オンライン詐欺の動向:偽 Eショップ/性的脅迫/偽技術サポートが急増 – Norton 調査

Scams Now Make Up 75% of Cyber-Threats

2023/09/21 InfoSecurity — Norton の最新データによると、2023年上半期において、デスクトップを標的とする脅威の 75% を、人為的な操作を伴う詐欺が占めているという。コンシューマ向けのセキュリティ・ベンダーである Norton は、Consumer Cyber Safety Pulse レポートを作成するために、トラッキング/ブロックにおける独自のデータを分析した。その結果として、2023年上半期に 15億件以上の脅威をブロックしたが、そこに含まれるものとして、800万件のフィッシング試行および、350万件のデスクトップ脅威、約 33,000件のモバイル脅威があると主張している。


Norton によると、特に3種類の詐欺行為が増加したという:

Eショップ詐欺:偽のオンライン・ショップを作り、人気商品を大幅値引きして買い物客を誘う。しかし、商品が届けられることはなく、詐欺師は被害者のカード情報と支払いを持ち去ってしまう。

性的な脅迫:身代金を払わなければ、被害者にとって厄介な情報を公開すると脅す。多くの場合において、Web カメラで画像や動画を撮影したと主張する。

技術サポート詐欺:信頼できる企業の技術サポート担当者を装う詐欺師が、被害者を騙してコンピュータへのリモートアクセスを許可させ、財務データおよび金銭を窃取という、典型的な詐欺。

Norton のセキュリティ・エバンジェリストである Luis Corrons は、「詐欺師たちが被害者をおびき寄せるために、昔ながらの手法が多用されるという傾向がある。ただし現代社会においては、このような手口をより現実的なものにするために、より洗練された武器を自由に使えるようになっている。たとえば AI を悪用することで、犯罪者たちは詐欺の信憑性を高めている。驚くほどリアルな詐欺を作り出し、より説得力を高め、また、発見を難しくしている」と述べている。

Norton のデータは、他社の証拠により部分的に裏付けられている。2023年8月に ESET は、2022年上半期と2023年上半期を比較し、性的脅迫メールが 178% も増加していることを公表している。この、新しいカテゴリーが、最大の脅威だと述べている。