Zoom for Windows の脆弱性CVE-2025-49464/46789 が FIX:DoS 攻撃の可能性

Zoom Clients for Windows Vulnerability Exposes Users to DoS Attacks

2025/07/08 CyberSecurityNews — Zoom for Windows クライアントで発見された、2件の脆弱性を悪用する攻撃者は、サービス拒否 (DoS) 攻撃を可能にすることが明らかになった。これらの脆弱性は、セキュリティ研究者 fre3dm4n により報告されており、それぞれが CVE-2025-49464CVE-2025-46789 として追跡されている。どちらの脆弱性の深刻度も、CVSS スコア 6.5 (Medium) と評価されている。

脆弱性の性質

これらの脆弱性は、Zoom に存在する古典的なバッファ・オーバーフローに起因するものだ。この問題を悪用するネットワーク・アクセス権を持つ攻撃者は、Zoom クライアントのサービス可用性を阻害し、DoS 状態を引き起こせるという。

CVSS ベクターは、共に CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H であり、可用性への影響が High であることを示す一方で、機密性や完全性への影響は生じない。低権限での攻撃が可能であり、ユーザー操作も不要である。業務上の不可欠な通信手段として、Zoom を利用する組織にとって、サービス中断のリスクは重大である。

これらの脆弱性は、複数の Zoom for Windows に関連するものであり、それぞれの CVE が影響を及ぼすバージョンは、以下のとおりである。

  • CVE-2025-49464:
    • Zoom Workplace for Windows バージョン 6.4.0 未満
    • Zoom Workplace VDI for Windows バージョン 6.3.10 未満(6.1.7/ 6.2.15 を除く)
    • Zoom Rooms for Windows バージョン 6.4.0 未満
    • Zoom Rooms Controller for Windows バージョン 6.4.0 未満
    • Zoom Meeting SDK for Windows バージョン 6.4.0 未満
  • CVE-2025-46789:
    • Zoom Workplace for Windows バージョン 6.4.5 未満
    • Zoom Workplace VDI for Windows バージョン 6.3.12 未満(6.2.15 を除く)
    • Zoom Rooms for Windows バージョン 6.4.5 未満
    • Zoom Rooms Controller for Windows バージョン 6.4.5 未満
    • Zoom Meeting SDK for Windows バージョン 6.4.5 未満

すでに Zoom は、これらの脆弱性を認識し、修正済みバージョンを公開している。ユーザーに対して強く推奨されるのは、最新版への速やかなアップデートにより、システムの保護とサービスの可用性を確保することだ。そのためのアップデートは、Zoom の公式ポータルより入手できる。

最新の状態にソフトウェアを保つことは、組織や個人の通信を妨害しうる潜在的な攻撃から身を守るための、重要かつ基本的な対策である。

多くの組織にとって、リモートワークやオンライン会議は不可欠なものとなっている。そのような状況において、古典的とも言えるバッファ・オーバーフロー脆弱性が浮き彫りにするのは、広く使用される通信ツールの、セキュリティ確保における継続的な課題である。

この種の問題が、迅速に対処されない場合には、重大なリスクを引きずることになる。特に、大規模なチームや機密性の高い業務を担う Zoom ユーザーにとって、アップデート状況の監視と、セキュリティ・パッチの即時適用は不可欠なタスクである。