Cisco Expressway の脆弱性 CVE-2024-20252/CVE-2024-20254 などが FIX:ただちにパッチを!

Critical Cisco bug exposes Expressway gateways to CSRF attacks

2024/02/07 BleepingComputer — Cisco Expressway シリーズ・コラボレーション・ゲートウェイに影響を及ぼす、複数の脆弱性に対してパッチが適用された。そのうちの2つは、深刻度が Critical と評価されるものであり、脆弱なデバイスがクロス・サイト・リクエスト・フォージェリ (CSRF) 攻撃にさらされる可能性がある。

この CSRF の脆弱性を悪用した攻撃者は、認証済みユーザーを騙すことで、悪意のリンクをクリックさせ、また、攻撃者が管理する悪意の Web ページにアクセスさせる。それにより、新しいユーザー・アカウントの追加/任意のコード実行/管理者権限の獲得不正取得などの、悪意のアクションを実行させる。

今日にパッチが適用された、深刻な CSRF 脆弱性 CVE-2024-20252/CVE-2024-20254 の悪用に成功した未認証の攻撃者は、Expressway ゲートウェイをリモートで攻撃することが可能になる。

Cisco は、「攻撃者は、API のユーザーを欺いて細工されたリンクを踏ませることで、これらの脆弱性を悪用できる。悪用に成功した攻撃者は、影響を受けるユーザーの特権レベルを介して、任意のアクションを実行する可能性を持つ。影響を受けるユーザーが、管理者権限を持っている場合には、これらの悪意のアクションに含まれるものとして、システムの設定の変更や、新しい特権アカウントの作成などが挙げられる」と述べている。

CVE-2024-20255として追跡されている3つ目の CSRF セキュリティ・バグも、脆弱なシステムの設定を変更し、サービス拒否状態を引き起こすために悪用される可能性がある。

なお、脆弱性 CVE-2024-20252 は、CDB (cluster database) API 機能が、ON に設定されているゲートウェイを攻撃する際に悪用が可能でああるが、脆弱性 CVE-2024-20254/CVE-2024-20255 は、デフォルト設定の Cisco Expressway シリーズ・デバイスに影響を及ぼす。

Cisco Expressway Series ReleaseFirst Fixed Release
Earlier than 14.0Migrate to a fixed release.
14.014.3.4
15.0Not vulnerable.

同社によると、Cisco TelePresence Video Communication Server (VCS) ゲートウェイは、2023年12月31日にサポート終了日を迎えていることから、今回の3件の脆弱性に対応するセキュリティ・アップデートはリリースされないという。

Cisco のPSIRT チームは、これらの脆弱性を標的とした PoC エクスプロイトや悪用の試みについて、形跡を発見していないと述べている。

2024年1月にも Cisco は、未認証のリモート攻撃者によりルート権限を取得される可能性のある、Unity Connection の深刻なバグにパッチを適用し、Unified Communications Manager (CM) および Contact Center Solutions に、深刻度の高いモートコード実行の欠陥があることを警告した。

2023年10月にも Cisco は、1週間以内に5万台以上の IOS XE デバイスを危険にさらした、2件のゼロデイ脆弱性に対するセキュリティ。パッチをリリースしている。

ハッカーたちは昨年、IOS/IOS XE のゼロデイ脆弱性を悪用することで、任意のコード実行/脆弱なシステムの完全な制御/サービス拒否 (DoS) などを引き起こしていた。