Fortinet FortiSwitch の RCE 脆弱性 CVE-2023-37936 (CVSS 9.6) が FIX:直ちにパッチ適用を!

CVE-2023-37936 (CVSS 9.6): Urgent Patch Needed for FortiSwitch Vulnerability

2025/01/15 SecurityOnline — Fortinet がリリースしたパッチは、FortiSwitch に影響を及ぼす深刻な脆弱性 CVE-2023-37936 (CVSS:9.6)  に対処するものだ。この脆弱性を悪用する未認証の攻撃者は、脆弱なデバイス上でリモート・コード実行を行う可能性を手に入れ、ネットワーク全体が危険にさらす可能性を手にする。

脆弱性 CVE-2023-37936 の発生原因は、影響を受ける FortiSwitch バージョンにおいて、ハードコードされた暗号化キーが使用されていることにある。この暗号化キーを取得した攻撃者は、悪意のリクエスト作成により脆弱性 CVE-2023-37936 を悪用し、デバイスの完全な制御を奪う可能性を得る。

影響を受けるバージョン

  • FortiSwitch 7.4:7.4.0
  • FortiSwitch 7.2:7.2.0〜7.2.5
  • FortiSwitch 7.0:7.0.0〜7.0.7
  • FortiSwitch 6.4:6.4.0〜6.4.13
  • FortiSwitch 6.2:6.2.0〜6.2.7
  • FortiSwitch 6.0:6.0.0〜6.0.7

緩和策

すでに Fortinet は、サポート対象バージョンの FortiSwitch に対するパッチをリリースし、この脆弱性に対処している。ユーザーに強く推奨されるのは、デバイスを以下のバージョンに更新することである。

  • FortiSwitch 7.4:7.4.1 以降
  • FortiSwitch 7.2:7.2.6 以降
  • FortiSwitch 7.0:7.0.8 以降
  • FortiSwitch 6.4:6.4.14 以降
  • FortiSwitch 6.2:6.2.8 以降

なお、FortiSwitch 6.0 はサポートが終了しているため、ユーザーは Fixed Release への移行を推奨される。