アメリカン航空でデータ侵害:フィッシングにより顧客/従業員の個人情報が漏洩

American Airlines discloses data breach after employee email compromise

2022/09/19 BleepingComputer — アメリカン航空は、従業員の電子メール・アカウントが侵害され、個人情報への不正アクセスが生じたことを顧客に通知したが、その侵害の規模は非公表となっている。9月16日 (金) に送付された通知書では、漏洩したデータが悪用された証拠はないと説明されている。アメリカン航空は、7月5日に情報漏洩を発見し、直ちに影響を受けた電子メール・アカウントを保護し、サイバーセキュリティ・フォレンジック会社にインシデントの調査を依頼したとのことだ。

Continue reading “アメリカン航空でデータ侵害:フィッシングにより顧客/従業員の個人情報が漏洩”

N​​etgear ルーターに複数の脆弱性:ゲーマー用の FunJSQ モジュールが問題を引き起こす

Netgear Routers impacted by FunJSQ Game Acceleration Module flaw

2022/09/18 SecurityAffairs — Xiamen Xunwang Network Technology が開発した、オンライン・ゲーム高速化のサードパーティ・モジュールである FunJSQ を介して任意のコードが実行され、Netgearルータの複数のモデルに影響が生じる、セキュリティとコンプライアンスの評価会社 Onekey の研究者たちが警告している。

Continue reading “N​​etgear ルーターに複数の脆弱性:ゲーマー用の FunJSQ モジュールが問題を引き起こす”

Chrome/Edge のスペルチェック機能の問題:ユーザーの個人情報が G/M に送信されている?

Google, Microsoft can get your passwords via web browser’s spellcheck

2022/09/17 BleepingComputer — Web ブラウザ Google Chrome/Microsoft Edge の拡張スペルチェック機能は、個人情報 (PII:Personally Identifiable Information) や、場合によってはパスワードを含むフォームデータを、Google と Microsoft に送信することが判明した。これは、これらの Web ブラウザの一般的な機能かもしれない。しかし、送信後のデータの取り扱いについては、特にパスワード・フィールドに関しては、どれほどの安全性が担保されるのかという点で懸念が生じる。

Continue reading “Chrome/Edge のスペルチェック機能の問題:ユーザーの個人情報が G/M に送信されている?”

Uber が主張する機密情報へのアクセスの証拠は無い:しかし無事だという証拠も無い

Uber Claims No Sensitive Data Exposed in Latest Breach… But There’s More to This

2022/09/17 TheHackerNews — Uber が更新した情報だが、木曜日の遅くに発覚した社内コンピューター・システムの侵害により、ユーザーの個人情報が漏えいしたという証拠は無いと述べている。同社は、「我々は、このインシデントが、機密性の高いユーザーデータへのアクセスに関連しているという証拠はないと捉えている。Uber/Uber Eats/Uber Freight/Uber Driver アプリを含む、当社の全サービスは稼働している」と説明している。

Continue reading “Uber が主張する機密情報へのアクセスの証拠は無い:しかし無事だという証拠も無い”

Starbucks シンガポールでハッキング:219,000 人分の顧客データが漏洩

Hacker sells stolen Starbucks data of 219,000 Singapore customers

2022/09/16 BleepingComputer — アメリカの人気コーヒーハウス・チェーン Starbucks のシンガポール支社は、219,000 人以上の顧客に影響を与えるデータ侵害に遭ったことを発表した。この情報漏えいは、9月10日に脅威者が人気のハッキング・フォーラムで、Starbucks の顧客 219,675 人分の機密情報を含むデータベースの販売を申し出たことで発覚した。

Continue reading “Starbucks シンガポールでハッキング:219,000 人分の顧客データが漏洩”

YouTube ユーザーが標的:RedLine という自己増殖型のスティーラーは危険だ!

YouTube Users Targeted By RedLine Self-Spreading Stealer

2022/09/15 InfoSecurity — RedLine スティーラーを用いる脅威アクーたちが、YouTube ユーザーをターゲットにしたキャンペーンを実施している。今日の未明に Kaspersky のサイバー・セキュリティ研究者たちが、このキャンペーンに関するアドバイザリを発表した。その一方で Oleg Kupreev は、「2020年3月に発見された RedLine は、ブラウザ/FTP クライアント/デスクトップ・メッセンジャーなどから、パスワードや認証情報を盗むために使われる最も一般的なトロイの木馬の1つだ。

Continue reading “YouTube ユーザーが標的:RedLine という自己増殖型のスティーラーは危険だ!”

