Trellix で発生した深刻な侵害:自社ソースコード・リポジトリへの不正アクセスが発生

Trellix Source Code Breach – Hackers Gain Unauthorized Access to Repository

2026/05/02 CyberSecurityNews — Trellix が公開した深刻なセキュリティ・インシデントは、自社のソースコード・リポジトリの一部に対する不正アクセスを伴うものである。Trellix の公式 Web サイト上では侵害が確認されており、発見の直後からフォレンジック専門家が調査を進めている。今回の脅威アクターは、Trellix の内部ソースコード・リポジトリの一部に対して、不正なアクセスを取得した。

同社の位置づけが、重要なエンドポイント・セキュリティおよび XDR (Extended Detection and Response) ベンダーであるため、この領域でのインシデントは、攻撃者にとって格好の成果となり得る。

サプライチェーン攻撃を目的とする攻撃者は、ソースコード・リポジトリを標的とすることで、悪用可能な脆弱性の特定/バックドアの埋め込み/下流ユーザーへの攻撃の拡大などを可能にする。

Trellix は侵害を検知した後に迅速に対応し、外部フォレンジック専門家とともに正式調査を開始し、法執行機関へ通知した。同社の声明によると、現時点の調査では、以下の事実は確認されていない:

  • ソースコードのリリース/配布のパイプラインに対する侵害の証拠
  • ソースコードが実際に悪用された証拠
  • 顧客向けのセキュリティ・ツールなどの製品が改竄された証拠

数千のエンタープライズ環境を保護する製品を、グローバル市場で提供する企業にとって、単なるソースコードへの読み取りアクセスであっても、深刻な影響が懸念される。

それにより想起されるのは、近年の Microsoft/Okta/LastPass などで発生した、類似のソースコード侵害インシデントである。

Trellix は透明性を重視する姿勢を示しており、調査完了後にはセキュリティ・コミュニティに対して技術詳細を共有する予定である。