Datadog が Bits AI を公表:複雑なインシデント分析を 30 秒程度に短縮 – RSAC 2026

Datadog Launches AI Security Agent to Combat Machine-Speed Cyberattacks

2026/03/23 SecurityBoulevard — RSA Conference (RSAC) において Datadog が公表したのは、Bits AI Security Analyst の一般への提供に関する情報である。その背景にあるのは、急増するデジタル脅威に対するセキュリティ運用の在り方である。この AI エージェントは、Datadog の Cloud SIEM (Security Information and Event Management) に直接統合され、Security Operations Center (SOC) における重大なボトルネックの解消を狙うものだ。

Bits AI はアラートを自律的に調査し、人間のアナリストが数時間を要していた複雑なインシデント分析を、最短で 30 秒程度に短縮するとされる。

現代のセキュリティ・チームは、世界的な人材不足と自律型 AI 攻撃の増加という二重の圧力に直面している。Datadog によると、データ量の爆発的な増加により、すべての脅威を人手でトリアージすることは不可能になっている。

Datadog の VP of Security Products である Tim Knudsen は、「従来の SIEM はキューの増加と調査時間の長期化により、企業をより脆弱な状態にしている」と述べている。

この Bits AI は、可観測性のシグナルを活用して、完全に説明可能な判断結果を提供することで、人間のチームによる手動でのデータ処理を排除し、重要な防御業務へ集中できるようにするものだ。

Datadog は、常時稼働するシニア SOC アナリストとして Bits AI を位置付け、以下の運用上の利点を提示している。

Rapid Resolution:平均対応時間 (MTTR) を 90% 以上短縮
Unified Visibility:クラウド/アイデンティティ/EDR を横断するデータ統合
Enterprise Scaling:Role-Based Access Control (RBAC) によるガバナンスの運用

RSAC 2026 での発表は、自律型セキュリティ運用への移行を示すものである。

Datadog の Chief Product Officer である Yanbing Li は、「GenAI 攻撃が激化する中、インテリジェントで自律的な防御システムが、Fortune 500 企業にとって必須となっている」と述べている。

Bits AI Security Analyst は、すべての Datadog ユーザーに提供される。