Snyk 2022年 Cloud 調査:企業ユーザーの 80% が痛い目にあっている

Four-Fifths of Firms Hit by Critical Cloud Security Incident

2022/09/14 InfoSecurity — Snyk の最新調査によると、これまでの1年間で約 80% の組織が、なんらかの深刻なクラウド・セキュリティ・インシデントに見舞われており、また、25% の組織は、クラウド・データ侵害に見舞われているのに気づいていない状況にあるとのことだ。Snyk の調査内容は、さまざまな規模や業種の組織に所属する、400人のクラウド・エンジニアとセキュリティ専門家を対象に行われ、その結果として、State of Cloud Security Report が作成された。

Continue reading “Snyk 2022年 Cloud 調査:企業ユーザーの 80% が痛い目にあっている”

Web サイトの 80% に問題:入力された検索ワードはビジネスに流用される

Over 80% of the top websites leak user searches to advertisers

2022/09/08 BleepingComputer — セキュリティ研究者たちの調査によると、検索バーを備えた Web サイトの 80% が、訪問者が入力した検索ワードを、Google などのオンライン広告主に対して漏えいしていることが判明した。このような慣行は、ユーザーのプライバシーを侵害し、サードパーティの巨大なネットワークに機密情報を漏えいすることを意味する。したがって、そのサードパーティ・ネットワークは、ターゲット広告の配信や、Web 上でのユーザー行動を追跡に、それらのデータを使用できることになる。

Continue reading “Web サイトの 80% に問題:入力された検索ワードはビジネスに流用される”

NATO の機密文書がダークウェブで販売される:流出元はポルトガル政府

Classified NATO documents sold on darkweb after they were stolen from Portugal

2022/09/08 SecurityAffairs — ポルトガル軍参謀本部機関 (EMGFA : Estado-Maior-General das Forças Armadas) が所有する NATO 機密文書が、ダークウェブ上で売りに出されていたことで、同機関に対するサイバー攻撃が判明した。EMGFA は、ポルトガルの最高軍事機関であり、ポルトガル軍の計画/指揮/統制を担当する組織である。

Continue reading “NATO の機密文書がダークウェブで販売される:流出元はポルトガル政府”

SaaS 利用に関する調査:利便性と安全性のギャップを埋める方法はあるのか?

Companies underestimate number of SaaS applications in their environment

2022/09/02 HelpNetSecurity — 米国/英国/欧州の企業における SaaS 利用に焦点を当てた最新調査で、SaaS アプリの利用とセキュリティの間に、顕著な違いがあることが明らかになった。現状として、回答者の大半 (74%) は、利用しているアプリの半分以上が SaaS ベースであると報告している。また、英国の企業の 70%は、今日における SaaS アプリへの支出は、1年前よりも増えていると報告している。

Continue reading “SaaS 利用に関する調査:利便性と安全性のギャップを埋める方法はあるのか?”

クラウドの調査:38% のユーザーがデータ流出に気付けないという現状

1 in 3 organizations don’t know if their public cloud data was exfiltrated

2022/08/31 HelpNetSecurity — Laminar が発表したのは、2022年7月の AWS re:Inforce と、2022年8月の Black Hat で実施した “2022 Security Professional Insight Survey” の調査結果である。この調査により、データ漏洩のリスクを低減するためにセキュリテ・ィチームが積極的に取り組みたいと考える、組織における防御のギャップが明らかになった。この調査には、リーダー職とライン職の両方から、合計415名のセキュリティ専門家が参加した。

Continue reading “クラウドの調査:38% のユーザーがデータ流出に気付けないという現状”

NATO 調査:ダークウェブで販売される MBDA ミサイルの機密情報とは?

NATO Investigates Dark Web Leak of Data Stolen From Missile Vendor

2022/08/29 DarkReading — NATO が調査している事案として、ヨーロッパのミサイル・システム会社から盗まれたとされるデータ漏洩の事件がある。NATO のレポートによると、この事件の背後にいるハッカーは、窃取したデータをダークウェブで売り出しているという。漏洩したデータには、現在のロシアとの戦争でウクライナが使用している兵器の設計図が含まれている。

Continue reading “NATO 調査:ダークウェブで販売される MBDA ミサイルの機密情報とは?”

