PuTTY の深刻な脆弱性 CVE-2024-31497 が FIX:秘密鍵の大幅な弱体化

CVE-2024-31497: Critical PuTTY Vulnerability Exposes Private Keys – Immediate Action Required

2024/04/15 SecurityOnline — 一般的な SSH クライアントである、PuTTY バージョン 0.68〜0.80 に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-31497 が発見された。この脆弱性は、FileZilla/WinSCP/TortoiseGit/TortoiseSVN などの、広範なソフトウェアに影響を及ぼす。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、NIST P-521 曲線を用いた ECDSA アルゴリズムで使用される秘密鍵を大幅に弱体化させ、容易に復元できる状態にするという。この欠陥は、Ruhr 大学 Bochum.の、セキュリティ研究者である Fabian Bäumer と Marcus Brinkmann により発見された。

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KiTTY に3つの脆弱性:深刻な RCE 攻撃の可能性と PoC の存在

KiTTY Triple Threat: Millions of Users Exposed to RCE Flaws, No Patch Available!

2024/02/10 SecurityOnline — PuTTY SSH/telnet クライアントの人気フォークである KiTTY に、3つの脆弱性が存在することが、セキュリティ研究者の Austin A. DeFrancesco (別名:DEFCESCO) により明らかになった。世界中で 2,000 万以上のダウンロードを誇る KiTTY であるため、様々な Windows OS ユーザーにとって、この脆弱性は深刻なリスクとなる。

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PuTTY トロイの木馬版:Amazon の求人情報をルアーにしてバックドアを配布

Hackers trojanize PuTTY SSH client to backdoor media company

2022/09/15 BleepingComputer — 北朝鮮のハッカーが、PuTTY SSH クライアントのトロイの木馬版を使用し、偽の Amazon Job Assessment を仕掛ける手段として、ターゲットのデバイスにバックドアを展開している。 このキャンペーンにおける斬新な要素は、PuTTY/KiTTY SSH ユーティリティのトロイの木馬版を使用して、バックドア (このキャンペーンの場合は AIRDRY.V2) を展開している点にある。今日の Mandiant 技術レポートによると、このキャンペーンを展開した脅威アクターは UNC4034 (別名 Temp.Hermit または Labyrinth Chollima) だとのことだ。このグループの最新の活動は、2020年6月から続いている Operation Dream Job キャンペーンに続くものであり、今回はメディア企業を標的にしていると見られている。

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