Canon プリンターの脆弱性 CVE-2024-2184 (CVSS:9.8) が FIX:RCE/DoS攻撃が生じる恐れ

Canon Printers: Critical CVE-2024-2184 (CVSS 9.8) Flaw Requires Immediate Firmware Update

2024/03/08 SecurityOnline — Canon が公表したのは、WSD プロトコル・プロセスにおけるバッファ・オーバーフローの脆弱性 CVE-2024-2184 (CVSS:9.8) に関するセキュリティ情報である。この脆弱性は、同社の多機能プリンター・シリーズの、特定のモデルに影響を及ぼすとされる。

リスク評価

影響を受ける Canon のプリンターが、ネットワーク・セーフガード無しでインターネットにダイレクトに公開されている場合において、この脆弱性を悪用する攻撃者は、以下のようなアクションを実行する可能性がある:

  • 任意のコード実行:プリンタを危険にさらし、接続されたネットワークにアクセスする可能性がある。
  • DoS 攻撃の開始:プリンターの機能を停止させ、他のネットワーク・デバイスに影響を与える可能性がある。
脆弱性の影響を受けるモデル

脆弱性 CVE-2024-2184 は、Canon Color imageCLASS/i-SENSYS/Satera/レーザー・プリンターのモデルに影響する:

  • Color imageCLASS/imageCLASS/i-SENSYS/Satera LBP660C/620C Series、Color imageCLASS X LBP1127C、C1127P firmware 12.07 以下
  • Color imageCLASS/imageCLASS/i-SENSYS/Satera LBP670C Series、Color imageCLASS X LBP1333C、C1333P firmware 03.09 以下
  • Color imageCLASS/imageCLASS/i-SENSYS/Satera MF740C/640C Series、Color imageCLASS X MF1127C、C1127i/iF firmware 12.07 以下
  • Color imageCLASS/imageCLASS/i-SENSYS/Satera MF750C Series、Color imageCLASS X MF1333C、C1333i/iF firmware 03.09 以下
緩和策

Canon はユーザーに対して、以下の対策を強く推奨している:

  1. ネットワーク構成の変更:影響を受けるプリンターを、直ちにファイアウォールまたはルーターに隔離し、不正なインターネット・アクセスを制限する。Canon のネットワーク・セキュリティガイダンス:https://psirt.canon/hardening/
  2. ファームウェアの更新:Canon がリリースした最新のファームウェアをインストールする。インターネット経由でファームウェアを更新するには、プリンター本体から以下の手順を実行する:
    1. ホーム画面で【ファームウェアの更新】を選択する。
    2. ライセンス画面が表示されたら、【同意する】を選択する。
    3. 【OK]を選択する。

  1. ホーム画面で[メニュー]を選択する。
  2. 管理設定】を選択する。
  3. リモートUI設定/ファームウェア更新]>[ファームウェア更新]を選択する。
  4. インターネット経由】を選択する。
  5. メッセージを確認し、【はい】を選択する。
  6. ライセンス画面が表示されたら、[OK]を押す。
  7. 【OK】を選択する。
プリンターのセキュリティ対策の重要性

ネットワークに接続されたプリンターは、機密データを保存/処理することが多い。プリンター本体だけではなく、より広範なネットワークへの潜在的な脅威を防ぐためにも、セキュリティ・アップデートを優先的に実行することが不可欠だ。