COVID-19 の情報を含む PII が漏洩:ダークウェブがタイ政府のデータを販売

COVID-19 data put for sale on the Dark Web

2022/08/29 HelpNetSecurity — カリフォルニアに本拠を置き、Fortune 500 を保護するサイバーセキュリティ企業 Resecurity は、タイの医療科学省から盗まれた 個人情報 (PII:Personally Identifiable Information) の漏洩を確認した。この PII には、COVID-19 の症状がある市民の情報を含まれるという。このインシデントは発見されたのち、タイの CERTと共有された。

Continue reading “COVID-19 の情報を含む PII が漏洩:ダークウェブがタイ政府のデータを販売”

Twilio/Authy ハッキングの全容:2FA アカウントへの不正なアクセスとデバイス追加

Twilio breach let hackers gain access to Authy 2FA accounts

2022/08/26 BleepingComputer — 8月4日に発生した攻撃について、Twilio での調査が継続されている。そして、一部の Authy ユーザー・アカウントにハッカーアクセスし、不正なデバイスを登録したことが判明したという。Twilio 傘下の Authy が提供する2要素認証 (2FA) サービスは、ログイン認証情報の入力が成功した後に、専用アプリで2回目の認証を行うことで、同機能に対応したオンライン・アカウントを安全に利用できるようにするものだ。

Continue reading “Twilio/Authy ハッキングの全容:2FA アカウントへの不正なアクセスとデバイス追加”

LockBit のリークサイトが DDoS 攻撃でダウン:Entrust のデータ漏洩への対抗索か?

LockBit Ransomware Site Hit by DDoS Attack as Hackers Start Leaking Entrust Data

2022/08/23 SecurityWeek — ランサムウェア LockBit のリークサイトが、分散型サービス妨害 (DDoS) 攻撃によりオフラインになった。これは、LockBit が、セキュリティ企業である Entrust から盗んだデータを、公開したことに対抗して行われたと見られている。Entrust の情報漏えいは 6月18日に発見され、同社は 7月6日に顧客への通知を開始した。しかし、この侵害が明るみに出たのは、セキュリティ研究者が Entrust から顧客に送信された通知のコピーを発見した、7月21日のことだった。

Continue reading “LockBit のリークサイトが DDoS 攻撃でダウン:Entrust のデータ漏洩への対抗索か?”

Signal ユーザー 1900人分の電話番号が流出:Twilio データ侵害の影響

Phone numbers of 1,900 Signal users exposed as a result of Twilio security breach

2022/08/16 SecurityAffairs — コミュニケーション企業である Twilio は、Signal に電話番号認証サービスを提供しているが、最近の同社に生じたセキュリティ侵害により、Signal の一部のユーザーにも影響をおよんでいた。Twilio を攻撃したハッカーは、Signal ユーザーの電話番号を確認し、別のデバイスへの再登録するような、試みを実行した可能性があるという。

Continue reading “Signal ユーザー 1900人分の電話番号が流出:Twilio データ侵害の影響”

BEC を誘発するランサムウェア:恐喝で暴露された機密データが繰り返して悪用される

Cybercriminals Weaponizing Ransomware Data for BEC Attacks

2022/08/13 DarkReading — 攻撃を一度されると、何度でも被害に遭う。ダークウェブのデータ市場で、ランサムウェア攻撃中に流出したデータを驚異アクターたちは容易に見つけ出し、後続の攻撃に利用することができる。Accenture Cyber Threat Intelligence (ACTI) の最新分析によると、サイバー犯罪者や脅威アクターたちは、ランサムウェア攻撃から流出したデータを二次的に悪用し、ビジネスメール侵害 (BEC : Business Email Compromise) 攻撃を仕掛ける傾向が強まっているとのことだ。  

Continue reading “BEC を誘発するランサムウェア:恐喝で暴露された機密データが繰り返して悪用される”

Zimbra の認証バイパスの脆弱性 :すでに 1,000台以上のサーバーが侵害されている

Zimbra auth bypass bug exploited to breach over 1,000 servers

2022/08/11 BleepingComputer — Zimbra の認証バイパスの脆弱性が悪用され、世界中の Zimbra Collaboration Suite (ZCS) メール・サーバーが危険に晒されている。Eメール/コラボレーションプラットフォームである Zimbra は、1,000以上の政府機関や金融機関を含む、140カ国以上/20万以上の企業で利用されている。

Continue reading “Zimbra の認証バイパスの脆弱性 :すでに 1,000台以上のサーバーが侵害されている”

Genesis は老舗ダークウェブ:サイバー犯罪者たちに洗練された情報とサービスを提供

Genesis IAB Market Brings Polish to the Dark Web

2022/08/08 DarkReading — アンダーグラウンドのサイバー犯罪経済における 、イニシャル・アクセス・ブローカー (IAB initial access brokers) の役割の増大は、老舗の1つである Genesis Marketplace の進化に反映されており、時間の経過とともに洗練されてきたことが窺える。今週の Sophos のレポートでは、招待制として 2017年にスタートしたマーケット・プレイスを介して、認証情報やクッキーからデジタル指紋にいたるまで、他者のデータへの不正アクセスを脅威アクターに提供している、Genesis のビジネスが包括的に取り上げられている。

