OpenSSL の脆弱性 CVE-2022-0778 の追跡調査:各ベンダーたちの現状について

Cybersecurity Vendors Assessing Impact of Recent OpenSSL Vulnerability

2022/03/31 SecurityWeek — 3月の初めに発生した OpenSSL の脆弱性が、自社の製品やサービスに与える影響について、セキュリティ/クラウド/ストレージなどのベンダーたちが評価を進めている。OpenSSL プロジェクトが公開した更新プログラムでは、証明書の解析に関連する深刻度の高いサービス拒否 (DoS) 脆弱性に対してパッチが適用されている。このセキュリティ・ホールは、Google の脆弱性研究者である Tavis Ormandy が報告したものであり、CVE-2022-0778 として追跡され、OpenSSL の Ver 1.0.2/1.1.1/3.0 に影響を及ぼしている。このリリースにより、Ver 1.0.2zd/1.1.1n/3.0.2 で修正されている。

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Linux の Netfilter における脆弱性 CVE-2022-25636:DDoS などが生じる可能性

New Linux Bug in Netfilter Firewall Module Lets Attackers Gain Root Access

2022/03/14 TheHackerNews — 新たに公開された Linux カーネルに存在するセキュリティ欠陥は、脆弱なシステム上でローカルな敵対者が特権昇格を獲得し、任意のコード実行/コンテナ・エスケープ/カーネル・パニックを誘発する可能性があることを示唆されている。この脆弱性 CVE-2022-25636 (CVSS:7.8) は、Linux カーネルの Ver 5.4〜5.6.10 に影響し、カーネルの Netfilter サブ・コンポーネントにおけるヒープ境界外書き込みを発生させる。この問題は、Sophos の Senior Threat Researcher である Nick Gregory により発見された。

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Linux Kernel の脆弱性 CVE-2022-0847 が FIX:Dirty Pipe という問題とは?

Researchers Warn of Linux Kernel ‘Dirty Pipe’ Arbitrary File Overwrite Vulnerability

2022/03/07 TheHackerNews — Linux ディストリビューターたちは、任意の読み取り専用ファイルへの上書きにより、攻撃者たちにシステムの完全な乗っ取りを許す、カーネルの新たな脆弱性に対するパッチを発行しているところである。IONOS のソフトウェア開発者である Max Kellermann により、Dirty Pipe と名付けられた脆弱性 CVE-2022-0847 (CVSS:7.8) は、非特権プロセスから root プロセスにコードを注入できるため、特権拡大につながるものとなる。

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Linux Kernel cgroups に存在するコンテナ・エスケープの脆弱性 CVE-2022-0492 が FIX

CVE-2022-0492 flaw in Linux Kernel cgroups feature allows container escape

2022/03/06 SecurityAffairs — Linux カーネルの脆弱性 CVE-2022-0492 (CVSS: 7.0) にパッチが適用されたが、この脆弱性の悪用に成功した攻撃者には、コンテナをエスケープし、コンテナ・ホスト上で任意のコマンドを実行する可能性が生じる。この問題は、cgroups (control groups) と呼ばれるプロセスの集合体に関するリソース使用量 (CPU/メモリ/ディスクI/O/ネットワーク) を算出/分離/制限するための、Linux カーネルの機能に影響をおよぼす特権昇格の欠陥である。

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Linux に新たな権限昇格の脆弱性:Snap に存在する CVE-2021-44731 が FIX

New Linux Privilege Escalation Flaw Uncovered in Snap Package Manager

2022/02/18 TheHackerNews — Canonical の Snap に存在する、複数のセキュリティ脆弱性が公開されている。この、ソフトウェアのパッケージング/デプロイメントのシステムの最も深刻な脆弱性には、特権を拡大して root 権限を得るために悪用されるものもある。Snap は、Linux カーネルを使用する OS 上で動作するように設計された、自己完結型のアプリケーション・パッケージであり、snapd と呼ばれるツールを用いてインストールできる。

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OpenSSF の新プロジェクト Alpha – Omega:セキュリティのために Microsoft/Google が出資

OpenSSF Launches Project to Secure Open Source Software

2022/02/01 SecurityBoulevard — 今日、Open Source Security Foundation (OpenSSF) は、Microsoft と Google から提供された $5 million の初期投資を用いて、オープンソース・ソフトウェアのセキュリティを向上させるための Alpha-Omega プロジェクトを立ち上げた。

