M-Files の脆弱性 CVE-2025-13008 が FIX:セッション・トークン窃取の可能性

M-Files Vulnerability Allows Attackers to Steal Active User Session Tokens

2025/12/24 gbhackers — M-Files Server に存在する、深刻な情報漏洩のセキュリティ脆弱性が明らかにされた。この脆弱性を悪用する認証済みの攻撃者は、M-Files Web インターフェイスを介して他ユーザーのアクティブなセッション・トークンを取得し、なりすましや機密情報への不正アクセスを可能にする。2025年12月19日に公開された、この脆弱性 CVE-2025-13008 は、エンタープライズ環境に導入されている複数の M-Files Server バージョンに影響を及ぼすものだ。

脆弱性 CVE-2025-13008 の概要

情報漏洩の脆弱性 CVE-2025-13008 は、M-Files Web のセッション・トークン保護メカニズムの不備に起因する。

この脆弱性を悪用する認証済みの攻撃者は、M-Files Web インターフェイスをアクティブに使用している他ユーザーのセッション・トークンを傍受し、盗み出す可能性がある。

FieldDetails
CVE IDCVE-2025-13008
Vulnerability TypeInformation Disclosure / Session Token Exposure
Affected ComponentM-Files Web (M-Files Server)
SeverityHigh
CVSS 4.0 Score8.6

この脆弱性を悪用する攻撃者は、アクティブなセッション中のトークン窃取を可能にするが、その前提として、被害者による特定のクライアント操作が必要になる。

この攻撃に成功した攻撃者は、盗み出したセッション・トークンの ID/権限/アクセス権を継承して正当なユーザーを装える。それにより、防御システムに検知されることなく、機密文書の不正閲覧/重要な記録の改竄/特権アクションの実行などを可能にする。

この攻撃手法は、ユーザー・パスワードを侵害するものではなく、有効なセッション認証情報を悪用するものであるため、従来の認証制御を迂回する可能性がある。

この脆弱性が影響を及ぼす範囲は、 M-Files Server のバージョン 25.12.15491.7/LTS 25.8 SR3 (25.8.15085.18)/LTS 25.2 SR3 (25.2.14524.14)/LTS 24.8 SR5 (24.8.13981.17) 未満となる。

この脆弱性の深刻度について、M-Files は CVSS 4.0:8.6 と評価しており、機密性/整合性/可用性に重大なリスクが生じるとしている。

この脆弱性は、CWE-359 (個人情報の不正な漏洩) に分類され、CAPEC-60 (セッション ID の再利用/セッションリプレイ) にマッピングされている。

現時点において、この脆弱性の悪用は確認されていない。ただし、パッチ適用が遅滞すると、将来的な悪用が懸念される。

M-Files Server を利用する組織は、パッチ適用済みバージョン (25.12.15491.7 または導入環境に適した LTS サービスリリース) に直ちにアップグレードする必要がある。

セキュリティ・チームにとって必要なことは、パッチが完全に展開されるまでの間に、M-Files Web アクセスログで疑わしいセッション・アクティビティを監査し、トークンベース認証の異常を検出するための、追加の監視を実施することである。