Continue reading “Genesis は老舗ダークウェブ:サイバー犯罪者たちに洗練された情報とサービスを提供”

Twitter のゼロデイ脆弱性:540 万件のアカウント情報流出に悪用される

Twitter confirms zero-day used to expose data of 5.4 million accounts

2022/08/05 BleepingComputer — Twitter は、最近発生したデータ流出の原因が、現在は修正済みのゼロデイ脆弱性にあったこと、そして、メールアドレス/電話番号をユーザーのアカウントにリンクさせるために悪用されていたことを発表した。BleepingComputer が7月に行った、ある脅威アクターたちへのインタビューで、この脆弱性を悪用に成功した彼らは、 540万人のユーザーアカウントのリストを作成していたことが判明した。

Continue reading “Twitter のゼロデイ脆弱性:540 万件のアカウント情報流出に悪用される”

GitHub に 35,000 の悪意のリポジトリ:バックドア付きのクローンに御用心

35,000 code repos not hacked—but clones flood GitHub to serve malware

2022/08/03 BleepingComputer — GitHub における数千のリポジトリがフォーク (コピー) され、そのクローンにマルウェアが仕込まれていることが、ソフトウェア・エンジニアたちにより発見された。オープンソース・リポジトリでのクローン作成は、一般的な開発手法であり、開発者の間で推奨されることもあるが、今回のケースは異なるものとなる。具体的に言うと、脅威アクターたちが正規のプロジェクトのコピーを作成し、それを悪意のあるコードで汚染し、悪意のクローンに仕立て上げ、無防備な開発者をターゲットにするという流れになる。GitHub は、エンジニアの報告を受けた後に、悪意のあるリポジトリの大半を追放した。

Continue reading “GitHub に 35,000 の悪意のリポジトリ:バックドア付きのクローンに御用心”

Google Calendar に新たなブロック機能:フィッシング防止のために設定

Google Calendar provides new way to block invitation phishing

2022/07/20 BleepingComputer — 今日の Google Workspace チームの発表によると、Google カレンダーの招待状スパムをブロックする新しい方法が、従来からの G Suite Basic および Business ユーザーを含む、すべてのユーザーに対して提供が開始されたようだ。

Continue reading “Google Calendar に新たなブロック機能:フィッシング防止のために設定”

Google Play が複数の悪質アプリを削除:Joker などのマルウェアを 10万人以上に配布

Several apps on the Play Store used to spread Joker, Facestealer and Coper malware

2022/07/19 SecurityAffairs — Google Play ストアから数十の悪質なアプリが削除されたが、それらは Joker/Facestealer/Coper という3つのマルウェア・ファミリーを配布していたという。セキュリティ企業 Pradeo の研究者たちは、Androidマルウェア Joker を拡散している複数のアプリを発見した。Joker マルウェアは、システム・アプリとして偽装された悪意のコードであり、Google Playプロテクト・サービスの無効化/悪意のアプリのインストール/偽レビューの生成/不正広告の表示など、広範な悪意の操作を実行できるようにする。

Continue reading “Google Play が複数の悪質アプリを削除:Joker などのマルウェアを 10万人以上に配布”

兵器化する戦場のスマフォ:位置情報の取得をめぐる規律とトリック

The weaponizing of smartphone location data on the battlefield

2022/07/13 HelpNetSecurity — 戦場の兵士にとって、スマートフォンの電源を入れるという行為は、夜戦でタバコに火をつけるときのように、自分の位置情報を敵に筒抜けにしてしまう行為である。しかし、最近のロシアのウクライナ侵攻などの紛争では、無線が途絶えた際の通信手段や、プロパガンダに対抗するための現地映像の配信、家族や友人との連絡による士気の維持などに、スマートフォンが活用され重要な役割を担っている。敵のスマートフォンの位置情報をいかに収集し、自陣の位置情報をいかに守るかという点で勝敗も決まってくる。

Continue reading “兵器化する戦場のスマフォ:位置情報の取得をめぐる規律とトリック”

Amazon S3 バケットで繰り返されるミスコンフィグレーション:空港機密データ 3TB が流出

Cloud Misconfig Exposes 3TB of Sensitive Airport Data in Amazon S3 Bucket: ‘Lives at Stake’

2022/07/07 DarkReading — Amazon S3 バケットのミスコンフィグレーションにより、3TB の空港データ (150万以上のファイル) が漏洩し、アクセスに認証が不要なオープン状態となった。それにより浮き彫りになったのは、旅行業界が直面している、安全性が確保できないクラウド・インフラの危険性である。Skyhigh Security が公開した情報には、コロンビアとペルーの、少なくとも4つの空港の従業員の個人識別情報 (PII) や、その他の機密企業データが含まれているという。

