Auth0 が JsonWebToken の脆弱性を FIX:22,000 以上プロジェクトに影響か?

Auth0 fixes RCE flaw in JsonWebToken library used by 22,000 projects

2023/01/09 BleepingComputer — Auth0 が修正したリモートコード実行の脆弱性は、22,000 以上プロジェクトで使用され、NPM からは毎月 3600 万回以上もダウンロードされている、人気のオープンソース・ライブラリ JsonWebToken に存在するものだ。このライブラリは、Microsoft/Twilio/Salesforce/Intuit/Box/IBM/Docusign/Slack/SAP などのオープンソース・プロジェクトでも使用されている。

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Dropbox の開発者を狙うフィッシング:GitHub リポジトリ侵害と 130 件のコード流出

130 Dropbox code repos plundered after successful phishing attack

2022/11/02 HelpNetSecurity — Dropbox はデータ侵害に遭ったが、攻撃者による Dropbox のアカウント/パスワード/支払い情報などへのアクセスはなかったので、ユーザーは心配する必要ない。その代わりに、同社が GitHub にホストしている 130件のプライベート・リポジトリーからコードが取得されてしまった。

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Twilio 侵害の調査が完了:209人の顧客と 93人の Authy エンドユーザーに被害

Twilio discloses another hack from June, blames voice phishing

2022/10/27 BleepingComputer — クラウド・コミュニケーション企業の Twilio は、2022年6月のセキュリティ・インシデントに起因する新たなデータ侵害を開示したが、その背景には、8月に生じたハッキングで顧客の情報にアクセスした同一の攻撃者がいるようだ。Twilio によると、新たに開示された 6月29日の件は、短時間のセキュリティ・インシデントだったという。攻撃者はソーシャル・エンジニアリングを用いて、音声フィッシング攻撃で従業員を騙して認証情報を受け取った。その後に、盗まれた認証情報は、限られた顧客の情報にアクセスするために使われた。

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Twilio/Authy ハッキングの全容:2FA アカウントへの不正なアクセスとデバイス追加

Twilio breach let hackers gain access to Authy 2FA accounts

2022/08/26 BleepingComputer — 8月4日に発生した攻撃について、Twilio での調査が継続されている。そして、一部の Authy ユーザー・アカウントにハッカーアクセスし、不正なデバイスを登録したことが判明したという。Twilio 傘下の Authy が提供する2要素認証 (2FA) サービスは、ログイン認証情報の入力が成功した後に、専用アプリで2回目の認証を行うことで、同機能に対応したオンライン・アカウントを安全に利用できるようにするものだ。

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Twilio/Okta ハッキングの全容:背後にいる脅威アクターの追跡も始まる

Twilio hackers hit over 130 orgs in massive Okta phishing attack

2022/08/25 BleepingComputer — 最近に発生した、Twilio/MailChimp/Klaviyo などへの、一連のサイバー攻撃を実行したハッカーは、同じフィッシング・キャンペーンにより 130以上の組織に侵入した。このフィッシング・キャンペーンでは、コードネーム 0ktapus と呼ばれるフィッシング・キットが使用され、合計で 9,931件のログイン情報が盗み出され、それを基に VPN などのリモートアクセス介して、企業のネットワークやシステムへのアクセスが行われた。

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Signal ユーザー 1900人分の電話番号が流出:Twilio データ侵害の影響

Phone numbers of 1,900 Signal users exposed as a result of Twilio security breach

2022/08/16 SecurityAffairs — コミュニケーション企業である Twilio は、Signal に電話番号認証サービスを提供しているが、最近の同社に生じたセキュリティ侵害により、Signal の一部のユーザーにも影響をおよんでいた。Twilio を攻撃したハッカーは、Signal ユーザーの電話番号を確認し、別のデバイスへの再登録するような、試みを実行した可能性があるという。

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Twilio の被害状況:データ侵害 125件が発生したが認証情報は盗まれなかった

Twilio: 125 customers affected by data breach, no passwords stolen

2022/08/12 BleepingComputer — クラウド・コミュニケーション大手の Twilio は、二要素認証 (2FA) プロバイダーとして人気の Authy を傘下に持つ企業だが、先週に発覚したセキュリティ侵害により、不正なデータ・アクセスを経験した顧客が、125件に達したことを発表した。同社は、この事件の背後にいる攻撃者に関して、影響を受けた顧客の認証情報には、アクセスできなかったと付け加えている。

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Cloudflare の従業員に SMS フィッシング攻撃:Twilio の二の舞にならなかった理由は?

Cloudflare employees also hit by hackers behind Twilio breach

2022/08/09 BleepingComputer — 先週の Twilio のネットワークが侵害されたのと同様に、Cloudflare にも SMS フィッシング攻撃が発生し、同社の従業員の一部が認証情報を盗まれたとのことだ。この攻撃者は Cloudflare 従業員のアカウントを手に入れたが、同社の FIDO2 準拠のセキュリティキーによりログインでブロックされ、システムへの侵入には至らなかったという。

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Twilio にデータ侵害が発生:従業員に対する SMS フィッシングが攻撃の侵入経路

Twilio discloses data breach after SMS phishing attack on employees

2022/08/08 BleepingComputer — クラウド・コミュニケーション企業の Twilio は、従業員の認証情報が SMS フィッシング攻撃で盗まれた後に、内部システムに侵入した攻撃者により、一部の顧客データに不正アクセスされたことを発表した。同社は、「2022年8月4日に、従業員の認証情報を盗むことを目的とした高度なソーシャル・エンジニアリング攻撃により、限られた数の Twilio 顧客アカウントに関連する情報への、不正アクセスを確認した」と述べている。

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Pegasus Airline から漏洩した 6.5TB の機密情報:CSPM があれば AWS S3 バケットを守れたのか?

6.5TB of Sensitive Data Flies Away in Airline Cloud Data Breach

2022/06/07 SecurityBoulevard — つい先日のこと、Pegasus Airline は大規模なAWSデータ侵害に見舞われ、6.5TB のデータを危険にさらすことになった。最終的に、乗務員の個人情報/平文パスワード/秘密鍵/ソースコードなどの機密情報を含む、2300万件のファイルが公開されてしまった。犯人と思われるのは、悪名高い S3 バケット問題である。

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Codecov サイバー侵害の後に Bash Uploader から NodeJS への乗り換えが完了

Codecov ditches Bash Uploader for a NodeJS executable

2021/06/12 BleepingComputer — ソフトウェア・テストおよびコード・カバレッジを行う Codecov は、従来からの Bash Uploader に代わるクロス・プラットフォームのアップローダを発表した。この新しいアップローダは、Windows / Linux / macOS に対応した静的バイナリとして提供される。今回の発表は、改変された Codecov の Bash Uploader により顧客の CI/CD 環境から機密情報を収集するという、2ヶ月間に渡る Codecov サプライチェーン・インシデントを受けたものである。

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