2025/08/09 gbhackers — Linux Kernel に存在する深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-38236 が、Google Project Zero の研究員 Jann Horn により発見された。この脆弱性は、Chrome レンダラー・サンドボックス内でのネイティブ・コード実行から、Linux システムのカーネル・レベルの完全制御に至る複数の経路を、攻撃者に提供するものだ。この脆弱性は、UNIX ドメイン・ソケットにおける、知る人の少ない MSG_OOB 機能に関連し、Linux カーネル・バージョン 6.9 以降に影響を及ぼすものだ。この脆弱性が警告するのは、ブラウザ・サンドボックスのセキュリティと、難解なカーネル機能のリスクである。
Continue reading “Linux Kernel の脆弱性 CVE-2025-38236 が FIX:Chrome サンドボックスからの攻撃経路を遮断”Day: August 9, 2025
Microsoft Exchange 脆弱性 CVE-2025-53786:28,000台以上のサーバが依然として脆弱
28,000+ Microsoft Exchange Servers Vulnerable to CVE-2025-53786 Exposed Online
2025/08/09 CyberSecurityNews — 2025年8月7日に Shadowserver Foundation が公開した新たなスキャン・データによると、パッチ未適用の Microsoft Exchange サーバ 28,000台以上が、パブリック・インターネットに接続された状態で稼働しており、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-53786 が、依然として危険な状態にあることが判明した。それと同日に、米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) も緊急指令 25-02 を発出し、この Microsoft Exchange ハイブリッド・デプロイメントにおける高深刻度の脆弱性を、8月11日午前9時 (東部時間) までに解消するよう、連邦政府機関に対して命じた。
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