Ivanti Endpoint Manager の脆弱性 CVE-2025-9712/9872 が FIX:リモート・コード実行の可能性

Ivanti Endpoint Manager Vulnerabilities Allow Remote Code Execution by Attackers

2025/09/09 gbhackers — Ivanti が公開したのは Endpoint Manager バージョン 2024 SU3/2022 SU8 に関するセキュリティ・アドバイザリであり、新たに発見された深刻な2件の脆弱性 CVE-2025-9712/CVE-2025-9872 の詳細を説明するものだ。どちらの脆弱性もファイル名の検証不足に起因し、最小限のユーザー操作で、システムの完全な制御を奪われる可能性がある。

脆弱性の概要

これらの脆弱性は、リモート・コード実行 (RCE) の特性を持ち、深刻な影響を及ぼすものだ。この情報が公開された時点で Ivanti は、悪用事例は確認されていないと述べているが、その深刻度と悪用の容易さから、管理者にとって必要なことは、影響が生じるシステムを緊急にアップデートすることだ。

CVE NumberDescriptionCVSS Score (Severity)
CVE-2025-9712Insufficient filename validation in Endpoint Manager before 2024 SU3 Security Update 1 and 2022 SU8 Security Update 2 allows remote unauthenticated code execution. Requires user interaction.8.8 (High)
CVE-2025-9872Same as CVE-2025-9712: insufficient filename validation permitting remote unauthenticated code execution with user interaction.8.8 (High)
影響を受けるバージョンと対策

この脆弱性の影響がおよぶ範囲は、2022 SU8 Security Update 1 以下と 2024 SU3 以下を実行する Endpoint Manager である。すでに Ivanti は、以下のバージョンで修正プログラムをリリースしている。それらの修正プログラムは、Ivanti License System から入手できる。

Product NameAffected Version(s)Resolved Version(s)Patch Availability
Ivanti Endpoint Manager2022 SU8 Security Update 1 and prior2022 SU8 Security Update 2Download available in Ivanti License System (ILS)
Ivanti Endpoint Manager2024 SU3 and prior2024 SU3 Security Update 1Download available in Ivanti License System (ILS)

なお、2022 ブランチは、2025年10月末にサポート終了となる。このブランチを継続利用している組織は、サポート対象バージョンへと移行し、セキュリティ更新プログラムを適用することで、継続的なセキュリティとサポートを維持する必要がある。

推奨事項

管理者に推奨されるのは、以下の項目の実施である。

  • 自社の環境に導入されている Endpoint Manager のバージョンを確認する。
  • ILS ポータルから適切なセキュリティ更新プログラムをダウンロードし、速やかに適用する。
  • ユーザー・アクセス制御とエンドポイント・ポリシーを見直し、潜在リスクを制限する。
  • 2025年10月のサポート終了に合わせ、2022 ブランチの移行計画をスケジュールする。

これらの更新と移行計画の実施により、組織は不正なリモート・コード実行 (RCE) を防御し、エンドポイント管理インフラの整合性を維持できる。