Zyxel Firewall の深刻な脆弱性 CVE-2023-28771:root 権限での OS コマンド実行 PoC が提供される

Vulnerability in Zyxel firewalls may soon be widely exploited (CVE-2023-28771)

2023/05/22 HelpNetSecurity — 先日に修正された、Zyxel ファイアウォールに存在するコマンド・インジェクションの脆弱性 CVE-2023-28771 が、近い将来において野放し状態で悪用される可能性があると、Rapid7 の研究者たちが警告を発している。彼らは、この脆弱性をトリガーして、リバース root シェルへといたる、PoC スクリプトも公開している。

Continue reading “Zyxel Firewall の深刻な脆弱性 CVE-2023-28771:root 権限での OS コマンド実行 PoC が提供される”

CISA/FBI の共同勧告:PaperCut の脆弱性 CVE-2023-27350 が悪用されている

PaperCut Software Flaw Sparks Ransomware Attacks, CISA Warns

2023/05/12 InfoSecurity — PaperCut ソフトウェアの深刻な脆弱性が、近ごろの一連のランサムウェア攻撃に悪用されていると、米国の CISA が警告を発している。広く採用されている印刷管理ソリューション PaperCut に存在する、脆弱性 CVE-2023-27350 の悪用に成功した攻撃者は、認証情報を必要とせずに悪意のコードをリモートで実行できるようになる。その結果として、攻撃者はランサムウェアの展開に成功し、機密データへの不正アクセスに成功している。

Continue reading “CISA/FBI の共同勧告:PaperCut の脆弱性 CVE-2023-27350 が悪用されている”

Netgear RAX30 ルーターに5つの脆弱性:連鎖によるリモート・コード実行が可能

Netgear Routers’ Flaws Expose Users to Malware, Remote Attacks, and Surveillance

2023/05/12 TheHackerNews — Netgear RAX30 ルーターに存在する、5つものセキュリティ脆弱性が公表された。これらの脆弱性は、連鎖的に認証を回避し、リモート・コード実行を許すものだ。Claroty のセキュリティ研究者である Uri Katz は、「これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者たちは、ユーザーのインターネット活動の監視/インターネット接続の乗っ取り/悪意の Web サイトへのトラフィックのリダイレクト/ネットワーク・トラフィックへのマルウェア注入などが可能になる」とレポートで述べている。

Continue reading “Netgear RAX30 ルーターに5つの脆弱性:連鎖によるリモート・コード実行が可能”

Linux カーネルの NetFilter に新たな脆弱性 CVE-2023-32233:root レベルへの権限昇格が可能

New Linux kernel NetFilter flaw gives attackers root privileges

2023/05/09 BleepingComputer — Linux カーネルの NetFilter コンポーネントで、新たな脆弱性が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、権限のないローカル・ユーザーから root レベルまで権限を昇格させ、システムを完全にコントロールできるようになるという。この脆弱性 CVE-2023-32233 だが、現時点では深刻度レベルが決定されていない (訳者注記:NVD では CVSS 値 7.5) 。この脆弱性は、Netfilter nf_tables が設定に対する、無効な更新を受け入れることに起因しており、無効なバッチ要求がサブシステムの内部状態の破壊につながるという、特定のシナリオが可能になるという。

Continue reading “Linux カーネルの NetFilter に新たな脆弱性 CVE-2023-32233:root レベルへの権限昇格が可能”

Microsoft 2023-5 月例アップデートは3件のゼロデイと 38件の脆弱性に対応

Microsoft May 2023 Patch Tuesday fixes 3 zero-days, 38 flaws

2023/05/09 BleepingComputer — 今日は Microsoft の May 2023 Patch Tuesday の日だ。このセキュリティ更新プログラムにより、活発に悪用されるゼロデイ脆弱性3件と、合計で 38件の不具合が修正された。このうち、Critical と評価された6つの脆弱性は、リモート・コード実行にいたる恐れのあるものだ。

Continue reading “Microsoft 2023-5 月例アップデートは3件のゼロデイと 38件の脆弱性に対応”

PaperCut 脆弱性の悪用:新たな PoC エクスプロイトが証明する検出回避の手口

Researchers Uncover New Exploit for PaperCut Vulnerability That Can Bypass Detection

2023/05/04 TheHackerNews — 先日に公開された PaperCut サーバの深刻な欠陥だが、現時点における全ての検出方法を回避しながら悪用する手口を、サイバー・セキュリティ研究者たちが解明している。この脆弱性 CVE-2023-27350 (CVSS:9.8) は、PaperCut MF/NG のインストールに影響を及ぼし、認証されていない攻撃者に対して、SYSTEM 権限での任意のコード実行を許すものである。オーストラリアに本拠を置く PaperCut により、この欠陥は 2023年3月8日にパッチが適用されたが、活発な悪用の兆候が 2023年4月13日に観測されている。

Continue reading “PaperCut 脆弱性の悪用:新たな PoC エクスプロイトが証明する検出回避の手口”

