IBM API Connect の 脆弱性 CVE-2025-13915 が FIX:認証の欠如による不正アクセスの恐れ

Critical IBM API Connect Flaw Allows Attackers to Bypass Authentication

2025/12/30 gbhackers — IBM が公開したのは、API Connect プラットフォームに影響を及ぼす、深刻な認証バイパスの脆弱性の情報である。この脆弱性 CVE-2025-13915 (CVSS:9.8) は、ユーザーによる操作や特別な権限を必要とせずに悪用が可能な、認証欠如 (CWE-305) の欠陥に起因する。この脆弱性が影響を及ぼす範囲は、IBM API Connect バージョン 10.0.8.0~10.0.8.5 および 10.0.11.0 である。

IBM のセキュリティ・アドバイザリによると、この脆弱性を悪用するリモートの攻撃者は、プラットフォームの認証メカニズムを完全にバイパスし、不正アクセスを取得する可能性がある。

攻撃に必要なものはネットワーク接続のみであり、複雑な設定変更やユーザーによる操作は不要である。

FieldValue
CVE IDCVE-2025-13915
Vulnerability TitleIBM API Connect Authentication Bypass
CVSS VersionCVSS v3.1
CVSS Base Score9.8 (Critical)

大規模な API を管理/公開する組織にとって、API Connect は重要なインフラ・コンポーネントとして機能する。

このプラットフォームが担うのは、API トラフィックにおける認証/アクセス制御/セキュリティ・ポリシーである。このレイヤーにおいて認証がバイパスされると、バックエンド・システム/機密データ/ビジネス・ロジックなどが不正アクセスにさらされる。

すでに IBM は、パッチ適用済みバージョンをリリースし、この問題に対処している。ユーザー組織に対して強く推奨されるのは、速やかなアップデートの適用である。

API Connect 10.0.8.x を利用しているユーザーに対しては、すべてのバージョンである 10.0.8.1~10.0.8.5 向けに暫定修正 (iFix:interim fix) が提供されている。

また、バージョン 10.0.11 を利用している場合は、対応するセキュリティ・パッチを適用する必要がある。詳細なアップグレード手順およびダウンロード情報は、IBM のサポート・ポータルで確認できる。

迅速なアップデートが不可能な組織に対して、IBM が推奨するのは、開発者ポータルにおけるセルフサービス・サインアップ機能の、有効化から無効化への変更である。ただし、この軽減策は攻撃対象領域を縮小するだけのものであり、脆弱性が完全に排除されるわけではない。

攻撃ベクターの機密性/整合性/可用性において、完全な侵害が発生する可能性があるため、CVSS スコアは 9.8 と評価されている。

セキュリティ・チームにとって必要なことは、本番環境でビジネス・クリティカルなサービスを公開している API Connect デプロイメントに対して、最優先でパッチを適用することだ。影響を受けるバージョンを実行している組織は、IBM API Connect インスタンスのインベントリを直ちに実施すべきである。

この脆弱性は、深刻度が高く悪用も容易であるため、数日以内の対応が求められる。それに加えて、セキュリティ・チームは API アクセスログを確認し、不審な認証パターンの有無を継続的に監視する必要がある。