Firebrick Ostrich という BEC グループ:オープンな情報を悪用して大成功

BEC Group Uses Open Source Tactics in Hundreds of Attacks

2023/02/01 InfoSecurity — これまでの2年間において、かなり素朴な手法で数百人の被害者をターゲットにし、大きな成功を収めた BEC グループについて、セキュリティ研究者たちが警告している。Abnormal Security が Firebrick Ostrich と名付けられたグループは、2021年4月以降において、少なくとも 347件のキャンペーンを展開してきた。正確な成功の確率は不明だが、そのヒット率に関しては、大規模という言葉で表現されている。Firebrick Ostrich は、政府の Web サイトを詳細まで調べ、既存の契約/ベンダー情報/ベンダー総数を確認するなど、オープンな情報源を調査してきた。

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再生可能エネルギー産業を標的とする、大規模なサイバー・スパイ・キャンペーン

Cyber espionage campaign targets renewable energy companies

2022/01/17 BleepingComputer — 再生可能エネルギーや産業技術gy連の組織を主たる対象とした、大規模なサイバー・スパイ・キャンペーンが 2019年頃から活動を開始し、世界の 15以上の組織を標的にしていることが判明した。このキャンペーンを発見したのは、Curated Intelligenceトラスト・グループのセキュリティ研究者である William Thomas であり、DNS スキャンやパブリック・サンドボックス・サブミッションといった、OSINT (open-source intelligence) 技術を用いたとのことだ。

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