TBK DVR カメラの脆弱性 CVE-2018-9995 の悪用:攻撃試行が5万回に達した – Fortinet

Hackers Exploit High Severity Flaw in TBK DVR Camera System

2023/05/02 InfoSecurity — TBK の DVR カメラ・システムに存在する5年前の脆弱性 CVE-2018-9995 が、2023年4月の時点で、野放し状態で悪用されていることが、Fortinet のセキュリティ研究者たちの調査により判明した。この深刻な脆弱性は、悪意を持って細工された HTTP クッキーを処理する際に、カメラで生じるエラーに起因する。この脆弱性の悪用に成功したリモートの攻撃者は、認証を回避して管理者権限を取得し、最終的にはカメラからビデオ・フィードへとアクセスする可能性を引き起こす。

Continue reading “TBK DVR カメラの脆弱性 CVE-2018-9995 の悪用:攻撃試行が5万回に達した – Fortinet”

Cisco PCD に深刻な脆弱性 CVE-2023-20060:悪用は難しいがパッチも適用されない

Cisco discloses XSS zero-day flaw in server management tool

2023/04/26 BleepingComputer — 4月26日に Cisco は、Prime Collaboration Deployment (PCD) ソフトウェアに存在する、クロス・サイト・スクリプティング (XSS) のゼロデイ脆弱性と、攻撃の可能性について公表した。このサーバ管理ユーティリティは、組織のインベントリにあるサーバの移行やアップグレードのタスクを、管理者による実施を可能にするものだ。そして、脆弱性 CVE-2023-20060 は、Cisco PCD 14 以前の Web ベースの管理インターフェイスに存在するものであり、NATO Cyber Security Centre (NCSC) の Pierre Vivegnis により発見された。

Continue reading “Cisco PCD に深刻な脆弱性 CVE-2023-20060:悪用は難しいがパッチも適用されない”

Windows のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-28252:Nokoyawa ランサムウェアが悪用している

Windows zero-day vulnerability exploited in ransomware attacks

2023/04/11 BleepingComputer — Microsoft がパッチを適用した、Windows Common Log File System (CLFS) のゼロデイ脆弱性は、特権昇格や Nokoyawa ランサムウェアのペイロード展開などで、サイバー犯罪者たちに積極的に悪用されているものである。この、Windows のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-28252 の悪用が続いていることを踏まえ、CISA も KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加し、連邦政府民間行政機関 (FCEB) に対して、5月2日までにシステムを保護するよう命じた。

Continue reading “Windows のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-28252:Nokoyawa ランサムウェアが悪用している”

Microsoft 2023-4 月例アップデートは1件のゼロデイと 97件の脆弱性に対応

Microsoft April 2023 Patch Tuesday fixes 1 zero-day, 97 flaws

2023/04/11 BleepingComputer — 今日は、Microsoft の April 2023 Patch Tuesday だ。新たに公表されたセキュリティ更新プログラムにより、活発に悪用されるゼロデイ脆弱性1件を含む、合計で 97件の欠陥が修正された。その中でも、7件の脆弱性はリモートコード実行を可能にする Critical に分類され、新たに修正された脆弱性として、最も深刻なものとなっている。

Continue reading “Microsoft 2023-4 月例アップデートは1件のゼロデイと 97件の脆弱性に対応”

Windows/Ubuntu/VMWare Workstation が陥落:Pwn2Own 2023 レポート Day_3

Windows, Ubuntu, and VMWare Workstation hacked on last day of Pwn2Own

2023/03/24 BleepingComputer — ハッキング・コンテスト Pwn2Own の Day-3 でセキュリティ研究者たちは、Windows 11/Ubuntu Desktop/VMware Workstation を標的とした5つのゼロデイ・エクスプロイトを実演し、$185,000 を獲得した。この日のハイライトは、Ubuntu Desktop オペレーティングシステムが、3つのチームにより3回ハッキングされたことだが、そのうちの1つは、以前から知られていたエクスプロイトと重なってしまった。

Continue reading “Windows/Ubuntu/VMWare Workstation が陥落:Pwn2Own 2023 レポート Day_3”

Veeam Backup & Replication の脆弱性 CVE-2023-27532:PoC エクスプロイトが登場

Exploit released for Veeam bug allowing cleartext credential theft

2023/03/23 BleepingComputer — Veeam Backup & Replication (VBR)ソフトウェアに影響を及ぼす、Backup Service の深刻な脆弱性に対して、クロスプラット・フォームのエクスプロイト・コードが登場した。この脆弱性 CVE-2023-27532 は、すべての VBR バージョンに影響し、未認証の攻撃者に対して、平文の認証情報の窃取とバックアップ・インフラへの侵入を許し、SYSTEM としてのリモート・コード実行にいたる可能性が生じる。

Continue reading “Veeam Backup & Replication の脆弱性 CVE-2023-27532:PoC エクスプロイトが登場”

