Next-Generation Firewall とは?従来型との比較とメリット/デメリット

What is a next-generation firewall (NGFW)?

2025/06/02 techtarget — NGFW (next-generation firewall) とは、従来からのファイアウォール機能と、新たな能力を組み合わせるネットワーク・セキュリティ・デバイスであり、高度なサイバー攻撃を検知/阻止するものだ。NGFW は、ハードウェア/ソフトウェア/クラウドをベースに展開される。サイバー攻撃を検知/阻止するために、アプリ/ポート/プロトコルのレベルでセキュリティ・ポリシーを適用する、従来からのファイアウォールの機能に加え、以下の高度な能力を備えている。

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Palo Alto – Expedition Tool の複数の脆弱性が FIX:バージョン 1.2.101 未満は EoL

Mutiple Vulnerabilities Found in Palo Alto Networks Expedition Tool

2025/01/08 SecurityOnline — Palo Alto Networks が発行したのは、Expedition 移行ツールに存在する複数の脆弱性に対処するセキュリティ・アドバイザリである。これらの脆弱性を悪用する攻撃者は、機密データの漏洩を達成し、影響を受けるシステム上での不正な操作の可能性を手にする。Expedition (旧称 Migration Tool) は、Palo Alto Networks の NGFW (next-generation firewall) プラットフォームへの移行を支援するために設計された、無料のユーティリティである。

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Palo Alto ファイヤーウォールの脆弱性 CVE-2024-0012 に待望のパッチ適用:すでに攻撃も確認

Palo Alto Networks patches two firewall zero-days used in attacks

2024/11/18 BleepingComputer — Palo Alto Networks がリリースした、待望のセキュリティ・アップデートは、Next-Generation Firewalls (NGFW) で積極的に悪用されている、2件のゼロデイ脆弱性に対するものである。1つ目の脆弱性 CVE-2024-0012 は、PAN-OS 管理 Web インターフェイスで発見された認証バイパスの欠陥である。それを悪用するリモート攻撃者は、認証およびユーザー・インタラクションを必要とせずに、管理者権限の取得を可能にする。2つ目の脆弱性 CVE-2024-9474 は、PAN-OS 権限昇格の脆弱性であり、悪意の PAN-OS 管理者も対して、ファイヤーウォール上でのルート権限によるアクションを許すものとなる。

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Palo Alto の脆弱性 CVE-2024-3400:Siemens 製品に影響をおよぼすことが判明

Siemens Industrial Product Impacted by Exploited Palo Alto Firewall Vulnerability

2024/04/23 SecurityWeek — 最近に公表された Palo Alto ファイアウォールの脆弱性 CVE-2024-3400 は、遅くとも1ヶ月前から攻撃で悪用されており、 Siemens の産業用製品の1つに影響が生じたことが判明した。4月19日に公開したアドバイザリで Siemens は、Palo Alto の NGFW (Next-Generation Firewall) でコンフィグレーションされた、同社の Ruggedcom APE1808 デバイスが、CVE-2024-3400 の影響を受けている可能性があることを明らかにした。

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SonicWall NGFW の DoS/RCE 脆弱性:178,000 台以上の脆弱なアプライアンスと PoC エクスプロイト

Over 178K SonicWall firewalls vulnerable to DoS, potential RCE attacks

2024/01/15 BleepingComputer — SonicWall Next-Generation Firewalls (NGFW) の、管理インターフェイスがオンラインで公開されている 178,000 台以上のファイアーウォールにおいて、 DoS (Denial-of-Service) 攻撃および RCE (Remote Code Execution) 攻撃が起こり得ることが、セキュリティ研究者たちにより発見された。これらのアプライアンスには、2つの DoS 脆弱性 CVE-2022-22274/CVE-2023-0656 が存在している。そして、1つ目の脆弱性は、リモート・コード実行につながる可能性もあるという。

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Cisco FDM の欠陥によりマネージド・サービス・プロバイダーが危険に?

MSSPs Particularly Vulnerable to Cisco FDM Flaw

2021/08/10 SecurityBoulevard — 先日に公開された Cisco Firepower Device Manager (FDM) の脆弱性により、脅威にさらされる可能性があるのは、MSSP (Managed Security Services Providers) だと考えられる。Salt Security の Technical Evangelist である Michael Isbitski は、「顧客の Cisco Firepower NGFW (Next Generation Firewalls) のインスタンスを管理するために、MSSP たちは Cisco Firepower Device Manager (FDM) を運用しているかもしれない」と述べている。

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