OpenSSF の General Manager である Brian Behlendorf は、このプロジェクトの目的について、セキュリティに関する専門知識を広範なオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトに提供し、オープンソース・ソフトウェア構築で用いられる DevSecOps ワークフローに組み込むことが可能な、自動セキュリティ・テスト・ツールへのアクセスを提供することだと述べている。

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Samba の深刻な脆弱性 CVE-2021-44142:ディフォルト設定での root RCE を FIX

Samba bug can let remote attackers execute code as root

2022/01/31 BleepingComputer — Samba は、脆弱なソフトウェアを実行しているサーバー上で、攻撃者に root 権限でリモートコード実行を許す可能性がある、深刻な脆弱性に対応している。Samba は、SMB ネットワーク・プロトコルを再実装したものであり、Linux/Windows/macOS などのプラットフォーム上で、ファイル共有/印刷サービスなどを提供している。

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Linux Polkit の深刻な脆弱性 CVE-2021-4034:PoC エクスプロイトが登場?

Linux system service bug gives root on all major distros, exploit released

2022/01/25 BleepingComputer — Polkit の pkexec コンポーネントには、脆弱性 CVE-2021-4034 が存在し、また、主要な Linux ディストリビューションのデフォルト設定に含まれているという。CVE-2021-4034 は PwnKit と名付けられ、その起源は 12年以上前の pkexec の最初のコミットまで追跡されており、すべての Polkit バージョンが影響を受けることになる。

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Linux カーネルのバグが Kubernetes コンテナからの脱出を許す?

Linux kernel bug can let hackers escape Kubernetes containers

2022/01/25 BleepingComputer — Linux カーネルに影響する脆弱性 CVE-2022-0185 が、Kubernetes のコンテナを脱出する攻撃者に利用されると、ホストシステム上のリソースへのアクセスを許すことになる。セキュリティ研究者たちは、この欠陥の悪用は当初の予測よりも容易であり、間もなくエクスプロイト・コードが公開されるため、パッチの適用が急務であると警告している。

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トロイの木馬ソースの新技術:Unicode を悪用して注入した脆弱性を隠してしまう

New ‘Trojan Source’ Technique Lets Hackers Hide Vulnerabilities in Source Code

2021/11/01 TheHackerNews — 脅威アクターたちは、新たな種類の脆弱性を利用して、視覚的に狡猾なマルウェアを注入するかもしれない。これは意味的には問題が検出されないが、ソースコードで定義されたロジックを変更し、数多くの当事者およびサプライチェーンのリスクの扉を、効率よく開いていく。

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Node.js NPM の Proxy Auto-Configuration パッケージに深刻な脆弱性が発見される

Critical Bug Reported in NPM Package With Millions of Downloads Weekly

2021/09/13 TheHackerNews — JavaScript 用の NPM パッケージ Pac-Resolver に存在する、深刻なリモートコード実行の脆弱性に対する修正プログラムが提供された。さまざまな局面で利用される Pac-Resolver だが、この脆弱性が悪用されると、HTTP リクエストが送信されるたびに、Node.js アプリケーション内で悪意のコードが実行される可能性がある。この脆弱性 CVE-2021-23406 は、CVSS 値が 8.1 であり、Pac-Resolver の 5.0.0 以前のバージョンに影響する。

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DarkRadiation ランサムウェアは Linux と Docker インスタンスに感染していく?

Wormable DarkRadiation Ransomware Targets Linux and Docker Instances

2021/06/22 TheHackerNews — このランサムウェアは、すべてが Bash で実装されており、Linux や Docker クラウド・コンテナを標的とし、メッセージング・サービス Telegram を command-and-control (C2) 通信に利用している。Trend Micro の研究者たちは、先週に発表したレポートの中で、「このランサムウェアは、Bash スクリプトで書かれており、Red Hat/CentOS および Debian の Linux ディストリビューションをターゲットにしている。

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簡単に悪用できる Linux の脆弱性を GitHub が公表

GitHub Discloses Details of Easy-to-Exploit Linux Vulnerability

2021/06/11 SecurityWeek — 今週のこと、GitHub は Linux に存在する、root 権限取得の脆弱性を公開したが。この脆弱性は、数多くの Linux ディストリビューションににおいて、デフォルトで搭載されている認証サービス polkit に影響するものだ。このセキュリティ・ホールは、GitHub Security Lab の Kevin Backhouse により発見されたものであり、詳細に関するブログとビデオも公開されている。

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