IBM Storage の深刻な脆弱性 CVE-2025-0159/0160 が FIX:認証バイパスと RCE の恐れ

CVE-2025-0159 (CVSS 9.1): Critical IBM Storage Flaw Allows Authentication Bypass

2025/03/03 SecurityOnline — IBM が発表したのは、複数の IBM Storage Virtualize 製品の GUI に影響を及ぼす、2つの脆弱性に関するセキュリティ情報である。この脆弱性 CVE-2025-0159/CVE-2025-0160 の悪用に成功した攻撃者は、認証をバイパスし、影響を受けるシステム上での任意のコード実行の可能性を得る。

CVE-2025-0159 (CVSS:9.1:Critical):この脆弱性を悪用するリモート攻撃者は、特別に細工された HTTP リクエストを送信することで、RPCAdapter エンドポイント認証をバイパスする。

CVE-2025-0160 (CVSS:8.1:High):この脆弱性を悪用する、システムへのアクセス権を持つリモート攻撃者は、RPCAdapter サービスに不適切な制限を悪用して、任意の Java コード実行の可能性を得る。

これらの脆弱性の影響を受けるのは、以下の IBM Storage Virtualize バージョンである:

  • 8.5.0.0〜8.5.0.13
  • 8.5.1.0/8.5.2.0〜8.5.2.3/8.5.3.0〜8.5.3.1/8.5.4.0
  • 8.6.0.0〜8.6.0.5
  • 8.6.1.0/8.6.2.0〜8.6.2.1/8.6.3.0
  • 8.7.0.0〜8.7.0.2
  • 8.7.1.0/8.7.2.0〜8.7.2.1

IBM は、以下の製品群のアップグレードを、ユーザーに推奨している:

  • IBM SAN Volume Controller
  • IBM Storwize V7000
  • IBM Storwize V5000/V5100/V5000E
  • IBM FlashSystem 5000/5100/5200/5300
  • IBM FlashSystem 7200/7300
  • IBM FlashSystem 9100/9200/9500
  • IBM Storage Virtualize for Public Cloud
  • 8.5.0.0〜8.5.0.13:8.5.0.14 にアップグレード
  • 8.5.1.0/8.5.2.0〜8.5.2.3/8.5.3.0〜8.5.3.1/8.5.4.0:8.6.0.6 にアップグレード
  • 8.6.0.0〜8.6.0.5:8.6.0.6 にアップグレード
  • 8.6.1.0/8.6.2.0〜8.6.2.1/8.6.3.0:8.7.0.3 にアップグレード
  • 8.7.0.0〜8.7.0.2:8.7.0.3 にアップグレード
  • 8.7.1.0/8.7.2.0〜8.7.2.1:8.7.2.2 にアップグレード

ユーザーに対して強く推奨されるのは、必要な更新を速やかに適用し、悪用のリスクを軽減することだ。

IBM Storage に、認証バイパスと RCE 脆弱性です。CVSS 値はそれぞれ 9.1/8.1 と、どちらも深刻な脆弱性です。ご利用のチームは、ご注意下さい。よろしければ、以下の関連記事も、 IBM で検索と併せて、ご参照下さい。

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