Windows 11/Tesla/Ubuntu/macOS が陥落:Pwn2Own 2023 レポート Day_1

Windows 11, Tesla, Ubuntu, and macOS hacked at Pwn2Own 2023

2023/03/22 BleepingComputer — Pwn2Own Vancouver 2023 の初日のこと、セキュリティ研究者たちは Tesla Model 3/Windows 11/macOS のゼロデイ攻撃とエクスプロイト・チェーンのデモに成功し、$375,000 と Tesla Model 3 を手に入れた。最初に陥落したのは、エンタープライズ・アプリケーション部門の Adobe Reader である。Haboob SA の Abdul Aziz Hariri (@abdhariri) が、6つのバグ連鎖を標的とするエクスプロイト・チェーンを用いて、サンドボックスを抜け出し、macOS の禁止 API リストを回避する複数の失敗したパッチの悪用に成功し、$50,000 を獲得した。

Continue reading “Windows 11/Tesla/Ubuntu/macOS が陥落:Pwn2Own 2023 レポート Day_1”

Netgear Orbi Router の複数の脆弱性が FIX:PoC エクスプロイトも公開!

Experts released PoC exploits for severe flaws in Netgear Orbi routers

2023/03/22 SecurityAffairs — Netgear Orbi はメッシュ Wi-Fi システムのラインアップであり、高速で信頼性の高い Wi-Fi カバレッジを家庭や企業に提供するために設計されている。この Orbi システムは、メインルーターと1台以上のサテライト・ユニットで構成されており、これらのユニットが連携してシームレスな Wi-Fi ネットワークを構築し、安定した高速 Wi-Fi で広いエリアをカバーする。

Continue reading “Netgear Orbi Router の複数の脆弱性が FIX:PoC エクスプロイトも公開!”

Outlook のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-23397:突出した危険度に要注意

Microsoft Outlook Vulnerability Could Be 2023’s ‘It’ Bug

2023/03/18 DarkReading — 先日に Microsoft は、積極的に悪用されている Outlook のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-23397 にパッチを適用した。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、権限昇格を実行し、被害者の Net-NTLMv2 チャレンジ・レスポンス認証ハッシュにアクセスし、ユーザーになりすますことが可能だ。現時点において、CVE-2023-23397 は、今年に入って発生したバグの中で、最も広範囲に影響を及ぼす危険なものだと判明し、セキュリティ研究者たちは警告を発している。わずか3日前に公開されたばかりだが、数多くの PoC エクスプロイトが登場している。悪用する際に、ユーザーの操作が必要ないという点からも、犯罪者の関心が大きく高まることは間違いない。

Continue reading “Outlook のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-23397:突出した危険度に要注意”

Microsoft Word の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2023-21716:PoC エクスプロイトが公開された

Proof-of-Concept released for critical Microsoft Word RCE bug

2023/03/06 BleepingComputer — この週末に、Microsoft Word に存在する、深刻なリモート・コード実行の脆弱性 CVE-2023-21716 の PoC エクスプロイトが公開された。この脆弱性の CVSS 値は 9.8 と評価されているが、Microsoft は2月の Patch Tuesday のセキュリティ・アップデートで対処し、いくつかの回避策も提供している。この脆弱性を悪用するために必要な、特権やユーザー操作がないため、つまり、攻撃の複雑性が低いため、上記のような評価となっている。

Continue reading “Microsoft Word の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2023-21716:PoC エクスプロイトが公開された”

CISA KEV 警告 23/02/27:ZK Java Web Framework の脆弱性が悪用されている

CISA Issues Warning on Active Exploitation of ZK Java Web Framework Vulnerability

2023/02/28 TheHackerNews — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、ZK フレームワークに影響を及ぼす深刻な欠陥が活発に悪用されているとし、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加したことを発表した。この脆弱性 CVE-2022-36537 (CVSS: 7.5) は、ZK Framework バージョン 9.6.1/ 9.6.0.1/9.5.1.3/9.0.1.2/8.6.4.1 に影響を及ぼすものであり、特別に細工したリクエストを介して、驚異アクターに機密情報の取得を許すものである。

Continue reading “CISA KEV 警告 23/02/27:ZK Java Web Framework の脆弱性が悪用されている”

iPhone/iPad/Mac の新たなゼロデイ CVE-2023-23529 などが FIX

Apple fixes new WebKit zero-day exploited to hack iPhones, Macs

2023/02/13 BleepingComputer — Apple リリースした緊急セキュリティ・アップデートは、iPhone/iPad/Mac へのハッキング攻撃で使われる、新たなゼロデイ脆弱性に対処するものだ。今回のアップデートで修正されたゼロデイ脆弱性 CVE-2023-23529 [12] は、WebKit の混乱を悪用し、侵害したデバイス上で OS クラッシュを誘発し、コード実行を許すものだ。

Continue reading “iPhone/iPad/Mac の新たなゼロデイ CVE-2023-23529 などが FIX”

GoAnywhere MFT のゼロデイ脆弱性を悪用:130社からのデータ窃取を Clop が主張

Clop ransomware claims it breached 130 orgs using GoAnywhere zero-day

2023/02/10 BleepingComputer — ランサムウェア集団 Clop は、セキュアなファイル転送ツール GoAnywhere MFT のゼロデイ脆弱性を悪用した攻撃により、130以上の組織からデータを盗み出したと主張している。この脆弱性 CVE-2023-0669 の悪用に成功した攻撃者は、インターネットを介して管理コンソールにアクセスできる状態にあり、パッチが適用されていない GoAnywhere MFT (Managed File Transfer) インスタンス上で、リモート・コード実行が可能になっている。

