Microsoft Exchange の Hotfix がリリース:2024年3月の月例で生じたバグに対応

Microsoft releases Exchange hotfixes for security update issues

2024/04/23 BleepingComputer — Microsoft がリリースしたのは、March 2024 Patch Tuesday をインストールした後であっても、Exchange サーバに影響を及ぼす複数の既知の問題に対する Hotfix 更新プログラムである。April 2024 HU はオプションだが、ECC証明書 と Hybrid Modern Authentication (HMA) for OWA/ECP のサポートも追加されている。


March 2024 SU をインストール済みで、オプションの更新プログラムで修正された既知の問題が発生していない場合と、新機能が不要な場合には、次回の Exchange Server SU を待てばよく、そこに、この Hotfix も含まれるという。

Exchange チームは、「April 2024 HU には、March 2024 SU と同じセキュリティ。アップデートが含まれており、March 2024 SU の既知の問題にも対応している。つまり、March 2024 SU をインストールしていない場合であっても 、April 2024 HU をインストールすることで、スキップが可能になる」と述べている。

今月の Hotfix で Microsoft は、一部の Outlook において、ダウンロード・ドメインが期待通りに機能しなくなるという、既知の問題を修正した。それにより、Outlook on the Web (OWA) でインライン画像が表示されないケースや、OWA クライアントを介した添付ファイルのダウンロードが不能というケースが生じていた。

また、Outlook on the Web (OWA) で、「このドキュメントが開けない」というエラーが発生するケースや、Microsoft Word 文書のプレビューがブロックされるバグにも対処した。

March 2024 Patch Tuesday セキュリティ更新プログラムにより引き起こされ、April 2024 の Exchange Hotfix で対処された問題には、以下の項目も含まれる:

OWA のカレンダー印刷において、CTRL+P キーボード・ショートカットだけが印刷を可能にするという問題については、Microsoft は引き続き修正に取り組んでいる。

April 2024 Hotfix は、Exchange Server 2019 CU13/ CU14 と、Exchange Server 2016 CU23 で利用可能だ。

2024年1月に Microsoft は、Exchange Server 2019 のメインストリーム・サポートの終了を発表した。そして、発見された最新のセキュリティ問題を修正するパッチはリリースし続けるが、バグ修正や設計変更要求 (DCR) のリクエストは受け付けなくなると述べている。

Exchange Server 2016 は、2020年10月にメインストリーム終了日を迎えたが、Exchange Server 2019 と同様に、2025年10月まで延長サポート中である。

現時点における Microsoft のドキュメント・サイトでは、Microsoft 365 へ向けた移行情報が提供され、グローバル管理者がExchange Online での移行パスを決定するためのガイダンスが提供されている。