フランスの Ikea が従業員を不当に監視したとして罰金を科された

Ikea France fined for illegally spying on staff

2021/06/15 SCMP — 6月12日にフランスの裁判所は、Ikea が数年間にわたり、警察だけでなく私立探偵も利用して、数百人の従業員や求職者を違法に監視する、精巧なシステムを構築していたとの判決を下した。スウェーデンの大手家具メーカーである Ikea のフランス法人には、€1 million (US$1.2 million) の罰金が科せられ、同社の元社長である Jean-Louis Baillot には、2年間の執行猶予付きの懲役と €50,000 の支払いが命じられた。

Ikea と Baillot は、不正な手段で個人情報を受け取ったという罪で有罪となったが、不正に大量の監視を行ったとする、検察官が求めた刑よりも軽いものだった。1996年 から 2002年まで代表を務めた Baillot は、パリ郊外のベルサイユで3月から始まった裁判で、不正行為を否定してきた。弁護士の Francois Saint-Pierre によると、同氏は判決にショックを受けており、控訴を検討しているという。

この記事によると、Ikea France の弁護士である Emmanuel Daoud は裁判に先立ち、「すでに Ikea は評判という面で非常に厳しい処罰を受けている」と述べたとされています。しかし、Ikea から €1,000 〜 €10,000 の支払いを受けた人々も含む、約 120名の原告の中には、罰則が甘すぎるとの意見もあったそうです。フランス南東部のリヨン近郊で、Ikea 組合員の弁護士を務める Alexis Perrin は「Ikea などの企業に行動を改めさせるには、この金額では不十分だ」と述べたそうです。

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