Continue reading “Amazon S3 バケットで繰り返されるミスコンフィグレーション:空港機密データ 3TB が流出”

iOS/macOS に追加された Lockdown Mode:国家支援スパイウェアに対抗する最強の防御

Apple Adds ‘Lockdown Mode’ to Thwart .Gov Mercenary Spyware

2022/07/06 SecurityWeek — Apple は、同社の主力プラットフォームである iOS を標的とした、国家に支援された傭兵スパイウェア攻撃の急増に直面している。その攻撃表面を大幅に縮小し、ソフトウェアの狡猾な悪用を制限するための技術バリアーとして、新たな Lockdown Mode の導入を計画している。カリフォルニア州クパチーノにある Apple は、「この Lockdown Mode は、いくつかの政府により監視の対象とされている、ごく少数のユーザーに対する究極の保護策として、iOS 16/iPadOS 16/macOS Ventura などで利用可能になると述べている。

Continue reading “iOS/macOS に追加された Lockdown Mode:国家支援スパイウェアに対抗する最強の防御”

Amazon Photos for Android の脆弱性:アクセス・トークンを盗み出される可能性

Vulnerability in Amazon Photos Android App Exposed Amazon access tokenUser Information

2022/06/30 SecurityWeek — サイバーセキュリティ企業である Checkmarx が公開した情報は、Amazon Photos のAndroid アプリケーションに存在する深刻な脆弱性の詳細であり、悪意のアプリにより Amazon のアクセス・トークンを盗み出される可能性を示唆するものである。5000万以上のダウンロード数を誇る Amazon Photos は、クラウド・ストレージを提供し、写真/動画をオリジナル品質で保存するほか、写真の印刷/共有や、複数の Amazon デバイス上での表示などを可能にするサービスだ。

Continue reading “Amazon Photos for Android の脆弱性:アクセス・トークンを盗み出される可能性”

SOHO Router を標的とする ZuoRAT マルウェア:米国/欧州の 80社をスティルス侵害

SOHO Routers in North America and Europe Targeted With ‘ZuoRAT’ Malware

2022/06/30 SecurityWeek — Lumen Technologies の脅威情報部門である Black Lotus Labs のセキュリティ研究者たちによると、ある SOHO (small office/home office) デバイスを標的とする RAT (remote access trojan) が、2年近く検出されなかった状況にあるという。この ZouRAT と名付けられたマルウェアは、リモートワーカーを標的とする巧妙なキャンペーンの一環として、北米/欧州に存在するデバイスに展開されており、国家に支援された脅威アクターによる犯行の可能性がある。研究者たちは、少なくとも 80 の事業体が影響を受けた可能性があると推定している。

Continue reading “SOHO Router を標的とする ZuoRAT マルウェア:米国/欧州の 80社をスティルス侵害”

米FCC 対 TikTok:Apple/Google のアプリストアからの追放を要求

U.S. FCC Commissioner Asks Apple and Google to Remove TikTok from App Stores

2022/06/30 TheHackerNews — 米国連邦通信委員会 (FCC) の委員の一人が Apple と Google に対して、人気の動画共有プラットフォーム TikTok について、「その密かなデータ処理のパターン」を理由にアプリ・ストアから追放するよう求め始めている。FCC のメンバーであり、共和党員でもある Brendan Carr は、Apple と Google の最高経営責任者への書簡で、「TikTok の機密データと、北京による広範囲なデータ採取とが組み合わさることで、容認できないレベルの国家安全保障リスクがもたらされる」と述べている。

Continue reading “米FCC 対 TikTok:Apple/Google のアプリストアからの追放を要求”

AMD から 450GB のデータが盗まれた:RansomHouse というギャングが犯行声明

AMD investigates RansomHouse hack claims, theft of 450GB data

2022/06/28 BleepingComputer — 半導体大手の AMD は、昨年に RansomHouse ギャングが、同社から 450GB のデータを盗んだと主張していることを受けて、このサイバー攻撃を調査していると発表した。RansomHouse は、企業ネットワークに侵入してデータを盗み出し、データを公開すると脅し、他の脅威アクターに販売すると脅すことで、身代金の支払いを要求するデータ強奪グループである。

Continue reading “AMD から 450GB のデータが盗まれた:RansomHouse というギャングが犯行声明”

