政府民間行政機関 (FCEB) に対してパッチ適用が義務付けられているものである。

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Linux 上の Docker API 狙う暗号マイナー・マルウェア Lemon_Duck とは?

Docker servers hacked in ongoing cryptomining malware campaign

2022/04/21 BleepingComputer — Linux サーバ上の Docker API が、Lemon_Duck ボットネット・オペレーターによる、大規模な Monero 暗号キャンペーンの標的になっている。このクリプトマイニング・マイニング集団は、セキュリティが不十分な Docker システムや、ミス・コンフィグレーションのある Docker システムにとって常に脅威であり、近年では複数の大規模なエクスプロイト・キャンペーンが報告されている。

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QNAP NAP に影響をおよぼす Apache HTTP Server のバグ:緩和策の実施が要請される

QNAP asks users to mitigate critical Apache HTTP Server bugs

2022/04/21 BleepingComputer — QNAP NAS デバイスに影響をおよぼす、Apache HTTP Server の脆弱性を悪用しようとする試みを阻止するために、同社は緩和策を適用するよう顧客に要請している。これらの脆弱性 CVE-2022-22721CVE-2022-23943 は深刻度が 9.8 であり、Apache HTTP Server 2.4.52 以下を実行しているシステムに影響を与える。

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Microsoft Exchange をハックする Hive ランサムウェア:新たな攻撃手法で被害を拡大

Microsoft Exchange servers hacked to deploy Hive ransomware

2022/04/20 BleepingComputer — Hive ランサムウェアのアフィリエイトが、ProxyShell のセキュリティ問題に対して脆弱な Microsoft Exchange サーバーを標的として、Cobalt Strike ビーコンなどの様々なバックドアを展開している。この脅威アクターは、そこからネットワークを偵察し、管理者アカウントの認証情報を盗み、貴重なデータを流出させ、最終的にはファイル暗号化ペイロードを展開する。この情報は、セキュリティ分析を行う Varonis が、同社の顧客に対するランサムウェア攻撃を調査した際に得られたものである。

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Hive が Linux VMware ESXi 暗号化ツールを Rust に移植:解析と分析が困難に

Hive ransomware ports its Linux VMware ESXi encryptor to Rust

2022/03/27 BleepingComputer — ランサムウェア Hive は、VMware ESXi Linux 用の暗号化ツールを、Rust プログラミング言語で書き換え、セキュリティ研究者による身代金交渉のチェックを、難しくするための新機能を追加した。企業における仮想マシンへの依存度は、コンピュータ・リソースの節約/サーバの統合/バックアップの容易化などのニーズの中で高まっているが、このランサムウェア集団は、それらのサービスに特化した専用の暗号化ツールを作成している。

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Linux の Netfilter における脆弱性 CVE-2022-25636:DDoS などが生じる可能性

New Linux Bug in Netfilter Firewall Module Lets Attackers Gain Root Access

2022/03/14 TheHackerNews — 新たに公開された Linux カーネルに存在するセキュリティ欠陥は、脆弱なシステム上でローカルな敵対者が特権昇格を獲得し、任意のコード実行/コンテナ・エスケープ/カーネル・パニックを誘発する可能性があることを示唆されている。この脆弱性 CVE-2022-25636 (CVSS:7.8) は、Linux カーネルの Ver 5.4〜5.6.10 に影響し、カーネルの Netfilter サブ・コンポーネントにおけるヒープ境界外書き込みを発生させる。この問題は、Sophos の Senior Threat Researcher である Nick Gregory により発見された。

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QNAP 警告:大半の NAS デバイスが Linux の Dirty Pipe 脆弱性の影響を受ける

QNAP warns severe Linux bug affects most of its NAS devices

2022/03/14 BleepingComputer — 台湾のハードウェア・ベンダーである QNAP は、同社の NAS デバイスの大半が、ローカル・アクセスを持つ攻撃者が Linuxの root 権限を取得できる、Dirty Pipe と呼ばれる深刻な脆弱性の影響を受けると警告を発している。この Dirty Pipe バグは、Linux Kernel 5.8 以降のバージョンに影響し、そこには Android デバイスも含まれる。この脆弱性の悪用に成功した非特権ユーザーは、root 権限で実行される SUID プロセスを含む Read Only ファイルにデータを注入し、上書きすることが可能となる。

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Kali Linux にベアメタル・スナップショット機能が追加:ペンテストの範囲が拡大

Kali Linux on bare-metal gets snapshotting functionality

2022/03/11 HelpNetSecurity — Offensive Security チームは、ベアメタル上にインストールされた Kali Linux による自動的なシステム・スナップショットの作成と、アップグレードに失敗した際のロールバックすることを可能にする、新機能 Kali Unkaputtbar をリリースした。

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Linux Kernel の脆弱性 CVE-2022-0847 が FIX:Dirty Pipe という問題とは?