Continue reading “GoAnywhere MFT のゼロデイ脆弱性を悪用:130社からのデータ窃取を Clop が主張”

Microsoft Visual Studio アドインを悪用するマルウェア:リモート配布を検知

Hackers weaponize Microsoft Visual Studio add-ins to push malware

2023/02/03 BleepingComputer — Microsoft Visual Studio Tools for Office (VSTO) を悪用するハッカーたちが、ターゲット・マシン上で悪意の Office アドインを用いて、持続性を維持しながらコードを実行する攻撃へと移行するだろうと、セキュリティ研究者たちが警告している。このテクニックは、Office 文書に VBA マクロを忍び込ませ、外部ソースからマルウェアを取得させる手法に代わるものだ。Microsoft が Office の VBA/XL4 マクロの実行を、デフォルトでブロックすると発表した以降において、脅威アクターたちがマルウェアを配布する手法は、アーカイブ (.ZIP、.ISO)/ショートカット (.LNK) ファイルに移行している。

Continue reading “Microsoft Visual Studio アドインを悪用するマルウェア:リモート配布を検知”

VMware vRealize Log の RCE 脆弱性 CVE-2022-31706: PoC エクスプロイトが登場

Experts released VMware vRealize Log RCE exploit for CVE-2022-31706

2023/01/31 SecurityAffairs — 先週に、Horizon3 Attack Team の研究者たちは、VMware vRealize Log におけるリモート・コード実行の脆弱性 CVE-2022-31706 (CVSS:9.8) の PoC エクスプロイト・コードを公開した。この PoC エクスプロイト・コードは、VMware vRealize Log の一連のバグをトリガーとして、脆弱な運用環境においてリモート・コード実行を実現するものだ。

Continue reading “VMware vRealize Log の RCE 脆弱性 CVE-2022-31706: PoC エクスプロイトが登場”

Windows CryptoAPI の脆弱性 CVE-2022-34689:PoC エクスプロイトが公開

Researchers release PoC exploit for critical Windows CryptoAPI bug (CVE-2022-34689)

2023/01/26 HelpnetSecurity — Akamai の研究者たちが、公開キー証明書を検証する Windows CryptoAPI に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2022-34689 に対する PoC エクスプロイトを公表した。この Windows/Windows Server に影響する脆弱性は、2022年10月に修正プログラムが公開されている。その際に Microsoft は、「攻撃者は既存の公開証明書 x.509 を操作して身元を偽り、認証/コード署名などのアクションを、本物の証明書を持っているかのように実行できる」と説明していた。

Continue reading “Windows CryptoAPI の脆弱性 CVE-2022-34689:PoC エクスプロイトが公開”

VMware vRealize Log Insight における4つの深刻な脆弱性が FIX

VMware Plugs Critical Code Execution Flaws

2023/01/24 SecurityWeek — 2023年1月24日に VMware がリリースしたのは、RCE (Remote Code Execution) 攻撃につながる可能性のある、複数の深刻な脆弱性のパッチを含む、2023年最初のセキュリティ情報である。VMware によると、これらの脆弱性は、VMware vRealize Log Insight に影響を及ぼすものであり、悪用に成功した未承認の攻撃者に対して、ターゲット・システムの完全な制御を許す可能性があるという。

Continue reading “VMware vRealize Log Insight における4つの深刻な脆弱性が FIX”

CISA KEV 警告 23/01/23:Zoho ManageEngine の RCE 脆弱性 CVE-2022-47966 を追加

CISA warns of critical ManageEngine RCE bug exploited in attacks

2023/01/23 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Zoho ManageEngine 製品群の大半に影響を及ぼすリモートコード実行 (RCE) を、野放し状態で悪用されているとして KEV カタログに追加した。この脆弱性 CVE-2022-47966 は、2022年10月27日から製品ごとにパッチが適用されている。SAML ベースのシングルサインオン (SSO) が有効である場合や、一度でも有効であった場合に、未認証の脅威アクターに悪用され、任意のコード実行にいたる恐れがある。

Continue reading “CISA KEV 警告 23/01/23:Zoho ManageEngine の RCE 脆弱性 CVE-2022-47966 を追加”

CISA KEV 警告 23/01/17:CentOS CWP の深刻な脆弱性 CVE-2022-44877 を追加

Exploited Control Web Panel Flaw Added to CISA ‘Must-Patch’ List

2023/01/18 SecurityWeek — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)  は、広く使われている CentOS Control Web Panel の深刻な脆弱性 CVE-2022-44877 を、KEV(Known Exploited Vulnerabilities)カタログに追加し、連邦機関に対して2月初旬までに修正するよう指示している。

Continue reading “CISA KEV 警告 23/01/17:CentOS CWP の深刻な脆弱性 CVE-2022-44877 を追加”