Kubernetes の 90万インスタンスが露出:きわめて危険な状態のものも

Over 900,000 Kubernetes instances found exposed online

2022/06/28 BleepingComputer — 90万件以上のミスコンフィグレーションされた Kubernetes クラスタが、インターネット上で悪意のスキャンにさらされ、その中にはデータを暴露するサイバー攻撃にいたる脆弱性さえあることが判明した。Kubernetes は、オンライン・サービスのホスティングと、統一された API によるコンテナ化されたワークロードを管理するための、非常に汎用性の高いオープンソースのコンテナ・オーケストレーション・システムである。

Continue reading “Kubernetes の 90万インスタンスが露出:きわめて危険な状態のものも”

AWS の機密情報を漏洩させる、迷惑なバックドアつき Python ライブラリ

Multiple Backdoored Python Libraries Caught Stealing AWS Secrets and Keys

2022/06/24 TheHackerNews — 研究者たちは、一般公開されたエンドポイントへ向けて、AWS の認証情報/環境変数を流出させるよう設計された悪意の Python パッケージを、サードパーティの公式ソフトウェア・リポジトリで数多く発見した。Sonatype のセキュリティ研究者 Ax Sharma によると、それらのパッケージには loglib-modules/pyg-modules/pygrata/pygrata-utils/hkg-sol-utils が含まれていたが、現在では一連のエンドポイントも含めて削除されているとのことだ。彼は、「これらのパッケージのいくつかは、ユーザーの機密情報を窃取/流出させるコードを含んでいるか、その機能をもつ依存関係を使用している」と述べている。

Continue reading “AWS の機密情報を漏洩させる、迷惑なバックドアつき Python ライブラリ”

Google Chrome フィンガープリントという問題:エクステンションの種類からユーザー追跡ハッシュの取得が可能

Google Chrome extensions can be fingerprinted to track you online

2022/06/19 BleepingComputer — ある研究者が、ユーザーの追跡を可能にするフィンガープリントを、ユーザーのデバイスにインストールされている Google Chrome のエクステンションから取得する Web サイトを公開した。 Web 上のユーザーの追跡を可能にするフィンガープリントは、つまり追跡用ハッシュは、Web サイトにアクセスするデバイスの、さまざまな特性をベースに生成される。このデバイスの特性には、GPUの性能/インストールされている Windows アプリケーション/デバイスの画面解像度/ハードウェア構成/インストールされているフォントなどが含まれる。さらに、同じ方式を使用して、複数のサイトでデバイスを追跡することも可能になる。

Continue reading “Google Chrome フィンガープリントという問題:エクステンションの種類からユーザー追跡ハッシュの取得が可能”

BeanVPN の 2500 万人分のデータが流出:ポリシー違反の ElasticSearch が放置されている

25 million free VPN user records exposed

2022/06/15 CyberNews — 無料の VPN ソフトウェアが、18GB 以上の接続ログを公開/放置するというインシデントがあった。このデータベースを悪用する脅威アクターたちにより、ユーザーや居場所の特定がや可能になるかもしれない。Cybernews チームは、BeanVPN アプリにより生成された、18.5GBの 接続ログなどを取り込んだオープンなデータベースを発見した。このデータセットには、ユーザー・デバイス/Play Service ID/IP アドレス/接続タイムスタンプなどの診断情報を含む、2500万件以上のレコードが含まれていた。

Continue reading “BeanVPN の 2500 万人分のデータが流出:ポリシー違反の ElasticSearch が放置されている”

Dark Web Price Index 2022:潜入調査で明らかにされた商品相場と価格動向

Let’s give a look at the Dark Web Price Index 2022

2022/06/15 SecurityAffairs — Privacy Affairs は、ブラック・マーケットで入手できる違法なサービス/製品の価格を分析し、2021年2月〜2022年6月を対象期間とする調査結果を発表した。このドキュメントは、Dark Web Index 2022 レポートで提供された情報を更新したものである。今年のインデックスの例を見ていこう。Mastercard (PIN 付き) のクローン情報は 、2021年の $25 から $20 に引き下げられている。American Express (PIN 付き) のクローン情報も、2021年の $35 から $25 に引き下げられている。

Continue reading “Dark Web Price Index 2022:潜入調査で明らかにされた商品相場と価格動向”

BlackCat の新手法:情報のリーク先がパブリック・インターネットに切り替わった

Ransomware gang publishes stolen victim data on the public Internet

2022/06/15 HelpNetSecurity — BlackCat (Alphv) ランサムウェア・グループは、被害者の組織から盗み出した従業員や顧客の機密データをクリアネット (パブリック・インターネット) サイトに掲載し、侵入後に沈黙を守る企業に対して支払いを迫るという新しい戦術を試みている。また、以前のランサムウェア・ギャングと同様に、漏洩した情報を用いて被害者である個人とダイレクトに連絡を取り、「オンライン検索が可能な誰もが、対象となる個人情報/財務情報/医療情報などが入手できる」と、通知しているものと思われる。