Researchers Warn of Linux Kernel ‘Dirty Pipe’ Arbitrary File Overwrite Vulnerability

2022/03/07 TheHackerNews — Linux ディストリビューターたちは、任意の読み取り専用ファイルへの上書きにより、攻撃者たちにシステムの完全な乗っ取りを許す、カーネルの新たな脆弱性に対するパッチを発行しているところである。IONOS のソフトウェア開発者である Max Kellermann により、Dirty Pipe と名付けられた脆弱性 CVE-2022-0847 (CVSS:7.8) は、非特権プロセスから root プロセスにコードを注入できるため、特権拡大につながるものとなる。

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Linux Kernel cgroups に存在するコンテナ・エスケープの脆弱性 CVE-2022-0492 が FIX

CVE-2022-0492 flaw in Linux Kernel cgroups feature allows container escape

2022/03/06 SecurityAffairs — Linux カーネルの脆弱性 CVE-2022-0492 (CVSS: 7.0) にパッチが適用されたが、この脆弱性の悪用に成功した攻撃者には、コンテナをエスケープし、コンテナ・ホスト上で任意のコマンドを実行する可能性が生じる。この問題は、cgroups (control groups) と呼ばれるプロセスの集合体に関するリソース使用量 (CPU/メモリ/ディスクI/O/ネットワーク) を算出/分離/制限するための、Linux カーネルの機能に影響をおよぼす特権昇格の欠陥である。

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CISA 警告:悪用脆弱性カタログに新旧あわせて 95 件が追加された

CISA warns organizations to patch 95 actively exploited bugs

2022/03/04 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、活発に悪用されているセキュリティ欠陥のリストに 95件の脆弱性を追加したが、この件数は、昨年に Binding Operational Directive (BOD) を発行してから最多のものとなる。その中には、20年近く前から認識されているバグもあるが、同庁は、「連邦政府の企業にとって重大なリスクをもたらす」と指摘している。

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VMware NSX の脆弱性 CVE-2022-22945 が FIX:Jailed Shell 脱出と Linux Shell アクセス

VMware NSX Data Center Flaw Can Expose Virtual Systems to Attacks

2022/02/18 SecurityWeek — VMware は、この脆弱性 CVE-2022-22945 について、同製品の NSX Edge アプライアンス・コンポーネントに影響を与える、Command-Line Interface (CLI) に存在するシェル・インジェクションの欠陥だと説明している。この脆弱性の CVSS スコアは 8.8 であり、リモートの攻撃者に root 権限で任意の OS コマンド実行を許す可能性がある。

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Linux に新たな権限昇格の脆弱性:Snap に存在する CVE-2021-44731 が FIX

New Linux Privilege Escalation Flaw Uncovered in Snap Package Manager

2022/02/18 TheHackerNews — Canonical の Snap に存在する、複数のセキュリティ脆弱性が公開されている。この、ソフトウェアのパッケージング/デプロイメントのシステムの最も深刻な脆弱性には、特権を拡大して root 権限を得るために悪用されるものもある。Snap は、Linux カーネルを使用する OS 上で動作するように設計された、自己完結型のアプリケーション・パッケージであり、snapd と呼ばれるツールを用いてインストールできる。

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VMware が6つの深刻な脆弱性を FIX:中国の Tianfu Cup が発見に貢献

VMware Issues Security Patches for High-Severity Flaws Affecting Multiple Products

2022/02/16 TheHackerNews — 火曜日に VMware は、ESXi/Workstation/Fusion/Cloud Foundation/NSX Data Center for vSphere に影響をおよぼす、複数の深刻度の高い脆弱性に対してパッチを適用した。これらの脆弱性を悪用すると、任意のコード実行や、サービス拒否 (DoS) などが生じる可能性がある。

