Salesforce に浮上した Gainsight OAuth 関連の情報漏洩の可能性:ShinyHunters による犯行か?

Salesforce alerts users to potential data exposure via Gainsight OAuth apps

2025/11/21 SecurityAffairs — Salesforce が警告するのは、Gainsight にリンクされた OAuth アプリの異常なアクティビティに関する情報であり、これらの連携を悪用する脅威アクターが、一部のユーザーの Salesforce データに不正アクセスした可能性があるとしている。同社が公開した通知には、「Salesforce に接続された Gainsight の公開アプリケーションに関する異常なアクティビティを、我々は確認した。これらのアプリケーションは、ユーザー側が直接インストールし管理している。調査の結果が示すのは、Gainsight アプリ接続におけるアクティビティにより、一部の顧客の Salesforce データへの不正アクセスが生じた可能性である」と記載されている。

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CISA KEV 警告 25/11/21:Oracle Identity Manager の RCE 脆弱性 CVE-2025-61757 を登録

CISA warns Oracle Identity Manager RCE flaw is being actively exploited

2025/11/21 BleepingComputer — 積極的な攻撃で悪用されている Oracle Identity Manager の CVE-2025-61757 は、ゼロデイ攻撃の可能性がある脆弱性だ。この脆弱性 CVE-2025-61757 は、Searchlight Cyber のアナリスト Adam Kues と Shubham Shah が発見/公開した、Oracle Identity Manager の認証前リモートコード実行 (RCE) の脆弱性である。

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SonicOS SSLVPN の脆弱性 CVE-2025-40601 が FIX:リモートからのサービス拒否攻撃

SonicOS SSLVPN Vulnerability Let Attackers Crash the Firewall Remotely

2025/11/21 CyberSecurityNews — SonicWall が公表したのは、SonicOS SSLVPN サービスに存在する深刻なスタックバッファ・オーバーフローの脆弱性に関する情報である。この脆弱性を悪用する未認証のリモート攻撃者は、サービス拒否攻撃を仕掛けることでファイアウォールをクラッシュさせる可能性がある。この脆弱性 CVE-2025-40601 (CVSS:7.5) は、SonicWall のセキュリティ・チームにより社内で発見/報告されたものであり、複数世代の SonicWall ファイアウォール製品に影響を与える。

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Milvus Proxy の脆弱性 CVE-2025-64513 が FIX:ヘッダー偽造による認証バイパスと PoC

Milvus Proxy Flaw Lets Attackers Forge Headers and Skip Authorization

2025/11/21 gbhackers — Milvus ベクトル・データベースに存在する、深刻な認証バイパスの脆弱性 CVE-2025-64513 を悪用する攻撃者は、認証情報を必要とすることなく管理者権限を取得する可能性がある。この脆弱性は、Milvus Proxy コンポーネントが HTTP ヘッダーを処理する方法に起因し、ユーザーが制御するデータを信頼できる内部認証情報として扱う状況を生み出す。

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Grafana Enterprise の脆弱性 CVE-2025-41115 (CVSS:10.0) が FIX:権限昇格となりすましの恐れ

Grafana Patches CVSS 10.0 SCIM Flaw Enabling Impersonation and Privilege Escalation

2025/11/21 TheHackerNews — Grafana がリリースしたのは、特定のコンフィグ下で権限昇格やユーザーなりすましを許す可能性がある、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-41115 に対処するアップデートである。この脆弱性は、CVSS スコア 10.0 と評価されており、ユーザー・プロビジョニングの自動化と管理を可能にする System for Cross-domain Identity Management (SCIM) コンポーネントに存在する。なお、SCIM は 2025年4月に導入され、現在はパブリック・プレビュー段階にある。

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CISA が公開:ISP などへのガイドでサイバー犯罪を助長する BPH に対抗

CISA Issues New Guidance on Bulletproof Hosting Threat

2025/11/21 InfoSecurity — 防弾ホスティング (BPH:bulletproof hosting) インフラを利用したサイバー犯罪を抑制するために、米国の CISA はパートナーと共同で、ISP (internet service providers) やネットワーク防御担当者向けの新たなガイドを発表した。このガイドが詳述するのは、ランサムウェア/フィッシング/マルウェア配布などにより重要セクターを狙う攻撃において、脅威アクターたちが BPH を利用する方法である。

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