Magento の1年前の脆弱性 CVE-2022-24086:対策の混乱による積極的な悪用が止まらない

Vendors Actively Bypass Security Patch for Year-Old Magento Vulnerability

2023/01/18 SecurityWeek — Adobe Commerce/Magento ストアのメール・テンプレートに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2022-24086 に対して、2022年2月に Adobe が公開したセキュリティ・パッチが、適用されていないケースが多いと、eコマース・セキュリティ企業である Sansec が警告している。この脆弱性 CVE-2022-24086 (CVSS: 9.8) は、チェックアウト・プロセスにおける不適切な入力検証のバグだと説明されている。このバグの悪用に成功した攻撃者に対して、任意のコード実行を許す可能性があり、また、パッチが提供されてから1週間ほどで、実環境での悪用も確認されている。

Continue reading “Magento の1年前の脆弱性 CVE-2022-24086:対策の混乱による積極的な悪用が止まらない”

Sophos Firewall 4,000台が危険な状況:インターネットに露出するサーバの 6% が未パッチ

Over 4,000 Sophos Firewall devices vulnerable to RCE attacks

2023/01/17 BleepingComputer — インターネットに接続される 4,000 台以上の Sophos Firewall に存在する、深刻なリモートコード実行 (RCE) の脆弱性 CVE-2022-3236 を狙って、サイバー攻撃が発生する可能性があることが判明した。Sophos Webadmin/Sophos Firewall の User Portal に存在する、このコードインジェクションの脆弱性は 2022年9月に公開され、複数の Sophos Firewall バージョンに対するホットフィックスがリリースされた (正式な修正プログラムは3カ月後の2022年12月に発行)。

Continue reading “Sophos Firewall 4,000台が危険な状況:インターネットに露出するサーバの 6% が未パッチ”

Zoho ManageEngine の脆弱性 CVE-2022-47966:PoC エクスプロイトが登場

Zoho ManageEngine PoC Exploit to be Released Soon – Patch Before It’s Too Late!

2023/01/17 TheHackerNews — Zoho ManageEngine のユーザーが催促されているのは、PoC エクスプロイト・コードの公開に先立って、深刻なセキュリティ脆弱性を持つインスタンスにパッチを適用することだ。この脆弱性 CVE-2022-47966 は、旧来からのサードパーティ依存関係である Apache Santuario の使用により、未認証のリモート・コード実行が発生し、複数の製品に影響を与える可能性を生じるというものだ。

Continue reading “Zoho ManageEngine の脆弱性 CVE-2022-47966:PoC エクスプロイトが登場”

GitHub Codespaces の悪用方法が判明:新たな侵害ベクターからマルウェアを配布

Hackers Can Abuse Legitimate GitHub Codespaces Feature to Deliver Malware

2023/01/17 TheHackerNews — 脅威アクターたちが、GitHub Codespaces の正規の機能を悪用して、被害者のシステムへマルウェアを配信することが可能であるという、新たな研究の結果が明らかになった。GitHub Codespaces とは、クラウドベースのカスタマイズ可能な開発環境のことである。それを利用するユーザーは、Web ブラウザや Visual Studio Code との統合を介して、指定したコードベースのデバッグ/メンテナンス/変更のコミットを実行できる。また、ポート・フォワーディング機能により、コードスペース内の特定のポートで動作する Web アプリケーションに、ローカルマシンのブラウザから直接にアクセスし、テスト/デバッグを行うことも可能だ。

Continue reading “GitHub Codespaces の悪用方法が判明:新たな侵害ベクターからマルウェアを配布”

Cacti の脆弱性 CVE-2022-46169:大量の未パッチ・サーバがインターネットに露出している

Most internet-exposed Cacti servers exposed to hacking

2023/01/14 SecurityAffairs — Cacti は、堅牢で拡張性の高い運用監視/障害管理フレームワークを、ユーザーに提供するオープンソースのプラットフォームである。Censys の研究者が発見したのは、インターネットに公開されている Cacti サーバの大部分に、現時点で積極的に悪用されている、深刻な脆弱性 CVE-2022-46169 が存在することだ。

Continue reading “Cacti の脆弱性 CVE-2022-46169:大量の未パッチ・サーバがインターネットに露出している”

CentOS Control Web Panel の深刻な脆弱性 CVE-2022-44877:RCE が容易に生じる

Hackers exploit Control Web Panel flaw to open reverse shells

2023/01/12 BleepingComputer — 以前には CentOS Web Panel として知られていた、サーバ管理用ツール Control Web Panel (CWP) で発生した深刻な脆弱性が、ハッカーたちに積極的に悪用されている。このセキュリティ脆弱性 CVE-2022-44877 は、認証されない攻撃者であってもリモートコード実行が可能であるため、CVSS 値は 9.8 と評価されている。

Continue reading “CentOS Control Web Panel の深刻な脆弱性 CVE-2022-44877:RCE が容易に生じる”