Continue reading “BlackCat の新手法:情報のリーク先がパブリック・インターネットに切り替わった”

Travis-CI API からの OAuth トークン流出:GitHub や AWS S3 に影響が生じた理由が判明

Unpatched Travis CI API Bug Exposes Thousands of Secret User Access Tokens

2022/06/14 TheHackerNews — Travis-CI API における未パッチの脆弱性により、数万人のユーザー・トークンが潜在的な攻撃にさらされ、脅威アクターによるクラウド・インフラの侵害/不正なコード変更/サプライチェーン攻撃がなど事実上可能になっている。クラウド・セキュリティ企業である Aqua の研究者たちは、月曜日のレポートの中で「無料ユーザーの 7億 7000万件以上のログが公開され、そこから GitHub/AWS/Docker Hubといった人気のクラウドサービス・プロバイダーに関連する、トークン/機密情報/認証情報などが容易に抽出できる」と述べている。

Continue reading “Travis-CI API からの OAuth トークン流出:GitHub や AWS S3 に影響が生じた理由が判明”

Pegasus Airline から漏洩した 6.5TB の機密情報:CSPM があれば AWS S3 バケットを守れたのか?

6.5TB of Sensitive Data Flies Away in Airline Cloud Data Breach

2022/06/07 SecurityBoulevard — つい先日のこと、Pegasus Airline は大規模なAWSデータ侵害に見舞われ、6.5TB のデータを危険にさらすことになった。最終的に、乗務員の個人情報/平文パスワード/秘密鍵/ソースコードなどの機密情報を含む、2300万件のファイルが公開されてしまった。犯人と思われるのは、悪名高い S3 バケット問題である。

Continue reading “Pegasus Airline から漏洩した 6.5TB の機密情報:CSPM があれば AWS S3 バケットを守れたのか?”

FBI と司法省がダークウェブ WeLeakInfo.to を押収:個人情報販売と DDoS 攻撃請負を阻止

FBI seizes domains used to sell stolen data, DDoS services

2022/06/01 BleepingComputer — 米連邦捜査局 (FBI) と米司法省は、情報漏洩で盗み出された個人情報の販売や、DDoS 攻撃サービスを提供するために、サイバー犯罪者たちが使用していた3つのドメインを押収したと発表した。WeLeakInfo.to は、データ漏洩事件で盗まれた1万件以上の情報などを取り込んだデータベースを、サブスクリプションでユーザーに販売し、検索機能を提供していた。

Continue reading “FBI と司法省がダークウェブ WeLeakInfo.to を押収:個人情報販売と DDoS 攻撃請負を阻止”

GitHub の OAuth 問題:追跡調査により 100K 件分の npm ログイン情報の窃取が判明

GitHub: Attackers stole login details of 100K npm user accounts

2022/05/27 BleepingComputer — GitHub が明らかにしたのは、4月中旬に発生したセキュリティ侵害において、Heroku と Travis-CI に発行された OAuth アプリ・トークンを悪用した攻撃者により、約10万件の npm アカウントのログイン情報が盗み出されたという状況である。この脅威アクターは、数十の組織が所有するプライベート・リポジトリからの侵入と、データの窃取に成功したという。

Continue reading “GitHub の OAuth 問題:追跡調査により 100K 件分の npm ログイン情報の窃取が判明”

メールに関する調査: 60% の組織がデータ損失における最も危険な経路だと認識

Email is the riskiest channel for data security

2022/05/20 HelpNetSecurity — Tessian と Ponemon Institute の調査によると、回答者の約60%の組織が過去12ヶ月間に、従業員の電子メールに関するミスによりデータ損失/流出を経験していることが明らかになった。さらに、IT セキュリティ担当者の 65% が、組織におけるデータ損失の最も危険な経路は電子メールだと述べている。続いて、クラウド・ファイル共有サービス (62%)/インスタント・メッセージング・プラットフォーム (57%) が、危険な経路とされている。

Continue reading “メールに関する調査: 60% の組織がデータ損失における最も危険な経路だと認識”

Anonymous と Ukraine IT Army の継続的な攻撃:ロシアの政府機関などのデータをリーク

Anonymous and Ukraine IT Army continue to target Russian entities

2022/05/06 SecurityAffairs — Anonymous の集団は、ロシアの企業や政府組織に対するサイバー戦争を継続している。以下は、同集団に標的とされた組織の最新リストであり、盗まれたデータは DDoSecrets プラットフォームを介して流出している。