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Google Project Zero レポート:各ベンダーのゼロデイ対応と時間軸

Google Project Zero: Vendors are now quicker at fixing zero-days

2022/02/11 BleepingComputer — Google の Project Zero は、2021年において同チームが報告したゼロデイ脆弱性について、それぞれの組織が対応に要した時間の短縮示すレポートを発表した。この Project Zero が報告したデータによると、ソフトウェア・ベンダーがセキュリティ修正プログラムの発行に要した平均期間は、2017年の 80日から、2021年は 52日に短縮された。さらに、大半のベンダーが、業界標準の期限である90日と、2週間の猶予期間内に、欠陥に対処した。

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Linux 環境を標的とするマルウェア:驚異について VMware が解説

How cybercriminals are using malware to target Linux-based operating systems

2022/02/09 HelpNetSecurity — 最も一般的なクラウド・オペレーティング・システムである Linux は、デジタル・インフラの中核を成しており、マルチ・クラウド環境に侵入する攻撃者のチケットになり始めている。現在のマルウェア対策は、主に Windows ベースの脅威への対応に重点が置かれており、Linux ベースのクラウド・ワークロードを標的とした攻撃に対して脆弱であることが、VMware によって明らかにされている。サイバー犯罪者が Linux ベースの OS を標的とするマルウェアを、どのように使用しているかを詳しく説明した主な調査結果は以下の通りである。

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Samba の深刻な脆弱性 CVE-2021-44142:ディフォルト設定での root RCE を FIX

Samba bug can let remote attackers execute code as root

2022/01/31 BleepingComputer — Samba は、脆弱なソフトウェアを実行しているサーバー上で、攻撃者に root 権限でリモートコード実行を許す可能性がある、深刻な脆弱性に対応している。Samba は、SMB ネットワーク・プロトコルを再実装したものであり、Linux/Windows/macOS などのプラットフォーム上で、ファイル共有/印刷サービスなどを提供している。

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LockBit の Linux バージョンは VMware ESXi サーバーを標的にする

Linux version of LockBit ransomware targets VMware ESXi servers

2022/01/26 BleepingComputer — LockBit は最新のランサムウェアであり、Linux の暗号化機能を用いた、VMware ESXi の仮想マシンの暗号化に特化していることが判明している。その一方で、一般的な企業では、コンピュータ・リソースの節約/サーバーの統合/バックアップの容易さなどの理由から、仮想マシンへの移行が進んでいる。そのような状況を受け、これまでの1年間でランサムウェア・ギャングたちは、人気の高い VMware vSphere/ESXi 仮想化プラットフォームを標的とする、Linux エンクリプターを作成するよう、戦術を進化させてきた。

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Linux Polkit の深刻な脆弱性 CVE-2021-4034:PoC エクスプロイトが登場?

Linux system service bug gives root on all major distros, exploit released

2022/01/25 BleepingComputer — Polkit の pkexec コンポーネントには、脆弱性 CVE-2021-4034 が存在し、また、主要な Linux ディストリビューションのデフォルト設定に含まれているという。CVE-2021-4034 は PwnKit と名付けられ、その起源は 12年以上前の pkexec の最初のコミットまで追跡されており、すべての Polkit バージョンが影響を受けることになる。

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Linux カーネルのバグが Kubernetes コンテナからの脱出を許す?

Linux kernel bug can let hackers escape Kubernetes containers

2022/01/25 BleepingComputer — Linux カーネルに影響する脆弱性 CVE-2022-0185 が、Kubernetes のコンテナを脱出する攻撃者に利用されると、ホストシステム上のリソースへのアクセスを許すことになる。セキュリティ研究者たちは、この欠陥の悪用は当初の予測よりも容易であり、間もなくエクスプロイト・コードが公開されるため、パッチの適用が急務であると警告している。

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CentOS Web Panel の深刻な脆弱性 CVE-2021-45467 がFIX:RCE の可能性

Critical Bugs in Control Web Panel Expose Linux Servers to RCE Attacks

2022/01/21 TheHackerNews — Control Web Panel に存在する、2つの深刻なセキュリティ上の脆弱性が公開された。これらの脆弱性は、侵害の連鎖の一部として悪用され、影響が生じたサーバー上で認証前のリモートコード実行を許す可能性がある。この問題は、CVE-2021-45467 として追跡されており、Web アプリケーションが Web サーバー上の任意のファイルを、公開または実行するように仕向けられることで発生する、ファイル・インクルージョンの脆弱性に関するものだ。

