企業が SNS を使うとき:そこに隠された7つのリスクとは?

7 Hidden Social Media Cyber Risks for Enterprises

2022/10/27 DarkReading — ブランドを持つ企業はソーシャルメディアを好み、ビジネスの拡大/新入社員の採用/新製品の宣伝/消費者への直販などに活用している。最近の統計によると、ソーシャルメディア上のブランド広告は、昨年には 53% 増という成長を示し、それぞれのブランドは、コンテンツの開発と配布に投資し続けている。また、コンテンツとしては、バイラルビデオ/興味深いミーム/ポッドキャスト/ドキュメントなどがあり、顧客とのエンゲージメントを高めている。


それらのブランド企業は、Facebook や Twitter のような、昔からある信頼できるソーシャルネットワークだけではなく、TikTok のような新規のプラットフォームも採用している。

実際のところ、最近の別の調査によると、2022年にマーケティング担当者は視野を広げ、ライブストリーミング/長編短編動画コンテンツ/仮想現実コンテンツ/実験的コンテンツ/ライブ音声チャットルームなどへのコンテンツ投資を増やすとされている。現時点で、最も支出を増やしている対象は、TikTok/Instagram/YouTube/LinkedIn の4プラットフォームとのことだ。

だたし、このようなソーシャルメディア・マーケティング戦略の広がりには、より大きなリスクが伴う。ソーシャルメディアを利用して企業はブランド力を高め、役員や従業員はパーソナルブランドを高めている。その一方で、こうしたマーケティング・プラットフォームは、サイバー攻撃や詐欺の温床でもあり、人工知能/ディープフェイク/バイオメトリクスなどを背景とする驚異にさらされることになる。

サイバー犯罪者/詐欺師/スパイ/活動家などは、ソーシャルメディアの企業利用が生み出す新たな攻撃表面を利用するために、24時間体制で活動している。以下の各項目では、ソーシャルメディアへの投資を拡大する企業が見過ごしがちな、いくつかの手段を紹介している。

1. Biometric Attack Fodder
2. Deepfake Material
3. Espionage & Reconnaissance
4. Social Media Account Takeover
5. A Perfect Platform for Business Email Compromise
6. So Many LinkedIn Hiring Scams
7. Don’t Overlook Compliance Risks

文中で参照されている HubSpot のレポートが、7つのリスクについて詳述しているのかと思ったら、こちらは State of Inbound Marketing Trends というタイトルで、セキュリティとは関係のないものでした。勘違いしたまま、翻訳作業に入ってしまい、途中で気づいたという次第です。本題の7つのリスクですが、別のトピックに時間を割きたいので、上記のリンク・リストから、詳細 (英文) をご参照ください。

%d bloggers like this: