CISA KEV 警告 25/12/29:MongoDB の脆弱性 CVE-2025-14847 と登録

CISA Alerts on Active Exploitation of MongoDB Vulnerability CVE-2025-14847

2025/12/30 gbhackers — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、MongoDB Server の深刻な脆弱性 CVE-2025-14847 が、積極的に悪用されている状況について警告を発した。この脆弱性 MongoBleed は、2025年12月29日 に CISA の Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログへ追加された。それが示唆するのは、現実世界の攻撃で、脅威アクターたちが脆弱性 CVE-2025-14847 を継続的に標的としている実態である。

脆弱性の概要

脆弱性 CVE-2025-14847 は、MongoDB Server の zlib 圧縮プロトコル・ヘッダーにおける長さパラメータの不一致に対する不適切な処理 (CWE-130) に起因する。この脆弱性を悪用する未認証の攻撃者は、初期化されていないヒープメモリをリモートから読み取る可能性があり、サーバ・メモリに残存する機密情報が漏洩する恐れがある。

この脆弱性が深刻である理由は、認証を必要とせずに悪用できる点にある。そのため、インターネットに公開された MongoDB 環境は、きわめて脆弱な状態にある。

初期化されていないヒープメモリには、データベース認証情報/セッション・トークン/暗号化キー/機密ビジネス情報などが含まれる可能性がある。それらは、過去の処理によりメモリ上に残存しているデータである。

CISA が CVE-2025-14847 を KEV カタログへ追加したことは、この脆弱性をサイバー犯罪者たちが積極的に悪用している状況を示す。この脆弱性が、ランサムウェア攻撃に利用されているかどうかは不明である。しかし、活発な悪用が継続している以上、MongoDB インフラを運用する組織は早急に対応すべきである。

CISA の拘束的運用指令 BOD 22-01 に従い、連邦政府機関および組織は 2026年1月19日までに緩和策を実施する必要がある。クラウド・ベースの MongoDB 導入では、管理者はクラウドサービスに関する BOD 22-01 のガイダンスに従う必要がある。

緩和策やパッチが利用できない場合において、CISA が強く推奨するのは、適切なセキュリティ対策が実施されるまでの間は、MongoDB Server の使用を中止することである。

民間の組織も、ベンダーの指示に従い、MongoDB がリリースしたセキュリティ・パッチとアップデートを直ちに適用する必要がある。その際には、インターネット接続された MongoDB インスタンスへのパッチ適用を優先すべきである。それに加えて、侵害の可能性があるシステムを特定するための、徹底的なセキュリティ評価を実施すべきである。