Cisco CMM の脆弱性 CVE-2026-20098 が FIX:任意のファイル・アップロードとシステム乗っ取り

Cisco Warns of Meeting Management Flaw Enabling Arbitrary File Upload by Remote Attackers

2026/02/05 gbhackers — Cisco が公開したのは、Cisco Meeting Management (CMM) に存在する、高い深刻度の脆弱性 CVE-2026-20098 (CVSS:8.8:High) に関するセキュリティ・アドバイザリである。この欠陥は、CMM の Web ベース管理インターフェイス内の Certificate Management 機能に存在する。この脆弱性は、不適切な入力検証に起因しており、認証済みのリモート攻撃者による任意のファイル・アップロードを許し、最終的に OS を介した root 権限でのコマンド実行に至る可能性がある。

技術的詳細および悪用方法

前述のとおり、この脆弱性 CVE-2026-20098 は、Web インターフェイスの特定箇所における入力検証の不備に起因する。この欠陥を悪用する前提としては、少なくとも video operator ロールを持つ有効なユーザー・アカウントの認証情報が必要になる。ただし、細工された HTTP リクエストを、脆弱なシステムへ送信する認証済み攻撃者は、任意のファイル・アップロードが可能になる。

PropertyDetails
CVE IDCVE-2026-20098
Advisory IDcisco-sa-cmm-file-up-kY47n8kK
CVSS Score8.8 (High)

こうしてアップロードされた悪意のファイルにより、root システム・アカウントにより処理されるシステム・ファイルの上書きが可能になる。

つまり、この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、基盤となるオペレーティング・システム上で、昇格した root 権限により任意コマンドを実行できる。それにより、侵害したデバイスに対する完全な制御を、攻撃者は得ることになる。

この脆弱性は、デバイスのコンフィグには関係なく、Cisco Meeting Management バージョン 3.12 以下に影響を及ぼす。管理者にとって必要なことは、以下に示す修正済みリリースへの速やかなアップグレードである。

Cisco Meeting Management ReleaseFirst Fixed Release
3.12 and earlier3.12.1 MR

Cisco は、この問題を緩和するための回避策は存在しないと指摘している。したがって管理者は、公式のソフトウェア更新を直ちに適用し、潜在的な侵害を防止すべきである。現時点において Cisco は、この脆弱性に関する実環境での悪用の事例/試行を把握していないとしている。

この問題は、NATO Cyber Security Centre Penetration Testing Team により、責任ある形で Cisco へ報告された。