Monthly PickUp:2024-09

GeoServer CVE-2024-36401

CVE-2024-36401
CWE-95(Eval インジェクション)
CVSS v3(GitHub) 9.8
脆弱なバージョン:GeoServer 2.23.5 以下/2.24.3 以下/2.25.1 以下
修正済バージョン:GeoServer 2.23.6/2.24.4/2.25.2

※GeoServerとは
地理情報の共有や編集を行う、Javaで組まれたオープンソースのサーバーソフトウェア。OpenLayersやGoogle マップやBing Maps、またはGoogle EarthやNASA World WindなどWeb上の地図や天球の既存情報への接続を容易にしている。対応OSは Linux/Microsoft Windows/macOS/POSIX。

https://ja.wikipedia.org/wiki/GeoServer
https://geoserver.org/

CrowdStrike

9/10 に Microsoft がサミット (Windows Endpoint Security Ecosystem Summit) を開催。エンドポイント・セキュリティ企業や政府関係者が招待され、セキュリティと回復力の向上に関する議論が行われたとのこと。9/13 に Microsoft は Windows カーネル連携方法の再設計を発表、”outside of kernel mode” という新しいモードを提示。

9/24 には、CrowdStrike 幹部に対する米下院の公聴会が行われた。※公聴会の記事については、明後日10/2 のニュースで配信予定。

OSS の脆弱性

9月上旬に公開された OSS の依存関係に関するレポート (Endor Labs – 2024 Dependency Management Report) 。

課題1:OSS の依存関係

OSS のアップグレードにおいては、95%という、ほぼ全ての確率で他のコンポーネントの動作を妨げる、少なくとも1つの変更が含まれているため、パッチを適用すると、75%の確率で動作に支障をきたす可能性が生じるという。

課題2:脆弱性情報の文書化、公開の遅延

OSS のエンド・ユーザーにとっての、脆弱性に関する重要な情報の公開の遅延が発生しており、調査対象となる6つのオープンソース・エコシステムにおいて、公開された脆弱性データベースの勧告の 47% が、コード・レベルの脆弱性情報をまったく取り込んでいなかった。また、修正コミットへの参照を取り込んでいたのは 51% であり、影響を受ける関数の情報を取り込んでいたものは僅か2%であったという。

課題3:脆弱性の優先順位付け

Endor Labs は、脆弱性の優先順位付けに最も有効な手法として、アプリケーションで脆弱性が悪用可能かどうかを判断する “機能レベル到達可能性分析” として知られるコードスキャン技術を挙げている。そして2番目は、データ駆動型の EPSS (Exploit Prediction Scoring System) であると述べている。同社は、このシステムと到達可能性分析を組み合わせたプログラムでは、最大で 98%のノイズ低減を実現できると指摘している。

2024/09/12 75% の確率でアプリは壊れる:依存関係のある OSS のアップデートが及ぼす影響 – Endor Labs