BGP に存在する3つの脆弱性:DoS 状態が無期限に延長される可能性 – Forescout

Researchers found DoS flaws in popular BGP implementation

2023/05/03 SecurityAffairs — Forescout Vedere Labs の研究者が、Border Gateway Protocol (BGP) のソフトウェア実装に存在する、複数の脆弱性を発見した。これらの問題は、プロトコルの主要なオープンソース実装である、FRRouting 実装のバージョン 8.4 における BGP メッセージの解析に起因するものだ。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、BGP ピアでのサービス拒否 (DoS) 状態を引き起こす可能性が生じる。技術的に見ると、この欠陥を悪用することで、すべての BGP セッションとルーティング・テーブルを削除し、ピアを無応答にすることができるという。

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npm への DoS 攻撃:レジストリが断続的にダウンするという最悪の事態に

Malicious Spam Campaign Downs npm RegiSEO poisoningstry

2023/04/05 InfoSecurity — この1ヶ月の間に、npm レジストリが断続的なサービス拒否 (DoS) 停止に陥っていたことを、セキュリティ専門家たちが明らかにした。そして、ボット対策技術を導入するよう促している。 npm は、世界最大のソフトウェア・レジストリとして知られており、200万以上の JavaScript パッケージがダウンロードできるようになっている。Checkmarx の Head of Software Supply Chain Security である Jossef Harush Kadouri は、「過去にもスパム・キャンペーンによる被害があったが、この1ヶ月間における被害は、それらとは比較にならないほどの酷いものであった」と述べている。

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Palo Alto Networks 警告:PAN-OS に DDoS 攻撃参加を許す脆弱性 CVE-2022-0028

Palo Alto Networks: New PAN-OS DDoS flaw exploited in attacks

2022/08/12 BleepingComputer — Palo Alto Networks は、同社のネットワーク・ハードウェア製品で使用されている PAN-OS に存在する、深刻度の高い脆弱性を警告するセキュリティ・アドバイザリを発表した。この脆弱性 CVE-2022-0028 (CVSS v3 : 8.6) は、URL フィルタリング・ポリシーの設定ミスにより、未認証のリモート攻撃者による増幅された TCP サービス拒否 (DoS) 攻撃を許すものとなる。

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QNAP NAP に影響をおよぼす Apache HTTP Server のバグ:緩和策の実施が要請される

QNAP asks users to mitigate critical Apache HTTP Server bugs

2022/04/21 BleepingComputer — QNAP NAS デバイスに影響をおよぼす、Apache HTTP Server の脆弱性を悪用しようとする試みを阻止するために、同社は緩和策を適用するよう顧客に要請している。これらの脆弱性 CVE-2022-22721CVE-2022-23943 は深刻度が 9.8 であり、Apache HTTP Server 2.4.52 以下を実行しているシステムに影響を与える。

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OpenSSL の脆弱性 CVE-2022-0778 の追跡調査:各ベンダーたちの現状について

Cybersecurity Vendors Assessing Impact of Recent OpenSSL Vulnerability

2022/03/31 SecurityWeek — 3月の初めに発生した OpenSSL の脆弱性が、自社の製品やサービスに与える影響について、セキュリティ/クラウド/ストレージなどのベンダーたちが評価を進めている。OpenSSL プロジェクトが公開した更新プログラムでは、証明書の解析に関連する深刻度の高いサービス拒否 (DoS) 脆弱性に対してパッチが適用されている。このセキュリティ・ホールは、Google の脆弱性研究者である Tavis Ormandy が報告したものであり、CVE-2022-0778 として追跡され、OpenSSL の Ver 1.0.2/1.1.1/3.0 に影響を及ぼしている。このリリースにより、Ver 1.0.2zd/1.1.1n/3.0.2 で修正されている。

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SonicWall ファイアウォールにおける深刻な DoS 脆弱性 CVE-2022-22274 が FIX

Critical SonicWall firewall patch not released for all devices

2022/03/28 BleepingComputer — セキュリティ・ハードウェア・メーカーである SonicWall は、オペレーティングシステム SonicOS に存在する、サービス拒否 (DoS) 攻撃やリモートコード実行 (RCE) を生じる可能性のある、深刻な脆弱性を修正したことを発表した。このセキュリティ上の欠陥は、スタックベースのバッファ・オーバーフローの脆弱性であり、CVSS 値は 9.4 で、複数の SonicWall ファイアウォールに影響を及ぼす。

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OpenSSL 証明書解析の脆弱性 CVE-2022-0778 が FIX:サービス拒否が発生

OpenSSL cert parsing bug causes infinite denial of service loop

2022/03/16 BleepingComputer — OpenSSL が公開したセキュリティ・アップデートは、そのライブラリの脆弱性を悪用により無限ループ関数が作動し、サービス拒否状態に陥るという脆弱性に対処するためのものである。サービス拒否攻撃は、最も悲惨なセキュリティ問題ではないかもしれないが、重要な事業の中断/長期的な財務的影響、ブランド評価の低下などを引き起こす可能性が生じる。

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Google TensorFlow から YAML が脱落:深刻な RCE 脆弱性が原因

Google’s TensorFlow drops YAML support due to code execution flaw

2021/09/05 BleepingComputer — Google が開発した Python ベースの機械学習/人工知能プロジェクトである TensorFlow は、深刻ななコード実行の脆弱性に対処するため、YAML のサポートを終了した。YAML (Yet Another Markup Language) は、コンフィグレーション・ファイルや転送中のデータを扱い、人間が読める形にシリアライズする言語であり、開発者にとって便利な選択肢である。

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Rockwell MicroLogix PLC にはリモート DoS の脆弱性が存在する

Vulnerability Exposes MicroLogix PLCs to Remote DoS Attacks

2021/07/20 SecurityWeek — Rockwell Automation の MicroLogix 1100 PLC (programmable logic controllers) に存在する深刻度の高い脆弱性を悪用すると、対象となるデバイスが永続的な障害状態に陥る可能性がある。今月に Rockwell と CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) が発表した勧告によると、リモートの認証されていない攻撃者が CVE-2021-33012 を悪用し、特別に細工したコマンドを送信することで、標的とするコントローラでサービス拒否 (DoS) 状態を引き起こすことが可能なる。

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TsuNAME 脆弱性は権威 DNS サーバーをダウンさせ DoS 攻撃を生み出す

New TsuNAME Flaw Could Let Attackers Take Down Authoritative DNS Servers

2021/05/07 TheHackerNews — この新顔でクリティカルな脆弱性を悪用すると、Domain Name System (DNS) リゾルバに対して reflection-based DoS 攻撃を行うことが可能となる。この TsuNAME と呼ばれる新たな脆弱性は、オランダとニュージーランドの国別ドメイン .nl と .nz を管理している、SIDN Labs と InternetNZ の研究者たちにより発見されている。

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