Auth0 が JsonWebToken の脆弱性を FIX:22,000 以上プロジェクトに影響か?

Auth0 fixes RCE flaw in JsonWebToken library used by 22,000 projects

2023/01/09 BleepingComputer — Auth0 が修正したリモートコード実行の脆弱性は、22,000 以上プロジェクトで使用され、NPM からは毎月 3600 万回以上もダウンロードされている、人気のオープンソース・ライブラリ JsonWebToken に存在するものだ。このライブラリは、Microsoft/Twilio/Salesforce/Intuit/Box/IBM/Docusign/Slack/SAP などのオープンソース・プロジェクトでも使用されている。

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SAP の 10月定例セキュリティ・パッチ:Manufacturing Execution の深刻な脆弱性などに対応

SAP Patches Critical Vulnerabilities in Commerce, Manufacturing Execution Products

2022/10/12 SecurityWeek — ドイツのエンタープライズ・ソフトウェアメーカーである SAP は、October 2022 Security Patch Day を公開し、深刻な2つの脆弱性 Hot News を含む、新規 15件/更新 2件の脆弱性に対応した。このうち最も深刻なものは CVE-2022-39802  (CVSS:9.9) で、Manufacturing Execution におけるファイル・パスのトラバーサルとされている。この脆弱性は、作業指示書やモデルを表示するためのプラグインである、Work Instruction Viewer/Visual Test and Repair に影響する。

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CISA 警告 22/08/18:SAP などの7つの深刻な脆弱性を悪用リスト KEV に追加

CISA adds 7 vulnerabilities to list of bugs exploited by hackers

2022/08/19 BleepingComputer — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、ハッカーに活発に悪用されているバグのリストに7つの脆弱性を追加した。その内容は、新たな脆弱性として Apple/Microsoft/SAP/Google の4社が公開したものと、Palo Altos Networks の2017年の脆弱性で構成されている。Known Exploited Vulnerabilities Catalog (KEV) は、CISA が共有するリストであり、サイバー攻撃での活発な悪用が判明している脆弱性に対して、連邦政府民間行政機関 (FCEB) がパッチ適用の義務を負うものである。

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SAP の深刻な脆弱性 CVE-2022-22536:Black Hat での発表後に活発に悪用される

SAP Vulnerability Exploited in Attacks After Details Disclosed at Hacker Conferences

2022/08/19 SecurityWeek — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は SAP の深刻な脆弱性について、ハッカーカンファレンス Black Hat および Def Con で詳細が公開されてから1週間足らずで、Known Exploited Vulnerabilities Catalog に追加した。木曜日に CISA は、7つの脆弱性をカタログに追加し、9月8日までに対処するよう連邦政府機関に指示した。新たに追加された脆弱性には、野放しでの悪用に関するオフィシャルな報告がないものもあるが、悪用に関する信頼できる情報を得た場合にのみ、CISA は CVE をカタログに追加すると明言している。

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SAP の6月定例セキュリティ・パッチ:NetWeaver の深刻な脆弱性などに対応

SAP Patches High-Severity NetWeaver Vulnerabilities

2022/06/15 SecurityWeek — 6月14日に SAPは、June 2022 Security Patch Day セキュリティ・アドバイザリを公開し、新規 10件/更新 2件の脆弱性に対応した。SAP のアドバイザリで、深刻度の高い Hot News に分類されたうち、最も深刻なものは 2018年4月のアドバイザリに対する更新であり、そこには SAP Business Client の Chrome ベース・ブラウザ向けに配信された更新も含まれる。

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SAP の Spring4Shell 情報が公開:全体で 30件以上のアドバイザリを提供

SAP Releases Patches for Spring4Shell Vulnerability

2022/04/13 SecurityWeek — 4月13日にドイツのソフトウェア・メーカー SAP は、April 2022 Security Patch Day で Spring4Shell 脆弱性に対処を含む、30以上の新規/更新のセキュリティ・アドバイザリを公開した。この Spring4Shellと呼ばれる脆弱性 CVE-2022-22965 は、世界で最も人気の Java アプリ開発フレームワークである Spring に存在し、リモートでコード実行を許す可能性がある。セキュリティ研究者たちは、すでにこの脆弱性を悪用しようとする動きを観測している。

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CISA 警告:SAP テクノロジー・スタックの重要な部分に深刻な脆弱性

CISA warns admins to patch maximum severity SAP vulnerability

2022/02/09 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Internet Communication Manager (ICM) を用いて SAP ビジネス・アプリケーションに影響を与える、一連の深刻なセキュリティ上の欠陥にパッチを適用するよう、管理者に警告しました。なお、この脆弱性は、ICMAD (Internet Communication Manager Advanced Desync) と呼ばれている。

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Elephant Beetle:組織化された金融窃取の背後にあるハッカー・グループとは?

Researchers Uncover Hacker Group Behind Organized Financial-Theft Operation

2022/01/05 TheHackerNews — サイバー・セキュリティの研究者たちは、少なくとも4年間にわたって、主にラテンアメリカに所在するエンティティからのトランザクション処理とサイフォン資金を標的にする、慎重な脅威アクターにより実行される組織的な金融窃取作戦を暴いた。イスラエルのインシデント・レスポンス企業である Sygnia は、Elephant Beetle と名付けた悪質なハッキング・グループが、銀行や小売店を標的に、良心的な活動に紛れて不正な取引を注入していたと発表した。

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CISA が 306件の脆弱性カタログを発行:政府およびインフラに対する悪用を阻止する

CISA shares a catalog of 306 actively exploited vulnerabilities

2021/11/04 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、積極的に悪用されている 306件の脆弱性のカタログを公開し、それぞれの連邦政府機関に対して、一定の期限内に対処するよう命じる運用指令を発出した。この指令は、連邦政府の情報システムに存在する、すべてのソフトウェアおよびハードウェアを対象としており、そこには、連邦政府の施設内で管理されているもの、および、連邦政府に代わって第三者がホストされているものがある。

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SAP を使用する政府機関などへの攻撃が止まらない

Ongoing attacks are targeting unsecured mission-critical SAP apps

2021/04/06 BleepingComputer — サイバー犯罪者たちは、SAP のミッションクリティカル・アプリケーションを標的にしている。脆弱性に対して、すでにパッチは提供されていても、その適用が行われていない、商業組織や政府機関のネットワークが攻撃にさらされている。

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