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Linux と IoT とマルウェア:2021年の調査結果は前年比で 35% 増

Linux malware sees 35% growth during 2021

2022/01/15 BleepingComputer — Linux デバイスを標的としたマルウェアの感染件数は、2021年に 35%増加しており、その多くは DDoS 攻撃のための IoT デバイスの取り込みが目標となっている。IoT デバイスは多様な Linux ディストリビューションを実行するが、一般的にパワー不足のスマート・デバイスであり、その機能も特定の範囲に制限されている。しかし、それらのリソースが、大規模なグループにまとめられると、十分に保護されたインフラに対して大規模な DDoS 攻撃を仕掛ける能力を持つことになる。

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TellYouThePass ランサムウェアが復活:Golang によるクロス・プラットフォームと Log4Shell

TellYouThePass ransomware returns as a cross-platform Golang threat

2022/01/12 BleepingComputer — TellYouThePass ランサムウェアは、Golang でコンパイルされたマルウェアとして再登場し、多様なオペレーティング・システムにおいて、特に macOS と Linux を標的にすることが容易になった。このマルウェアは、先月に Log4Shell エクスプロイトと組み合わせることで、脆弱なマシンを狙うために使用されたことで注目されている。今回、Crowdstrike が発表したレポートは、Windows 以外のプラットフォーム向けのコンパイルを容易にする、コードレベルの変更による復活に注目している。

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KCodes NetUSB に RCE 脆弱性:Netgear/TP-Link/Tenda などのルーターに影響

New KCodes NetUSB Bug Affect Millions of Routers from Different Vendors

2022/01/11 TheHackerNews — この、問題となるコンポーネントは、Netgear/TP-Link/Tenda/EDiMAX/D-Link/Western Digital などの、数百万台のエンドユーザー向けルーターに組み込まれている。KCodes NetUSB は、ローカル・ネットワーク上のデバイスが、USB ベースのサービスを IP 経由で提供できるようにするための Linux カーネル・モジュールである。

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Mac マルウェア調査:Windows に比べて安全という考え方は過去のものに

New Mac Malware Samples Underscore Growing Threat

2022/01/07 DarkReading — 2021年に出現した一握りのマルウェア・サンプルは、Windows システムに比べて Apple のテクノロジーが、攻撃や侵害を受けにくいとはいえ、決して無敵ではないことを改めて示した。セキュリティ研究者である Patrick Wardle は、その年に出現した全ての新しい Mac マルウェアの脅威リスト The Mac Malware of 2021 [pdf] を、6年連続で発表している。彼は、それぞれのマルウェアのサンプルについて、感染経路/インストールと持続のメカニズム/マルウェアの目的などの特徴を特定している。2021年に出現した新しい Mac マルウェアの各サンプルは、彼の Web サイトで公開されている。

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Google Chrome 97:1件の Critical と 10件 の High などの脆弱性を修正

Chrome 97 Patches 37 Vulnerabilities

2022/01/05 Security Week — 今週に Google は、外部の研究者から報告された 24件の脆弱性を含む、合計で 37件のセキュリティ修正を施した Chrome 97 を、Stable Channel でリリースした。外部から報告された 24件のセキュリティ上の欠陥のうち、深刻度 Critical は 1件、High は 10件、Medium は 10件、Low は 3件となっている。脆弱性の種類としては、use-after-free が 7件で、不適切な実装が 8件 などになっている。

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TellYouThePass ランサムウェアが復活:Log4Shell で Linux/Windows への攻撃を準備

TellYouThePass ransomware revived in Linux, Windows Log4j attacks

2021/12/17 BleepingComputer — 攻撃者たちが復活させたのは、TellYouThePass と呼ばれる、以前から存在しているアクティブではないランサムウェアであり、Apache Log4j ライブラリの深刻なリモートコード実行の脆弱性を標的とし、Windows および Linux デバイスへの攻撃のためにディプロイされている。KnowSec 404 Team の Heige は月曜日の Twitter で、Log4Shell と名付けられた脆弱性 CVE-2021-44228 を悪用するランサムウェアが、古い Windows システム上にドロップされたことを確認した後に、一連の攻撃を報告した。

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