Tesla が上海にデータセンターを建設する理由とは?

Tesla promises new China data centre as Beijing lays down the law on local storage of EV data

2021/04/21 SCMP — Elon Musk が立ち上げた電気自動車メーカーの Tesla だが、個人情報の取り扱いについて世間の注目が集まる中、6月末までに上海にデータセンターを建設し、同社の電気自動車から収集したデータを取り扱うことになった。

このニュースは、中国政府と Tesla の関係を調整する Grace Tao が、月曜日の中国新聞 21st Century Business Herald を引用しながら確認したものだ。同紙が行った電子メールによるコメント要求に対して、すぐに Tesla が応じることはなかった。また、中国国内で Tesla の車両から収集されたデータは、同国内に保存されていると記者団に語った数日後に、Grace Tao は発言している。つまり、Tesla 車に搭載されたカメラへの懸念から、中国軍の施設への入場が禁止された直後のものとなる。この3月に北京で開催された、政府系フォーラムのテレビ会議で Elon Musk は、「Tesla 車が中国でのスパイ活動に使われることなない」と述べている。

この記事は、自律走行車などに関する法的枠組みを構築する点で、中国は世界と同じ方向を目指していますが、ユーザー・データの法的保護という点では異なると指摘しています。特に中国では、位置情報はセンシティブなものと、これまでも考えられてきました。たとえば、2013年に Coca Cola が効率化のために、トラックにGPSトラッカーを搭載することを決定した際には、センシティブな地域の地図を違法に作成したとして、調査を受けることになりました。King & Wood Mallesons の Mark Schaub と Atticus Zhao は、「中国当局にとって、スマートカーのデータが海外に送信されることは、さまざまな理由から問題となるだろう」と述べています。

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