BGP に存在する3つの脆弱性:DoS 状態が無期限に延長される可能性 – Forescout

Researchers found DoS flaws in popular BGP implementation

2023/05/03 SecurityAffairs — Forescout Vedere Labs の研究者が、Border Gateway Protocol (BGP) のソフトウェア実装に存在する、複数の脆弱性を発見した。これらの問題は、プロトコルの主要なオープンソース実装である、FRRouting 実装のバージョン 8.4 における BGP メッセージの解析に起因するものだ。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、BGP ピアでのサービス拒否 (DoS) 状態を引き起こす可能性が生じる。技術的に見ると、この欠陥を悪用することで、すべての BGP セッションとルーティング・テーブルを削除し、ピアを無応答にすることができるという。

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R4IoT キルチェーン実証概念:IoT/IT からの侵入と OT へのランサムウェア攻撃を簡潔に証明

Researchers Devise Attack Using IoT and IT to Deliver Ransomware Against OT

2022/06/01 SecurityWeek — ランサムウェアとは、恐喝の一種である。その唯一の目的は、被害者から金銭を引き出すことだ。産業界が身代金要求の回避に成功すると、攻撃者はもう一つのレベルの強要を、すなわちデータ恐喝を追加するという、二重の強要を作り出した。防御側が二重の恐喝を上手くわすようになると、攻撃者は再び進化を遂げるだろう。最も明白な道は、IT だけでなく OT (Operational Technology も攻撃することだろう。OT に対する攻撃の実現は困難だが、その効果を緩和することも同様に困難である。サイバー恐喝の進化は、OT に対する攻撃を、単なる可能性には留まらせない。

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医療/金融と IoT のデバイスに Access:7 という脆弱性:複数のベンダーが利用する PTC の Axeda

Medical, IoT Devices From Many Manufacturers Affected by ‘Access:7’ Vulnerabilities

2022/03/08 SecurityWeek — 企業向けセキュリティ企業の Forescout によると、多くの IoT および医療用デバイスは、広い範囲で使用されているリモート管理ソフトウェアで発見された、深刻な7つの潜在的な脆弱性の影響を受けているとのことだ。この調査は、IIoT ソリューション・プロバイダーである、PTC の Axeda プラットフォームにフォーカスしている。そして、具体的な調査は、先日に Forescout に買収された、医療デバイスのサイバー・セキュリティ企業である、CyberMDX の従業員により行われた。

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