GitLab の脆弱性 CVE-2025-7659 などが FIX:不正アクセス/DoS/XSS などの恐れ

GitLab Patches Multiple Vulnerabilities That Enables DoS and Cross-site Scripting Attacks

2026/02/11 CyberSecurityNews — GitLab の Community Edition (CE)/Enterprise Edition (EE) に対して、複数の深刻な脆弱性へ対処するための重大なセキュリティ・アップデートが、バージョン 18.8.4/18.7.4/18.6.6 としてリリースされた。一連の脆弱性を悪用する攻撃者は、サーバクラッシュ/データ窃取/ユーザーセッション乗っ取りなどを引き起こす可能性がある。セルフマネージド環境の管理者に対して、セキュリティ専門家たちが強く指摘するのは、速やかなアップグレードである。

最も深刻な脆弱性 CVE-2025-7659 (CVSS:8.0) は、Web IDE に存在する不完全な検証に起因するものだ。それにより、特定データへのアクセス者検証が適切に行われないという問題が生じる。

この欠陥を悪用する未認証の攻撃者 (ユーザー名/パスワードを持たない者) は、アクセストークンを窃取し、非公開のソフトウェア・リポジトリを閲覧する可能性がある。

CVE IDSeverityTypeDescription
CVE-2025-7659High (8.0)Token TheftUnauthenticated access to private tokens via Web IDE.
CVE-2025-8099High (7.5)DoSService crash via repeated GraphQL queries.
CVE-2026-0958High (7.5)DoSResource exhaustion via JSON validation bypass.
CVE-2025-14560High (7.3)XSSmalicious script injection in Code Flow.

その一方で、今回のアップデートは 2 件の DoS (Denial-of-Service) 問題にも対処している。この欠陥を突く攻撃者は、システムを過負荷状態にしてサービス停止を引き起こす可能性を得る。

脆弱性 CVE-2025-8099 (CVSS:7.5) を悪用する攻撃者は、GraphQL インターフェイスへ複雑なクエリを繰り返し送信することで、サービス・クラッシュを引き起こせる。CVE-2026-0958 (CVSS:7.5) のケースでは、JSON 検証ミドルウェアの悪用により、サーバのメモリや CPU が枯渇する。

それらとは別に、Cross-Site Scripting (XSS) の脆弱性 CVE-2025-14560 (CVSS:7.3) も修正された。この問題は、Code Flow 機能に存在する。

XSS 脆弱性を悪用する攻撃者は、信頼されている Web サイトへの悪意のスクリプト挿入を可能にする。このインシデントでは、他ユーザーが閲覧した際に実行されるコードを埋め込み、被害者の権限で操作させることが可能となる。

影響バージョンを実行している、すべての顧客に対して GitLab が強く推奨するのは、最新バージョンへの即時アップグレードである。

今回のアップデートは、前述の深刻な問題に加えて、Server-Side Request Forgery (SSRF) や HTML インジェクションなどの、複数の Medium レベルの脆弱性も修正している。

管理者が留意すべきは、シングルノード環境のアップグレード時において、データベース移行のため短時間のダウンタイムが発生する可能性である。