Microsoft 2023-1 月例アップデートは1件のゼロデイと 98件の脆弱性に対応

Microsoft January 2023 Patch Tuesday fixes 98 flaws, 1 zero-day

2023/01/10 BleepingComputer — 今日の、Microsoft January 2023 Patch Tuesday により、活発に悪用されているゼロデイ脆弱性1件を含む、合計 98件の脆弱性が修正された。2023年最初の Patch Tuesday で修正された 98件の脆弱性のうち 11件は、最も深刻なタイプの脆弱性のひとつであるリモート・コード実行/セキュリティ・バイパス/権限昇格を可能にするものであり、Critical に分類されている。

Continue reading “Microsoft 2023-1 月例アップデートは1件のゼロデイと 98件の脆弱性に対応”

Exchange Server を攻撃する Play ランサムウェア:ProxyNotShell の緩和策をバイパス

Play ransomware attacks use a new exploit to bypass ProxyNotShell mitigations on Exchange servers

2022/12/21 SecurityAffairs — Crowdstrike によると、Play ランサムウェアの運営者は OWASSRF と呼ばれる新しいエクスプロイト・チェーンを用いて、ProxyNotShell 脆弱性に対する緩和策をバイパスすることで、Microsoft Exchange サーバをターゲットにしているようだ。この脆弱性の悪用に成功した認証済の攻撃者は、Exchange Server 2013/2016/2019 で権限を昇格を行い、そのシステムのコンテキストで PowerShell を実行し、脆弱なサーバ上で任意コード実行またはリモートコード実行の可能性を生じるという。

Continue reading “Exchange Server を攻撃する Play ランサムウェア:ProxyNotShell の緩和策をバイパス”

Amazon ECR リポジトリの欠陥を修正:非文書化 API を介した侵害を研究者が証明

Amazon ECR Public Gallery flaw could have wiped or poisoned any image

2022/12/13 BleepingComputer — Amazon ECR (Elastic Container Registry) Public Gallery の深刻なセキュリティ欠陥が生じている。その損害に成功した攻撃者により、任意のコンテナ・イメージの削除や、他の AWS アカウントのイメージへの悪意のコード・インジェクションなどが可能だった。Amazon ECR Public Gallery とは、Nginx/EKS Distro/Amazon Linux/CloudWatch Agent/Datadog Agent などの、各種のアプリケーションや Linux ディストリビューションを、直ちに共有/使用するためのコンテナ・イメージのパブリック・リポジトリである。

Continue reading “Amazon ECR リポジトリの欠陥を修正:非文書化 API を介した侵害を研究者が証明”

Cisco IP Phone 7800/8800 のゼロデイ脆弱性 CVE-2022-20968:PoC が出回っている

Cisco discloses high-severity IP phone bug with exploit code

2022/12/08 BleepingComputer — 今日、Cisco が公開した脆弱性は、最新世代の IP Phone に影響し、リモート・コード実行/DoS 攻撃につながる深刻度の高いものである。同社は、「Cisco の Product Security Incident Response Team (PSIRT) が、PoC エクスプロイト・コードが利用可能であることを認識し、また、パブリックに議論されている」と、この脆弱性について警告している。ただし、現時点においては、この脆弱性を悪用する攻撃の試みは認識していないと、PSIRT は付け加えている。

Continue reading “Cisco IP Phone 7800/8800 のゼロデイ脆弱性 CVE-2022-20968:PoC が出回っている”

CISA KEV 警告 22/12/02:Google Chrome の深刻な脆弱性 CVE-2022-4262

CISA orders agencies to patch exploited Google Chrome bug by Dec 26th

2022/12/05 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、サイバー攻撃での悪用が確認されているバグのリストに、新たな脆弱性を追加した。この脆弱性 CVE-2022-4262 は、Google Chrome for Windows/Mac/Linux に存在するものであり、12月2日にゼロデイバグとしてパッチが適用されたものだ。そのセキュリティ・アドバイザリで Google は、「脆弱性 CVE-2022-4262 が、野放し状態で悪用されているという報告を確認している」と述べている。

Continue reading “CISA KEV 警告 22/12/02:Google Chrome の深刻な脆弱性 CVE-2022-4262”

Linux の新たなゼロデイ CVE-2022-3328:multipathd 脆弱性との併用で root 権限を取得

A new Linux flaw can be chained with other two bugs to gain full root privileges

2022/12/03 SecurityAffairs — Qualys Threat Research Unit の研究者たちは、Linux の新しい脆弱性 CVE-2022-3328 と、既存の2つの脆弱性を連鎖させ、システム上で完全なルート権限を取得する方法を実証した。この脆弱性 CVE-2022-3328 は、Ubuntu にデフォルトでインストールされる SUID-root プログラムである、Linux OS の snap-confine 機能に存在する。snap-confine とは、snap アプリケーションの実行環境を構築するために、snapd により内部的に用いられるものであり、snap アプリケーションをコンフィグレーションするための内部ツールである。

Continue reading “Linux の新たなゼロデイ CVE-2022-3328:multipathd 脆弱性との併用で root 権限を取得”

