SkyBridge Router 群の脆弱性 CVE-2024-32850 が FIX:任意のコマンド実行などの恐れ

CVE-2024-32850 (CVSS 9.8): Critical Flaw in SkyBridge Routers Exposes Thousands to Cyberattacks

2024/06/02 SecurityOnline — Seiko Solutions の SkyBridge ルーター群に、深刻な脆弱性 CVE-2024-32850 (CVSS 9.8) が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、リモート・コマンドの実行や、管理者権限の不正取得を可能にするため、あらゆる企業や個人へのサイバー攻撃にいたる恐れがある。


この脆弱性は、ルーターのリモート監視および制御の機能に存在する。したがって、この機能が有効化されている場合には、攻撃者は以下のアクションを可能にする:

  • 任意のコマンド実行:攻撃者により、ルーターの完全な制御が達成される。その結果として、ネットワーク・トラフィックの妨害/機密データの搾取などが発生し、さらにネットワークを攻撃するための踏み台を提供する可能性が生じる。
  • 管理者権限の取得: 攻撃者による、ルーター設定の変更/マルウェアのインストール/正規ユーザーの閉め出しなどが生じる可能性がある。

影響を受けるファームウェアのバージョンは以下の通りである:

  • SkyBridge MB-A100/MB-A110 4.2.2 以下
  • SkyBridge BASIC MB-A130 1.5.5 以下

すでに Seiko Solutions は、この脆弱性に対応するファームウェアのアップデートをリリースしている。影響を受けるルーターを使用している場合は、最新バージョンへの早急なアップデートが推奨される:

  • SkyBridge MB-A100/MB-A110 4.2.3 以降
  • SkyBridge BASIC MB-A130 1.5.7 以降

また、すぐにアップデートができない場合には、以下の回避策が推奨されている:

  • リモート監視/制御の無効化: それにより、攻撃者による脆弱性の悪用を防ぐことができるが、リモート管理の利便性が失われる。
  • 認証/暗号化を有効化:それにより、攻撃者による不正アクセスは困難になるが、完全な防御とならない可能性が残る。

また、緩和策として、インターネットから隔離されたプライベート・ネットワーク上で、脆弱性のあるルーターを操作することも可能だ。