LockBit のハッキング主張:自動車部品グループ Continental のデータを窃取

LockBit Claims Ransomware Attack on Continental

2022/11/04 InfoSecurity — ハッキング・グループ LockBit は、この8月に多国籍自動車グループ Continental にサイバー攻撃を仕掛けたと主張している。11月2日に LockBit は、リークサイトにおいて発表を行い、11月4日までの間に身代金が支払われなければ、Continental のデータを公開すると脅している。ダークウェブのブログ記事によると、Continental のネットワークから盗み出したデータの内容や、侵入の記事については、詳細を明らかにしていないとのことだ。

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英国政府が実施するスキャン:国内のインターネット接続デバイスの脆弱性を洗い出す

British govt is scanning all Internet devices hosted in UK

2022/11/04 BleepingComputer — いま、英国政府が行っているのは、サイバー・セキュリティを主導する National Cyber Security Centre (NCSC) による脆弱性のスキャンであり、同国内でホストされているインターネットに接続されたすべてのデバイスが対象となっている。その目的は、サイバー攻撃に対する英国の脆弱性を評価し、インターネットに接続されたシステムの所有者である組織が、それぞれのセキュリティ態勢を理解できるようにすることだ。

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Microsoft の 2022 Digital Defence Report:ロシア対ウクライナのハイブリッド戦争の影響

“Disturbing” Rise in Nation State Activity, Microsoft Reports

2022/11/04 InfoSecurity — Microsoft の Corporate VP, Customer Security & Trust である Tom Burt は、11月3日に開催されたオンライン・プレス・ブリーフィングにおいて、2022 Microsoft Digital Defence Report (MDDR) について説明し、国家による攻撃的なサイバー活動が、この1年の間に劇的に増加していると述べている。

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BEC グループ Crimson Kingsnake:米/英/豪 92件の悪質ドメインとの関連性が判明

BEC Group Crimson Kingsnake Linked to 92 Malicious Domains

2022/11/04 InfoSecurity — Crimson Kingsnake と呼ばれるビジネスメール詐欺 (BEC:Business Email Compromise) グループだが、有名な国際法律事務所になりすまして受信者を騙し、期限切れの請求書の支払いを承認させていることが、最近になって確認された。クラウドメール・セキュリティ・プラットフォームの Abnormal が発表した技術レポートによると、米国/英国/オーストラリアの 19の法律事務所/債権回収会社を装う、92件の悪質なドメインが特定され、この脅威アクターに関連づけられたという。

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Microsoft Dynamics 365 でフィッシング:Customer Voice の悪用に御用心

Attackers leverage Microsoft Dynamics 365 to phish users

2022/11/04 HelpNetSecurity — Microsoft Dynamics 365 の Customer Voice を悪用する脅威アクターたちが、メール・フィルターを回避し、Microsoft ユーザーの受信トレイにフィッシング・メールを配信していると、Avanan の研究者たちが警告している。

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ENISA Threat Landscape 2022 が公開:欧州のサイバー脅威を俯瞰する

The 10th edition of the ENISA Threat Landscape (ETL) report is out!

2022/11/04 SecurityAffairs — ENISA (European Union Agency for Cybersecurity) は、サイバー・セキュリティにおける脅威の状況を示す、年次レポート ENISA Threat Landscape 2022 (ETL) を発表した。この、年次レポートの第10版は、2021年7月〜2022年7月に発生した事象を分析している。同レポートでは、地政学的状況が脅威の状況に与える影響が強調されている。ENISA の専門家たちは、上記の期間中に、サイバー戦争やハクティビズムに関連する悪意の活動の増加を確認している。

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Cisco ISE の深刻な脆弱性 CVE-2022-20961 などが FIX:OpenSSL の問題は調査中

Cisco addressed several high-severity flaws in its products

2022/11/04 SecurityAffairs — 今回 Cisco が対応したのは、Identity/eMail/Web Security 製品群における深刻な脆弱性を含む、同社製品に影響を及ぼす複数の欠陥である。その中で最も深刻なものは、Identity Services Engine (ISE) に存在する、クロス・サイト・リクエスト・フォージェリ (CSRF) の脆弱性 CVE-2022-20961 (CVSS:8.8) である。この脆弱性の悪用に成功した未認証のリモート攻撃者は、脆弱なデバイス上で任意のアクションを実行できる。この問題の根本的な原因は、影響を受けるデバイスの Web ベースの管理インターフェイスの不十分な CSRF 対策にある。

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