DDoS Attack Takes Ubuntu Websites and Security Services Offline for Over 4 Hours
2026/10/13 gbhackers — Ubuntu と Canonical の Web サイトが DDoS 攻撃を受け、公開 Web サイトやセキュリティ情報サービスへのアクセスが 4時間12分にわたって妨害されたが、すでに問題は解消されている。今回の攻撃は、canonical.com/ubuntu.com/blog.ubuntu.com/developer.ubuntu.com などの主要ドメインに加え、Ubuntu Security API やセキュリティ通知ページにも影響を及ぼした。

OMG! Ubuntu の報道によると、障害発生中も Ubuntu のパッケージ・リポジトリ/インストール・イメージ/Personal Package Archives (PPA) は影響を受けなかったという。その一方で Canonical は、「一部の Web サイトが、断続的に利用できない状態になる可能性がある」と警告し、同社のチームはアクセスに関する復旧作業を進めていたが、当初において復旧予定時刻は明らかにされなかった。
DDoS 攻撃で Ubuntu の Web サイトがダウン
今回の障害は Ubuntu の公式 Web サイトだけでなく、セキュリティ情報を公開するサービスにも及び、Ubuntu Security API やセキュリティ通知ページへのアクセスが妨害された。その一方で、Ubuntu のパッケージ・リポジトリは影響を受けなかった。
インシデントの発生中も、Ubuntu PPA/CD イメージサーバ/Launchpad/Snap Store/Ubuntu Single Sign-On は正常に稼働していたと報告されており、Ubuntu のインストールやイメージのダウンロードにも影響しなかったことから、5月の攻撃時に発生したような広範囲のサービス障害には至らなかった。
このように、脆弱性情報を提供するサービスが停止しても、ソフトウェア・パッケージやアップデートの入手には影響しない場合がある。一方、報道では、今回のインシデントは分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃であると説明されている。
しかし、攻撃トラフィックの量/使用されたプロトコル/攻撃インフラに加えて、攻撃への技術的な緩和策については具体的な情報が明らかにされていない。そのため、対象サービスを過負荷状態に陥れた攻撃者が、アプリケーション層に対するリクエスト攻撃やリフレクション攻撃などを用いたのかどうかも不明である。
2026年5月に発生して、広範囲に影響を及ぼしたインシデントに、今回の障害は続くものである。5月のインシデントについて Canonical は、「国境を越えて継続的に行われた攻撃」と表現していた。その時には、主要な Web サイトやブログに加え、Launchpad PPA/Ubuntu Single Sign-On/メーリングリスト/署名鍵/Snap Store が影響を受けた。一方、Ubuntu の分散配置された APT リポジトリには影響がなかったと報告されていた。この攻撃の後に Canonical は、事後レビューを実施して得られた教訓を整理し、インフラの強化に取り組んだ。
しかし、10月の攻撃による影響範囲が、比較的限定的だったという内容だけでは、どの防御策が有効だったのか、あるいは 5月のインシデント後に実施した対策が、今回の攻撃による影響を抑えたのかを判断できない。現時点で公開されている報道にも、両インシデントを技術的に比較した情報は含まれていない。
10月の障害は、発生から 4時間12分後に復旧したと報告されている。一般公開されている Web サイトやセキュリティ情報サービスでは障害が発生したが、パッケージ・リポジトリやソフトウェア配布サービスは引き続き利用できた。この点はシステム管理者にとって重要である。
今回の報道では、10月の攻撃に関与した攻撃者や、その動機は明らかにされていない。Canonical と Ubuntu の一部の Web サービスでは、可用性が損なわれたが、その後に障害は解消されている。インシデントへの対応中において、サービスの稼働状況を確認するユーザーは、Canonical のステータス・ページで最新情報を確認するよう案内されていた。
Canonical が展開する Ubuntu の公式 Web サイトに対する、分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃の動向が示されています。背景には、インターネット上の公開サービスを標的とした悪質なトラフィックの増大があり、製品の主要ドメインやセキュリティ通知機能が一時的に機能不全に陥る問題が生じました。影響として、利用者向けの案内ページや API へのアクセスが阻害された一方、ソフトウェアのパッケージ・リポジトリやインストールイメージの配布処理は正常に維持されたことが確認されています。対応策として、ステータスページによる正確な状況把握/可用性確保に向けたインフラの継続的な管理/多層的な防御体制の維持が求められます。
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