Google Chrome の深刻なゼロデイ CVE-2022-4262 が FIX:V8 JavaScript に問題

Google Chrome emergency update fixes 9th zero-day of the year

2022/12/02 BleepingComputer — Google は、Chrome for Windows/Max/Linux の 108.0.5359.94/.95をリリースし、深刻なセキュリティ上の欠陥に対処しまた。同社は、「脆弱性 CVE-2022-4262 が、野放し状態で悪用されているという報告を認識している」と、金曜日に公開されたセキュリティ・アドバイザリで述べている。Google によると、Stable Desktop チャネルを介して、この最新バージョンの提供が開始され、数日〜数週間のうちに全ユーザー・ベースに到達するとのことだ。

Continue reading “Google Chrome の深刻なゼロデイ CVE-2022-4262 が FIX:V8 JavaScript に問題”

Redis の CVE-2022-0543 を狙う Redigo マルウェア:ステルス型バックドアを仕掛ける

New Redigo malware drops stealthy backdoor on Redis servers

2022/12/01 BleepingComputer — Redigo と命名された Go ベースの新しいマルウェアが、Redis サーバの脆弱性 CVE-2022-0543 を標的にしてステルス・バックドアを仕込み、コマンド実行を可能にしていることが判明した。この脆弱性 CVE-2022-0543 (CVSS:10.0) は、Redis (Remote Dictionary Server) ソフトウェアに存在し、2022年2月に発見/修正されているものだ。

Continue reading “Redis の CVE-2022-0543 を狙う Redigo マルウェア:ステルス型バックドアを仕掛ける”

Variston IT というスパイウェア:Chrome/Firefox/Defender の N-Day 脆弱性を悪用

Spyware Vendor Variston Exploited N-Days in Chrome, Firefox, Windows

2022/12/01 InfoSecurity — スペインの カスタム・セキュリティ・ソリューション・プロバイダーとされる Variston IT は、自社の Heliconia フレームワークで Chrome/Firefox/Microsoft Defender の N-Day 脆弱性を悪用し、ターゲット・デバイスにペイロードを展開するためのツールを配布している。これは、Google Threat Analysis Group (TAG) が、11月30日のアドバイザリで明らかにしたものであり、Google/Microsoft/Mozilla は 2021年と 2022年初旬に、この脆弱性を修正しているという。

Continue reading “Variston IT というスパイウェア:Chrome/Firefox/Defender の N-Day 脆弱性を悪用”

Log4Shell の発見から1年:残存率は 2.5% にまで減ったが 再発率は 29%

A year later, Log4Shell still lingers

2022/11/30 HelpNetSecurity — 2022年10月1日時点で、72% の組織が Log4Shell の脆弱性に対して依然として脆弱であることが、5億回以上のテストから収集したデータを基にした、Tenable の最新のテレメトリ調査により明らかになった。2021年12月に Log4Shell が発見された当時、世界中の組織は、そのリスクの調査に奔走していた。

Continue reading “Log4Shell の発見から1年:残存率は 2.5% にまで減ったが 再発率は 29%”

Fortinet の 深刻な脆弱性 CVE-2022-40684:アクセスを販売する IAB が登場?

Threat actors are offering access to corporate networks via unauthorized Fortinet VPN access

2022/11/29 SecurityAffairs — Cyble の研究者たちが認識しているのは、最近のパッチが適用された Fortinet 製品に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2022-40684 を悪用する Initial Access Broker (IAB) が、 企業ネットワークへのアクセスを販売している可能性が高いという状況である。10月の初旬に Fortinet は、FortiGate Firewall/FortiProxy Web Proxy に影響を及ぼす、認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-40684 に対処している。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、脆弱なデバイスにログインすることが可能であると、Fortinet は説明している。

Continue reading “Fortinet の 深刻な脆弱性 CVE-2022-40684:アクセスを販売する IAB が登場?”

Google Chrome のゼロデイ CVE-2022-4135 が FIX:野放し状態での悪用を確認

Google pushes emergency Chrome update to fix 8th zero-day in 2022

2022/11/25 BleepingComputer — Google は、Chrome デスクトップ版のセキュリティ・アップデートを緊急リリースし、今年に入ってから攻撃で悪用された、8つ目のゼロデイ脆弱性に対応した。Google Threat Analysis Group の Clement Lecigne が、2022年11月22日に発見した、この深刻度の高い脆弱性 CVE-2022-4135 は、GPU におけるヒープバッファ・オーバーフローに起因するものだ。Google は、「CVE-2022-4135 のエクスプロイトが、野放し状態で悪用されてことを認識している」と、アップデート通知に記している。

Continue reading “Google Chrome のゼロデイ CVE-2022-4135 が FIX:野放し状態での悪用を確認”

macOS サンドボックス・エスケープの脆弱性 CVE-2022-26696:PoC コードが公開

PoC Code Published for High-Severity macOS Sandbox Escape Vulnerability

2022/11/21 SecurityWeek — あるセキュリティ研究者が、サンドボックス・エスケープによりターミナル内でのコード実行に悪用される可能性のある、macOS の脆弱性の詳細および PoC コードを公開した。この脆弱性 CVE-2022-26696 (CVSS:7.8) は、2021年に発見/報告されたものであり、2022年5月にリリースされた macOS Monterey 12.4 でパッチが提供されている。Apple はアドバイザリで、「この脆弱性は、サンドボックス制限のバイパスを可能にするが、環境のサニタイズを改善することで解決した」と述べている。

