CISA KEV 警告 26/02/12:SolarWinds WHD/Notepad++/Microsoft Config Man/Apple の脆弱性を登録

U.S. CISA adds SolarWinds Web Help Desk, Notepad++, Microsoft Configuration Manager, and Apple devices flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2026/02/13 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、SolarWinds Web Help Desk/Notepad++/Microsoft Configuration Manager/Apple デバイスに関する脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。追加された脆弱性は、以下の通りである。

  • CVE-2024-43468 (CVSS:9.8):Microsoft Config Manager の SQLi 欠陥
  • CVE-2025-15556 (CVSS:7.7):Notepad++ のアップデート整合性欠如
  • CVE-2025-40536 (CVSS:8.1):SolarWinds WHD のセキュリティ制御バイパス
  • CVE-2026-20700 (CVSS:7.8):Apple のバッファ・オーバーフロー

1 つ目は、Microsoft Configuration Manager における SQL Injection 脆弱性 CVE-2024-43468 である。未認証の攻撃者が細工されたリクエストを送信することで、安全でない処理が誘発され、サーバまたは基盤データベース上でのコマンド実行が可能となる。

2 つ目は、Notepad++ Download of Code Without Integrity Check 脆弱性 CVE-2025-15556 である。Notepad++ のバージョン 8.8.9 未満で WinGUp を使用している場合に、アップデートの整合性検証が行われないという欠陥がある。アップデート通信を傍受した攻撃者は、悪意のインストーラを実行させ、ユーザー権限を介して任意コードを実行できる。

3 つ目は、SolarWinds Web Help Desk の、セキュリティ制御バイパスの脆弱性 CVE-2025-40536 である。この脆弱性を悪用する未認証の攻撃者は、Web Help Desk 内の一部の制限機能にアクセス可能となる。攻撃対象は広範ではないが、悪用に成功した攻撃者は、機微な機能の露出およびアプリケーション全体のセキュリティ態勢の弱体化を引き起こせる。

4 つ目は、Apple の Multiple Buffer Overflow 脆弱性 CVE-2026-20700 である。先日に Apple は、 iOS/iPadOS/macOS/watchOS/tvOS/visionOS 向けにアップデートを公開し、実際に悪用されているゼロデイ脆弱性 CVE-2026-20700 を修正した。この脆弱性は、Apple の Dynamic Link Editor (dyld) におけるメモリ破損の問題であり、脆弱なデバイス上での任意のコード実行を許すものである。この脆弱性を発見したのは、Google の Threat Analysis Group であり、国家に支援されるアクターもしくは商用スパイウェア・ベンダーにより、実環境攻撃で悪用された可能性が示唆される。

Binding Operational Directive (BOD) 22-01: Reducing the Significant Risk of Known Exploited Vulnerabilities によると、FCEB 機関はカタログに掲載された脆弱性に対して、指定された期限までに対応し、自組織ネットワークを保護する必要がある。

CISA は連邦機関に対し、2026年3月5日までに、当該脆弱性を修正するよう命じている。ただし SolarWinds の CVE-2025-40536 については、2026年2月15日までの対応が求められている。

専門家たちは民間組織に対しても、KEV カタログを確認し、自社インフラに存在する脆弱性へ対応することを推奨している。