Continue reading “Anonymous と Ukraine IT Army の継続的な攻撃:ロシアの政府機関などのデータをリーク”

GitHub にトークン保護機能が追加:リポジトリ・プッシュの前に自動判定

GitHub can now auto-block commits containing API keys, auth tokens

2022/04/04 BleepingComputer — 月曜日に GitHub は、GitHub Advanced Security の顧客向けに、コード・ホスティング・プラットフォームのシークレット・スキャン機能を拡張し、秘密漏えいを自動的にブロックすると発表した。 シークレット・スキャンは、GitHub Enterprise Cloud を Advanced Security ライセンスで使用している組織が、リポジトリのスキャンに追加できる高度なオプションである。

Continue reading “GitHub にトークン保護機能が追加:リポジトリ・プッシュの前に自動判定”

ロンドン市警の声明:Lapsus$ のメンバーとされる少年たちを逮捕/起訴した

UK charges two teenagers linked to the Lapsus$ hacking group

2022/04/02 BleepingComputer — 恐喝組織である Lapsus$ に協力した容疑で起訴された、英国の2人のティーンエイジャーが、金曜日の午前中に Highbury Corner Magistrates Court 法廷に出廷し、保釈された。ロンドン市警のMichael O’Sullivan 刑事の声明によると、16歳と 17歳の少年は、ハッキング・グループに関する国際的な捜査の結果、起訴されたとのことだ。

Continue reading “ロンドン市警の声明:Lapsus$ のメンバーとされる少年たちを逮捕/起訴した”

Lapsus$ の犯行声明:IT 企業 Globant のデータ 70GB を流出させた

LAPSUS$ Claims to Have Breached IT Firm Globant; Leaks 70GB of Data

2022/03/30 TheHackerNews — データ強奪組織である Lapsus$ は、1週間の休暇後に Telegram で復帰を発表し、ソフトウェア・サービス企業の Globant のデータだと主張するものを流出させた。このグループは、54,000人のメンバーを有する Telegram チャンネルに、「我々は正式に休暇から戻ってきた」と書き込み、Globant の DevOps インフラに属するとされる、抽出されたデータと認証情報の画像を掲載した。

Continue reading “Lapsus$ の犯行声明:IT 企業 Globant のデータ 70GB を流出させた”

Microsoft が Lapsus$ ハッキングを認める:Bing などのソースコードにアクセス

Microsoft confirms they were hacked by Lapsus$ extortion group

2022/03/22 BleepingComputer — Microsoft は、同社の従業員1名のアカウントが Lapsus$ にハッキングされ、この脅威アクターによる、同社のソースコードの一部へのアクセス/窃取が生じたことを認めた。昨夜、Lapsus$ ランサムウェアは、Microsoft の Azure DevOps サーバーから盗み出した 37GB のソースコードを公開した。このソースコードは、Bing/Cortana/Bing Maps などの、同社の様々なプロジェクトに関わるものである。

Continue reading “Microsoft が Lapsus$ ハッキングを認める:Bing などのソースコードにアクセス”

ウクライナの研究者の反撃:Conti の最新ソースコードが新たにリークされる

Ukrainian Security Researcher Leaks Newer Conti Ransomware Source Code

2022/03/21 SecurityWeek — ロシアがウクライナ侵攻を開始した直後に、ランサムウェア・グループ Conti はロシアへの攻撃の報復として、ロシアの敵国の重要インフラを攻撃する用意があると声明を発表した。これを受けて、匿名の人物が Conti Leaks という Twitter アカウントを開設し、このランサムウェアから盗んだとされるファイルの公開を開始した。最初のリーク情報は、過去1年間に Conti のメンバー間で交わされたメッセージだった。

Continue reading “ウクライナの研究者の反撃:Conti の最新ソースコードが新たにリークされる”

CISA/FBI 警告:MFA プロトコルと PrintNightmare を悪用するロシアからの攻撃

US Warns About Russian Attacks Exploiting MFA Protocols, PrintNightmare Flaw

2022/03/16 SecurityWeek — 3月2日に、米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) と FBI は、ロシアの国家に支援された脅威アクターが、デフォルトの多要素認証 (MFA) プロトコルと、PrintNightmare と呼ばれる Windows の脆弱性を悪用して、ネットワークやシステムに不正にアクセスしていると、各組織に警告を発した。この正体不明の脅威グループは、早ければ 2021年5月に NGO を標的とし、デフォルトの MFA プロトコル上に構成された、誤った設定のアカウントを悪用し、被害者のネットワークにアクセスしたとのことだ。

Continue reading “CISA/FBI 警告:MFA プロトコルと PrintNightmare を悪用するロシアからの攻撃”