Continue reading “macOS サンドボックス・エスケープの脆弱性 CVE-2022-26696:PoC コードが公開”

Exchange Server の深刻な脆弱性 ProxyNotShell:PoC エクスプロイトが公表

Exploit released for actively abused ProxyNotShell Exchange bug

2022/11/18 BleepingComputer — Microsoft Exchange に存在し、ProxyNotShellと総称される2つの深刻な脆弱性に対して、PoC エクスプロイト・コードが公開された。この2つの脆弱性 CVE-2022-41082/CVE-2022-41040 は、Microsoft Exchange Server 2013/2016/2019 に影響を及ぼし、権限を昇格した攻撃者がシステムのコンテキストで PowerShell を実行することで、侵害したサーバー上で任意のコード実行またはリモート・コード実行が可能なるというものだ。

Continue reading “Exchange Server の深刻な脆弱性 ProxyNotShell:PoC エクスプロイトが公表”

macOS/iOS のリモート・コード実行の脆弱性が FIX:CVE-2022-40303/CVE-2022-40304

Apple out-of-band patches fix remote code execution bugs in iOS and macOS

2022/11/10 SecurityAffairs — Apple は、iOS/macOS 用の不定期パッチをリリースし、XML ドキュメント解析のための libxml2 ライブラリに存在する、2つのコード実行の脆弱性 CVE-2022-40303/CVE-2022-40304 に対処した。これらの2つの脆弱性は、Google Project Zero のセキュリティ研究者たちにより発見された。この脆弱性の悪用に成功したリモートの攻撃者は、アプリの想定外の終了や、任意のコード実行が可能になる。

Continue reading “macOS/iOS のリモート・コード実行の脆弱性が FIX:CVE-2022-40303/CVE-2022-40304”

Cisco ISE の深刻な脆弱性 CVE-2022-20961 などが FIX:OpenSSL の問題は調査中

Cisco addressed several high-severity flaws in its products

2022/11/04 SecurityAffairs — 今回 Cisco が対応したのは、Identity/eMail/Web Security 製品群における深刻な脆弱性を含む、同社製品に影響を及ぼす複数の欠陥である。その中で最も深刻なものは、Identity Services Engine (ISE) に存在する、クロス・サイト・リクエスト・フォージェリ (CSRF) の脆弱性 CVE-2022-20961 (CVSS:8.8) である。この脆弱性の悪用に成功した未認証のリモート攻撃者は、脆弱なデバイス上で任意のアクションを実行できる。この問題の根本的な原因は、影響を受けるデバイスの Web ベースの管理インターフェイスの不十分な CSRF 対策にある。

Continue reading “Cisco ISE の深刻な脆弱性 CVE-2022-20961 などが FIX:OpenSSL の問題は調査中”

Azure Cosmos DB の Jupyter Notebooks に存在する深刻な RCE の脆弱性が FIX

Microsoft fixes critical RCE flaw affecting Azure Cosmos DB

2022/11/01 BleepingComputer — Orca Security のアナリストたちが、Azure Cosmos DB で発見した深刻な脆弱性は、コンテナへの認証されていない読み取り/書き込みを可能にするものだ。Azure Cosmos DB や Azure Portal のアカウントにビルトインされ、NoSQL データの容易なクエリ/分析/可視性を統合する Jupyter Notebooks に、この CosMiss と名付けられたセキュリティ脆弱性は存在する。

Continue reading “Azure Cosmos DB の Jupyter Notebooks に存在する深刻な RCE の脆弱性が FIX”

ConnectWise の深刻な脆弱性が FIX:サプライチェーン攻撃の PoC も発表

Critical ConnectWise Vulnerability Affects Thousands of Internet-Exposed Servers

2022/10/31 SecurityWeek — 金量日に IT 管理ソフトウェア・プロバイダーである ConnectWise は、数千台のサーバが攻撃にさらされる深刻な脆弱性にパッチを当てるアップデートを発表したと、サイバー・セキュリティの専門家たちが述べている。この欠陥は、「下流のコンポーネントが使用する出力における、特殊要素の不適切な無効化」と説明され、ConnectWise の Recover Backup と Disaster Recovery (v2.9.7 以前) および、R1Soft Server Backup Manager (v6.16.3 以前) に影響を及ぼすとされる。

Continue reading “ConnectWise の深刻な脆弱性が FIX:サプライチェーン攻撃の PoC も発表”

VMware の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2021-39144:PoC エクスプロイトが公開

Exploit released for critical VMware RCE vulnerability, patch now

2022/10/28 BleepingComputer — VMware の Cloud Foundation/NSX Manager アプライアンスに存在し、未承認の攻撃者に root 権限によるリモート・コード実行 (RCE) を許してしまう、未パッチの脆弱性に対する PoC エクスプロイト・コードが公開された。この脆弱性 CVE-2021-39144 は、2つの VMware 製品で使用されている XStream オープンソース・ライブラリに存在し、VMware は CVSS 値 9.8 と評価している。

Continue reading “VMware の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2021-39144:PoC エクスプロイトが公開”