ConnectWise が警告:ScreenConnect のリモート・アクセス欠陥とパッチ適用までの対策

ConnectWise Warns of New ScreenConnect Remote Access Flaw – Released Mitigation Steps

2026/09/07 CyberSecurityNews — ConnectWise が公表したのは、ScreenConnect Remote Access の Support/Access Session に存在するファイル転送機能に関連するセキュリティ問題であり、顧客に注意を呼びかけている。この問題は、ScreenConnect のクラウド・ホスト型/オンプレミス型デプロイメントに影響を及ぼすものであり、現時点で ConnectWise は恒久的な修正を開発中であることから、その間に必要となる暫定的な緩和策に関するガイダンスが公開されている。

2026年9月3日に公開されたアドバイザリには CVE ID が記載されておらず、ConnectWise は、クラウド環境へのアップデート展開完了後 1 週間以内に CVE と正式なパッチ適用済みリリースを公開する予定としている。また、この問題は ScreenConnect に関連付けられていた CW Remote Access のうち、特に Support/Access Session に影響を及ぼすが、ファイル転送機能が悪用される可能性/想定される攻撃シナリオ/実環境での悪用の有無については、技術的な詳細は公表されていない。

そのため、現時点で同社がパートナー/管理者に求めているのは、技術者のファイル転送権限を直ちに制限することだ。このリモート・アクセス・プラットフォームを悪用する攻撃者が、管理対象エンドポイント/内部システム/機密性の高い顧客環境へ直接アクセスする可能性があるため、価値の高い攻撃対象となる。

ConnectWise が暫定的な緩和策を公開

このアドバイザリは、ConnectWise のクラウド・インフラストラクチャを介してデプロイされた ScreenConnect リモート・アクセス・インスタンス/セルフ・ホスト型インストールの双方が対象となる。リモート・サポートに ScreenConnect を使用している組織は、環境全体のユーザー・ロール/セッション・グループ/ファイル転送権限を確認したうえで、正式なアップデートがリリースされるまでの間、技術者のファイル転送アクセスを制限することが求められる。

この変更においては、ScreenConnect のアップグレード/新しいバージョンのインストールが不要であり、正式な修正が提供されるまでの暫定的な対策として実施できる。

具体的には、管理者が ScreenConnect の管理ページへログインし、セキュリティ/ロール・セクションでユーザーに割り当てられた全ロールを編集して、権限が設定されているセッション・グループを確認する。Scoped Permissions Window で TransferFiles 権限が有効化されている場合は無効化し、古い ScreenConnect バージョンで TransferFilesInSession 権限が使用されている場合も同様に無効化した上で、更新したロール設定を保存し、クラウド・テナント/オンプレミス型インストールで定義されている全ロールについて同じ確認と設定変更を行う。

これらの権限を無効化することで、影響を受けるリモート・アクセス・セッションを介したファイル転送が防止されるが、その一方で、ファイル転送に依存するサポート・ワークフローが一時的に中断される可能性があるため、運用への影響を考慮する必要がある。それでも、ConnectWise が最終的な修正をリリースするまでの間、攻撃対象領域を縮小できることから、暫定的な緩和策として有効である。

ConnectWise によると、同社はファイル転送機能の根本的な問題に対する修正を開発しており、アップデートが利用可能になった時点で追加のガイダンスを公開する予定である。また、クラウド環境への展開が完了した後に CVE ID も割り当てる予定であるため、ユーザー組織にとって必要なことは、パッチ適用済みリリース/CVE の詳細/影響を受けるバージョン/新たな検知と対応のガイダンスなどを、ConnectWise のアドバイザリ・ページで継続的に監視することである。

  1. ScreenConnect の管理ページへログインする。
  2. Administration > Security > Roles へ移動する。
  3. ScreenConnect のユーザー/技術者に割り当てられている各ロールを編集する。
  4. 対象となるすべてのセッション・グループを確認し、Scoped Permissions を開く。
  5. TransferFiles、または Legacy Version の場合は TransferFilesInSession を無効化する。
  6. 変更を保存する。
  7. 設定されているすべてのロールに対して同じ手順を繰り返す。

セキュリティ・チームに強く推奨されるのは、管理者アカウントの確認/認可されたユーザーだけに特権ロールが割り当てられていることの確認/異常なファイル転送の試行や予期しないロール権限の変更を検出するためのリモート・サポート活動の監視を行うことである。