EC と EU の政府機関を狙うサイバー攻撃とは

European Commission, other EU orgs recently hit by cyber-attack

2021/04/06 BleepingComputer — European Commission (EC) の報道官によると、European Union (EU) における複数の組織が、この 3月にサイバー攻撃を受けたという。この IT セキュリティ・インシデントは、EU における複数の機関・団体・組織の IT インフラに影響を与えている。

同報道官は、「CERT-EU だけではなく、すべての機関や組織の Computer Emergency Response Team (CERT) や、影響を受けた IT ベンダーたちと緊密に協力している。European Commission は、24時間365日の監視サービスを設置し、積極的に緩和策を講じている。これまでのところ、重大な情報漏洩は検出されていないが、侵入対するフォレンジック分析は初期段階にあり、確実な情報は得られていない」と述べている。

European Banking Authority (EBA) の Exchange Server も、3月に侵入を許してしまい、すべての電子メールシステムを停止するという必要に迫られたと、この記事は指摘しています。また、European Medicines Agency (EMA) の 1月の発表によると、昨年12月に Pfizer/BioNTech の COVID-19ワクチン・データがネット上に流出しているようです。その後の更新で EMA は、ワクチン・データの一部が犯罪者により加工され、ネット上に流出したため、国民の信頼が損なわれたと表明しています。まさに、経済と健康の核心を突くサイバー攻撃であり、複雑化する世界の危機とも言える状況です。時代は常に過渡的であり、安住の地へは永遠にたどり着けないと、割り切るべきなのでしょう。

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