CrowdStrike 障害:Microsoft の計画は安全なカーネル・アクセスの推進にあるのか?

Microsoft’s Take on Kernel Access and Safe Deployment Following CrowdStrike Incident

2024/10/10 SecurityWeek — 2024年7月に CrowdStrike が原因となり発生した、大規模な Windows BSOD 障害の影響が落ち着きを見せる中で、再発を防ぐ方策の在り方が、いまの論点となっている。Microsoft Virus Initiative (MVI) サミットが開催され、CrowdStrike も含まれるメンバーたちが集まり協議したが、この問題に単純な解決策はない。SecurityWeek は、Microsoft の VP enterprise/OS security である David Weston にインタビューを行い、Microsoft の現在の考え方と計画について聞き出した。

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CrowdStrike 障害の余波:Windows カーネル連携方法の再設計を Microsoft が発表

Post-CrowdStrike Fallout: Microsoft Redesigning EDR Vendor Access to Windows Kernel

2024/09/13 SecurityWeek — Microsoft が発表した計画は、CrowdStrike のアップデートの不具合により、7月に発生した世界的な IT 障害に対応するものであり、Windows カーネルとマルウェア対策製品との連携方法を再設計するものである。現時点においては、この再設計に関する技術的な詳細は公表されていない。しかし Microsoft は、セキュリティ・ベンダーが “outside of kernel mode” を活用するための、新たなプラットフォームとしての機能を Windows 11 に搭載し、ソフトウェアの信頼性を確保する予定だとしている。

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