Undertow の脆弱性 CVE-2025-12543 が FIX:Java アプリにユーザー・セッション乗っ取りの恐れ

Undertow Vulnerability Lets Hackers Take Over User Sessions in Java Apps

2026/01/09 gbhackers — Undertow HTTP サーバ・コアのバージョン 2.4.0.Alpha1 以下に発見されたのは、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-12543 である。このコンポーネントは WildFly/JBoss EAP/多数の Java アプリケーションで広く使用されている重要なソフトウェア基盤だ。この脆弱性を悪用した攻撃者は、ユーザー・セッションの乗っ取り/キャッシュ・ポイズニング/不正なネットワーク・スキャンを実行できる。

脆弱性の概要

この脆弱性は、Undertow が受信する HTTP リクエストの Host ヘッダーを適切に検証できないことに起因する。不正な形式または悪意の形式の Host ヘッダーが拒否されることなく処理されるため、複数の攻撃ベクターが生じる。また、攻撃者は認証を必要とせずに、リモートから脆弱性を悪用できるが、最大限の影響を得るには限定的なユーザー操作が必要となる。

AttributeDetails
CVE IDCVE-2025-12543
CVSS Score9.6 (Critical)
Attack VectorNetwork

この脆弱性により、複数の危険な攻撃手法が実行可能となる。特に深刻なのはセッション・ハイジャックである。攻撃者はユーザー認証情報を窃取し、追加アカウントや内部システムへの不正アクセスを可能にする。

また、キャッシュ・ポイズニングにより悪意のコンテンツへとユーザーをリダイレクトすることが可能であり、また、内部ネットワーク・スキャンにより、機密性の高いインフラの詳細が露出する可能性がある。

このような広範なリスクを考慮した Red Hat は、認証を必要とせずにリモートから悪用可能である点を理由に、脆弱性 CVE-2025-12543 の深刻度を Important に分類している。

この脆弱性は不適切な入力検証に起因し、機密性および完全性に対する深刻な侵害を引き起こす。主な影響には、メモリ・アクセス/任意コード実行/リソース消費が含まれる。

これらの脅威が影響を及ぼす範囲は、undertow-core 2.4.0.Alpha1 以下のバージョンを使用する関連コンポーネントであり、そこには Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 8.1 が含まれる。

2026年1月8日に Red Hat は、セキュリティ・エラータ RHSA-2026:0386/RHSA-2026:0383 を発行し、undertow-core および関連パッケージ (eap8-undertow/eap8-wildfly/関連する依存関係を含む) に対する修正を提供した。影響を受ける製品を使用する組織に強く推奨されるのは、これらのアップデートを直ちに適用することである。

現時点では、Red Hat の製品セキュリティ基準を利便性と安定性で満たすだけの、代替の緩和策は存在しない。