Mitel PBX-to-Internet ゲートウェイの脆弱性:増幅率 40億倍の DDoS の原因

Hackers Abuse Mitel Devices to Amplify DDoS Attacks by 4 Billion Times

2022/03/09 TheHackerNews — 脅威アクターたちは、インパクトの強い反射/増幅の方式を悪用し、4,294,967,296 対 1 という記録的な増幅率で、最大 14時間にわたる持続的な分散サービス妨害 (DDoS) 攻撃を行うことが確認されている。この、TP240PhoneHome (CVE-2022-26143) と名付けられた攻撃ベクターは、ブロードバンド接続 ISP/金融機関/物流会社/ゲーム会社などの組織を標的とした、大規模な DDoS 攻撃を行う武器として利用されてきた。

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ファイアウォールやミドルボックスは DDoS の最終ウェポン?

Attackers Can Weaponize Firewalls and Middleboxes for Amplified DDoS Attacks

2021/08/16 TheHackerNews — ミドルボックスや検閲インフラにおける TCP プロトコルの実装上の弱点は、反射型サービス拒否 (DoS) 攻撃を行うベクトルとして武器になることであり、しかも、これまでの UDP ベースの増幅要因を上回る可能性をもたらすことだ。メリーランド大学とコロラド大学ボルダー校の研究者グループが、USENIX Security Symposium で発表した Volumetric 攻撃は、ファイアウォールや、侵入防止システム、DPI (Deep Packet Inspection) ボックスなどの、TCP 非準拠ネットワーク・ミドルボックスを用いてトラフィックを増幅するものであり、数十万の IP アドレスで DNS / NTP / Memcached を上回る増幅率を実現する。

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